岡山県真庭市は、立木を間引く際にできる間伐材を燃料にした国内最大のバイオマス(生物由来の資源)発電所建設に乗り出す。官民共同で出資して発電会社を設立し、市内の一般世帯数を上回る2万戸を賄える電力(出力1万キロワット)を発電する。担い手の高齢化で手入れされない森林の荒廃は深刻だが、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度が今年7月に始まったのを機に、まちぐるみで雇用創出と森林再生につなげる新しい林業モデルの確立に挑む。 同市は面積の7割が森林で製材業者約30社も集まる。00年代から製材くずを固めたペレットや間伐材を燃料に活用し、市内のエネルギー消費の1割を森林資源に頼るバイオマスタウンの先進地になった。 発電は、製材くずを原料とした固形燃料・ペレット製造国内最大手の地元集成材メーカー「銘建工業」が提案した。真庭森林組合▽製材業者で作る真庭木材事業協同組合▽真庭市などが会社設立に加わる。資本金は
林業・木材製造業労働災害防止協会は、林業と木材製造業の事業主が、作業者の協力のもとに行う自主的な労働災害防止活動の促進を通じて、安全衛生の向上を図り、労働災害の絶滅を目指すことを目的に、労働災害防止団体法に基づき、昭和39年(1964年)9月1日に労働大臣(現:厚生労働大臣)の許可により設立されました。 安全衛生管理活動 安全衛生教育 調査研究活動 安全衛生意識の向上と広報普及活動 〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館13階 TEL 03-3452-4981 個人情報保護方針 サイトポリシー リンク サイトマップ Copyright© 2022 Forestry and Timber Manufacturing Safety & Health Association. All Rights Reserved
独立行政法人物質・材料研究機構 NIMS ハイブリッド材料ユニット細田 奈麻絵グループリーダーらは、優れた接着性を持つ「昆虫の足」の研究において、大気中で生息するハムシが、「泡を利用して水中歩行できる」ことを発見した。 独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝) のハイブリッド材料ユニット (ユニット長 : 香川豊) の細田 奈麻絵グループリーダーらは、循環型社会に必要な環境調和型技術として「接着と分離を繰り返せる未来の接合技術」について開発研究を行っている。 優れた接着性を持つ「昆虫の足」の研究において、大気中で生息するハムシが、「泡を利用して水中歩行できる」ことを発見した。 細田らは、その機構を解明して「水中接着機構」を開発しており、この成果は環境調和型技術を実現する技術として発展が期待されるとともに、環境影響化学物質を使用しないクリーンな水中接着への応用も考えられる。
法務省入国管理局は2012年8月6日から、成田空港と羽田空港の出入国審査場で、新型の「自動化ゲート」(写真)を活用した出入国手続きの実証実験を始めた。「顔認証技術」を採用して出入国審査を自動化。混雑しがちな繁忙期の出入国審査をスムーズにする狙いがある。(顔認証・認識の関連記事1、関連記事2) 対象となるのは、ICチップ内蔵パスポート(IC旅券)を持つ日本人。2006年から発行が始まったIC旅券には、パスポートに印刷された顔写真のデジタルデータが格納されている。新しい自動化ゲートでは、ゲートのカメラで撮影する写真データと、ゲートで読み取らせたIC旅券の写真データを顔認証技術で照合する。同一人物だと判定されれば即時に審査が完了する。 利用に当たって事前登録は必要ない。現在、旧方式の自動化ゲートが成田・羽田・中部・関西の4空港の出入国審査場に1台ずつ設置されているが、事前にパスポートや指紋情報を
クラウドを使ったシステム開発では、従来のアーキテクチャー設計の常識は通用しない。性能・信頼性・セキュリティを高め、コストを下げる。クラウドとオンプレミスでシステムを連携させる――。こうした課題を解決するアーキテクチャーの工夫がある。今回は、システム連携の勝ちパターンとして「送信前データ削減」「統合ジョブ管理」「マスター不要」を取り上げる。 パターン名:送信前データ削減 解決される課題 オンプレミスとクラウド間でデータ連携する際に、ネットワークがボトルネックになることがある。その場合に、ネットワークを増強せず、性能低下を回避したい。 概要 オンプレミスからクラウド上のシステムにデータを送信する際、事前にデータを加工しサイズを小さくする。これにより、ネットワークがボトルネックになり、システム全体の性能が低下することを防ぐ。 例えば、次のようなアーキテクチャーにする。オンプレミスにある業務サーバ
