香港で、出荷を待つフカヒレ(2006年8月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/Laurent FIEVET 【8月9日 AFP】米国内のレストランで提供されているフカヒレスープの材料に絶滅危惧種のサメが含まれている実態が、DNA鑑定を用いた調査で明らかになった。米国でフカヒレスープ原料のサメの種類をDNA鑑定で追跡した調査はこれが初めて。 米ニューヨーク(New York)のストーニーブルック大学(Stony Brook University)の海洋保護科学研究所が実施した調査では、米14都市のレストランで採集したフカヒレスープのサンプルから、33種のサメのDNAが確認された。 中には、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)が絶滅危惧種に指定するアカシュモクザメを使ったスープが、100ドル(約78