梅の一大産地として有名な和歌山県。その収穫量は全国の67%を占め、圧倒的な地位にある。そんな「梅王国・和歌山県」でいま、産地を揺るがしかねない問題が広がっている。それが梅の収穫面積の減少だ。日々の食卓を潤す梅をめぐって、産地でいったい何が起きているのか。 (和歌山放送局記者 福田諒)
講談社ブルーバックス @bluebacks_pub 講談社ブルーバックスです。1963年に創刊した科学系新書の老舗です。2023年9月に創刊60周年を迎えました! Facebookページ facebook.com/kodanshablue bluebacks.kodansha.co.jp 講談社ブルーバックス @bluebacks_pub ブルーバックスの背についている青いロゴ、ブルーバックスのマスコット・火星人なのですが、読者の皆さまに全然知られていなくて衝撃を受けてます。 創刊以来60年間ずっとここにいるのですが、皆さんは何だと思っていたのでしょうか?教えて下さい。 今出たのは、コマ、電気回路、パラボラアンテナ… pic.twitter.com/oswvf0Tdtk 2023-07-18 22:36:27
餌の粘度の違いに応じてアリが餌を運ぶ際に「飲む」と「つかむ」を使い分けていることを、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の藤岡春菜助教(行動生態学)らが明らかにした。今後はつかむ行動の進化的起源や天敵の存在など野生に近い環境での採餌行動を調査する。外来種アリの駆除法につながる可能性もあるという。 アリの餌の中には、液体状の花の蜜や樹液、植物の樹液を吸ったアブラムシなどが出す甘露がある。これら液体の餌を巣に持ち帰る時、国内にいるトゲオオハリアリやオオズアリでは、液体状の餌を飲んで胃にためて運び、巣内で吐き戻す行動と、液体を大顎(あご)で挟み、表面張力でまとまっている液体をつかんだようにして運ぶ行動をみせることが確認されている。 藤岡助教らは、「飲む」行動と「つかむ」行動をアリが甘さか粘りによって使い分けているのではないかと考え、沖縄にいるトゲオオハリアリを飼育し、糖度や粘度を変えた餌を与え
2022年9月、ドイツのリューゲン島にあるクレイナー・ヤスムンダー・ボッデンの岸辺で、アシの根元に浮かぶ魚の死骸。このような魚の大量死は多くの場合、酸素濃度の低下が原因だ。(PHOTOGRAPH BY DANIEL MÜLLER, AGENTUR FOCUS/REDUX) 2023年6月、米テキサス州南東部の海岸を魚の死骸がじゅうたんのように覆った。海岸に横たわる死骸が腐敗を始めると、捕食者が波のように到来した。テキサス州公園野生生物局死骸汚染チームによれば、間もなく、海岸は「ボロボロの魚の骨」だけになった。 ほかにも魚の大量死が報告されており、科学者や環境保護団体は世界中の川や海に暮らす魚の健康状態を懸念している。(参考記事:「動物の大量死が増加、過去70年の傾向を調査」) 魚の大量死そのものは、干ばつなどの異常気象や藻類の大発生によって自然に起きることもある。しかし、専門家によれば、こ
トゲのついた植物で巣作りをするカササギだが、なかには鳥よけ用の剣山が使えることに気付いた鳥がいるようだ。(PHOTOGRAPH BY AUKE FLORIAN HIEMSTRA) 鳥が住宅などの建造物に巣を作らないように、針状のトゲが並んだ鳥よけ用の「剣山」(スパイク)を設置することがある。ところが、ヨーロッパの鳥はこれが気に食わないらしく、剣山を引きちぎって巣作りの材料に使い、巣を武装化しているという。 そんな行動を研究したのは、オランダにあるナチュラリス生物多様性センターの生物学者アウケ・フロリアン・ヒームストラ氏だ。「人間が鳥よけとして使っているものを鳥たちが利用して巣を作り、子孫を増やしてしまっています」と、氏は話す。この研究の成果は、7月11日付けで、ロッテルダム自然史博物館のオンライン学術誌「Deinsea」に掲載された。 「とても賢いやり方です。人間の対策を逆手に取る鳥たちが
世界はこの夏、観測史上最も暑い夏になる可能性があるという。世界気象機関(WMO)は6月が史上最も暑くなり、7月7日には世界の平均気温が最高値を更新したと発表した。ここ数年は北半球を中心に「熱波」が常態化し、干ばつ、豪雨など気象の「極端化」が顕著だ。WMOは7年ぶりに発生したエルニーニョ現象が世界平均気温をさらに高める可能性があるとの懸念を示した。 エルニーニョ現象は日本に涼しい夏をもたらす傾向にあったが、現在、日本の南方では既に太平洋高気圧の張り出しが強い。梅雨明け前から高温が続き、各地で熱中症リスクが高まっている。梅雨が明けて本格的な夏を迎えるにあたり、記録的猛暑に対する最大限の警戒が必要だ。
ナチュラファームの「エイビアリー」と呼ばれる立体型平飼い鶏舎。止まり木や巣箱、砂浴びのできる運動場などを備えている=埼玉県寄居町、太田匡彦撮影 鶏たちは止まり木で体を休め、もみ殻を敷いた床面の運動場では砂浴びもでき、巣箱に入れば落ち着いて卵を産める……。横幅18メートル、奥行き80メートルの体育館のような鶏舎で、新鮮な水と餌を提供されながら、1万数千羽の鶏が自由に動き回っていた。卵を集めたり、ふんを回収したりといった作業は自動化されている。 アジアで初めて立体型の平飼い鶏舎「エイビアリー」を導入したナチュラファーム(埼玉県寄居町)。社長の一柳憲隆さん(51)が鶏舎を案内してくれた。 エイビアリーによる飼育を、一柳さんは「楽しい」と表現する。「たまに巣箱以外のところに卵を産んだりして、人の思い通りにならない時もある。そういうことがあれば、じゃあどうすればいいのか考え、工夫をする。生き物を飼っ