教育におけるコンピューター活用をテーマにした「2012 PCカンファレンス」の中で2012年8月4日、「すぐそこまできた『未来の教室』を創造する」と題した国際シンポジウムが開催された。特定の学年の全ての生徒にパソコンを配布したオーストラリアニューサウスウェールズ州や、総務省が手がける「フューチャースクール推進事業」などの事例を基に、担当者が成果や問題点を発表した。司会は酪農学園大学環境システム学部地域環境学科フィールド情報学研究室の森夏節教授。助言者として早稲田大学教育・総合科学学術院教職研究科の武沢護客員准教授も参加した。 オーストラリア側として、レノボ・オーストラリア・アンド・ニュージーランドでアカウントエグゼクティブを務めるデビッド・ロング氏とニューサウスウェールズ州政府情報教育担当の葉子・ニシムラ・パーク氏が登壇した。ニューサウスウェールズ州では、「DER(デジタル・エデュケーショ
いつでも、どこでも、Linuxマシンを購入・活用できる環境が整いつつある。スマートフォンやタブレット端末の普及を背景に、Linuxが動作する安価なARMコア搭載ハードウエアが続々登場しているからだ。日経Linux 9月号の特集では、3000円台で買える話題のボードPC「Raspberry Pi」を筆頭に、風変わりな6種類のLinuxマシン自作を紹介した。 中でも7月19日にデビューした楽天の電子書籍端末「kobo Touch」は、とりわけ入手性が高い。楽天市場でのネット販売、家電量販店、大手書店などで購入できる。価格は7980円。気軽に買える存在ながら、組み込み機器の中では比較的簡単にLinuxマシンとして改造を加えられるガードの低さがLinuxユーザーにとってはうれしい限りだ。 特集記事で扱えなかったkobo Touchを、9月号特集で取り上げたLinuxマシン自作のノウハウでどこまでL
CodexとFDAが外国の食品「安全」も管理する食品安全近代化法 投稿日:3/29/2011 マイク・アダムス(ヘルスレンジャー) By Mike Adams, the Health Ranger 上院510法案(食品安全近代化法)はいろいろ議論されたが、条文を実際に読んだ人はほとんどいない。特に賛成票を投じた議員たちはそうである。この法案は読めば読むほど、現実とは思えない内容だ。たとえば、FDAが地球規模で権力を握る策略が隠されていたことを知っていただろうか? 法案からその まま条文を引用するので、読んでみよう。 続きを読む → 歯に詰めた有毒水銀を安全に除去する方法 投稿日:3/29/2011 マイク・アダムス(ヘルスレンジャー) By Mike Adams, the Health Ranger 周期表の中から最も毒性の強い元素を選び抜いて人間の口に入れてみよう。 こんな素晴らしいアイ
4日にあった「セミ会」で、捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試食する内山さん(中央)と参加者の女性たち=大田区、吉本美奈子撮影「セミ会」で捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試食する参加者=4日、大田区、吉本美奈子撮影「セミ会」で捕ったばかりのセミの幼虫を薫製に調理した参加者。おいしいと評判だった=4日、大田区、吉本美奈子撮影サクラケムシを桜餅の中のあんに入れ、香りを楽しむ「桜毛虫の桜葉巻き」=3月、永井吾鶴美さん撮影フリーズドライにしたセミの幼虫(手前右)を蜂蜜とチョコでコーティングしたセミクランチチョコ4日に開かれた「セミ会」で食材のセミが捕れ、喜ぶ参加者。若い女性の参加も多い=大田区、吉本美奈子撮影4日に開かれた「セミ会」。日が沈んだ後に地面から出てきたセミの幼虫を捕る参加者ら=大田区、吉本美奈子撮影 「みんなちがって、みんないい」。金子みすゞの詩にあるように、いろんな人がいるか
科学は、2011年3月11日以降、その信用を急速に低下させているような気がしてならない。 原子力、地震、津波などの科学は特にそうだろう。しかし、12年7月に発表された「ヒッグス粒子」発見は、科学のすばらしさ、奥深さを再認識させてくれた。 ヒッグス粒子とみられる新素粒子は、欧州合同原子核研究機関(CERN)の大型加速器がとらえた。万物に質量を与える素粒子として、ピーター・ヒッグス英エディンバラ大学名誉教授が1960年代にその存在を予言していた。素粒子は標準理論で17種あるとされているが、ヒッグス粒子だけが確認されていなかった。その発見は「世紀の発見」だ。この検出には日米欧を中心に数千人の研究者が参加し、発表の日の物理学者たちの感極まった様子が世界中に流れた。 私も興奮していた1人だが、周りにはこうした声もあった。「この発見で私たちの生活が何か変わるのか。何かの役に立つのか」と。自然に関して人
夏休みに家族で出掛ける際、子供の乗り物酔いに頭を悩ませる人も多いのではないだろうか。特に5歳から思春期の子供は酔いやすく、つらい思いをすることがある。ただ、乗り物酔いは訓練で改善することが可能だ。最近では、防止訓練用の携帯アプリの開発も進んでいる。(加納裕子)めまいや吐き気 乗り物酔いは、人が姿勢を保とうとする「平衡感覚」の混乱が原因。乗り物によって、過去の経験情報による予測パターンとは違う動きが繰り返された場合、危険信号として不快な感覚を起こし、めまいや吐き気などの症状が起こる。 大阪府医師会の耳鼻咽喉科専門医、大平真司医師(55)によると、3歳未満の子供は経験的なパターン情報が少ないため、酔いにくい。逆に年齢を重ねると乗り物の経験が予測情報として蓄積され、感覚の混乱が起こらなくなる。最も酔いやすいのが、5歳から思春期の子供だ。 大平医師は「十分な睡眠で体調を整え、進行方向を見て感覚の混
