一人でランチに行けないおじさんコロナ禍前までは、職場でランチの時間になると「メシ行くぞ」と言って、誰かと一緒にランチに行きたがる上司がいた。同伴者が見つかるまでランチに行かないというおじさんもいる。 そういうおじさんに逆に聞きたいのだが、「いい歳して、一人でメシも食えないの?」と。 一時期、職場でも学校でもランチを一人で食べている人に対して「一人で飯を食うなんて寂しいやつだ。友達もいないんだな。可哀想に」とディスる輩もいた。 それが嫌で、皆の目に触れないところでコソコソ食事をとるために「便所飯」などという言葉が言われたこともある。実際に、トイレで一人で飯を食べていた例がそれほどあったとは思わないが、「一人でメシを食う」ことは、いじめや侮蔑の対象となった事実はある。「孤食」などという揶揄言葉もある。 幸か不幸か、コロナ禍によって集団で食事をするという行動がはばかられ、飲み会も制限されたことで
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