【8月6日 AFP】アジアから太平洋を越えて北米に届いた塵(ちり)やエアロゾル(煙霧質)が米国やカナダの大気を汚染しており、おそらく気候変動の悪影響にも拍車をかけているとする米航空宇宙局(NASA)の研究が、2日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 自然の塵と汚染物質とを区別できる米仏の地球観測衛星カリプソ(CALIPSO)のデータに基づいて行われた研究によると、北米では自然界の過程に加え、運輸や工業から生じるものを合わせて毎年約6900万トンのエアロゾルが発生している。さらに、気候や人体に影響する可能性のある塵や微粒子約6400万トンが毎年、太平洋を渡って到達しているという。 アジアから飛来したエアロゾルは太陽放射線を吸収し、雲の形成や降雨降雪のパターンを変え、北米西部の山地の雪解けを早めるなど、環境に悪影響を与えている恐れがある。 またエアロゾルは太陽光を宇宙に反射し返
米ニューヨーク(New York)州コニーアイランド(Coney Island)のビーチで海水浴をする人々(2012年8月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【8月7日 AFP】近年、世界各地で増加している夏の猛暑は人類の活動により進む気候変動に起因し、つい20年前に出された予測よりも状況は悪くなっているという米航空宇宙局(NASA)の科学者の見解が、4日の米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)に掲載された。 NASAゴダード宇宙研究所(Goddard Institute for Space Studies)のジェームズ・ハンセン(James Hansen)所長は同紙の記事の中で、1988年に米上院でハンセン氏自身が述べた将来の温暖化についての厳しい見通しでさえも、「楽観的すぎた」と語っている。 「告白せねばならない。私は楽
南アフリカの動物保護区では、密猟によって角を奪われたサイたちが飼育されている。 近年、闇市場でサイの角の需要が伸びていることを背景に、密猟も大きく増加している。アジアではサイの角は薬効があると信じられており、非常に高い値で取引がおこなわれている。密猟をしているのは犯罪組織とみられているが、警備体制の強化も奏功していないのが現状だ。 密猟によって殺されたサイは2007年には年間13頭だったが、10年には333頭、11年には448頭に上った。 写真はヨハネスブルク(Johannesburg)南東200キロに位置するボナボナ動物保護区(Bona Bona Game Reseve)で飼育される角を奪われたクロサイ(2012年8月3日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN
米ノースカロライナ(North Carolina)州フェイエットビル(Fayetteville)でがんの化学療法を受けている間にパズルを解く患者(2010年8月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Chris Hondros 【8月6日 AFP】がんの化学療法により、腫瘍の増殖を助けたり治療に耐性をもたらしたりするタンパク質の分泌が増えるとする研究論文が、5日の英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に掲載された。 米国の研究チームは、実験では容易に死滅するがん細胞が、なぜ人体内部では高い回復力を持つのかを調べていた。そのときに、この「完全に予想外」の結果にたどり着いたという。 前立腺がんの男性から採取した細胞で化学療法の効果を調べていた研究チームは、化学療法を受けた後に健康な細胞の「DNAが損傷した証拠」を発見したという。 ■損傷受けた
ドイツ西部ケルン(Cologne)で開かれたゲーム見本市で、コンピューターゲームを楽しむ来場者(2010年8月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【8月7日 AFP】長きにわたり、若者たちを孤立させる要因であるとみなされてきたコンピューターゲーム――しかし現在、ニュージーランドのプロジェクトチームが若年性うつ病の治療に効果的なコンピューターゲーム「SPARX」を開発中だ。 ファンタジーロールプレイングゲームのSPARXは、認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理学的アプローチで、若者たちにうつ病への取り組み方法を伝えるゲームだ。プレーヤーは戦士となり、火の玉でネガティブな考えを吹き飛ばして悲観と絶望の沼から世界を救いだすことが目的だ。 ■深刻になりすぎずに自分のペースで オークランド大(Auckland University)の児童青年精神科医でプロジェクトリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く