堀江貴文さんとアニス・ウッザマンさんの対談の様子 堀江さんは7月6日、京都大学で開かれたスタートアップの世界的なピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2023」の国内予選にゲストとして登壇。主催するアメリカのベンチャーキャピタル「ペガサス・テック・ベンチャーズ」代表、アニス・ウッザマン氏と対談した。 テーマは「日本のベンチャー企業が世界で輝くために」で、堀江さんは自身の起業経験や、今後、世界市場でも競争力がある分野について語った。対談の主な内容は次のとおり。(以下、敬称略) 対談した堀江貴文さん(右)とアニス・ウッザマンさん=7月6日、京都大、関根和弘撮影 ウッザマン 堀江さんはこれまで色んな企業を作ってきました。大学にいたときにも作ったと思うんですが、起業したきっかけや、そのときどんな挑戦があって、どう乗り越えたのか、聞かせて下さい。 堀江 僕は東京大学の在学中に会社を作ったんで
ママになっても成長 新潟県を拠点に活動する3人組アイドル、Negicco(ねぎっこ)が20日で20周年を迎える。JA全農にいがたが「やわ肌ねぎっ娘(こ)」のPRのために企画した期間限定グループだったが、“ネギ愛”あふれる楽曲やライブが全国で注目され、県外でも公演を重ねるまでに成長。今後は子育てとアイドルを両立させながら活動を続ける。 ライブになると、長ネギの形のペンライトが会場を埋める。歌の合間には、ネギに関するクイズコーナーを開き、ファンとともにネギの話題で盛り上がる。 「ネギを通じたご縁を感じる」とリーダーのNao☆(なお)さん。クイズの出題を担当することが多いMegu(めぐ)さんは「良いグループ名に出合えて良かった」と実感する。 グループで歌う楽曲には「ねぎねぎRock」「ネギさま! Bravo☆」なども。Kaede(かえで)さんは「聴くと前向きになってもらえる曲を送り続けたい」と話
発売は1994年 白石さんに聞きました リニューアルを経て 世界的ロングセラーのカップ麺によく似た「コープヌードル(CO・OP NOODLE)」。実は日本生協連と日清食品の共同開発商品で、来年で発売30周年を迎えるロングセラーです。開発の経緯を聞きました。 発売は1994年 1994年に生協のプライベートブランド商品として誕生した「CO・OP コープヌードルしょうゆ」。 コシとつるみのある麺と、すっきりとした中にもコクのあるスープの組み合わせで、子どもからお年寄りまで食べやすく仕上げてあります。 味はしょうゆ以外にもシーフードやカレーなどがあり、6月時点で全7種をラインナップ。 すでに終売となった「香味ねぎみそ」や「酸辣湯(サンラータン)」なども含めると全18種があり、累計販売数は4億食を超えています。 白石さんに聞きました 「みなさまご存じの通り、日清食品が開発した即席カップ麺は爆発的な
私達消費者が世の中において最もどうでもいいと感じている問題とは「無印良品の不揃いバウムの不揃いさ」である。 無印良品は「不揃いですいません」と言うが(※)私達はどうでもいい。だからこそ買う。 私達はいつも問題を解決したい。できればどうでもいいものを。ならばやるしかない。どれだけ不揃いなんだろうか。デイリーポータルZのマッド暮しの手帖的側面が牙を剥いた。 ※もちろんそんなことは言ってないが勝手に感じている 不揃いさって測れるのか? 気候変動対策に社会の分断、私達はたくさんの問題を抱えているがとりあえずできることからやっていこう。今日は無印良品の不揃いバウムの不揃いさを測る。 不揃いバウム。無印良品でいつのまにか「不揃い」がつくようになった商品だ だけど不揃いさって測れるのだろうか? そんな単位は聞いたことがない。 検索をする。あった。データのばらつき具合を「標準偏差」というらしい。偏差値の「
きのこの山のクラッカー部分だけがたっぷり約60本入った「チョコぬいじゃった!きのこの山」を発売します。きのこの山の通常品のクラッカーと同じ食感と味わいで、そのままパクパク食べられるのはもちろん、アイスにのせるなどさまざまなアレンジもお楽しみいただけます。また、きのこの山の公式キャラクター、きの山さんは「今年の夏も暑いから、チョコを脱いじゃったぜベイベー」と自身もチョコを脱ぎながらコメントしていました。「きのこの山」は1975年に発売したロングセラーブランドで、その一口サイズのかわいらしい形と、チョコレートと焼き菓子の絶妙な組み合わせで、お子さまをはじめ多くのお客さまからご好評いただいています。 本商品の発売を通じ、チョコレートのおいしさ・楽しさの世界をひろげ、お客さまの健康な毎日に貢献してまいります。 ※包装は重量で管理しております。1本の重量により、60本入らない場合があります。
日本全国の医薬品の供給不足が指摘されるようになったのはいつ頃ぐらいからだったろうか。 インターネット上のアーカイブを確かめると、NHKが首都圏ナビで特集記事を報じたのは2022年12月だった。そこに記されている表によれば、ジェネリック医薬品の41%が出荷停止・出荷調整の状態にあったという。 こうした問題は、診療活動をやっている医師ならまず間違いなく直面しているだろうし、日常的に処方薬を内服している患者さんも気にしてらっしゃるだろう。たとえばつい先日報じられたホクナリンテープの出荷調整なども、少なくない人が心配しているに違いない。 私の観測範囲では、2022年の段階では精神科領域はそこまで深刻ではなかった。 「これってどうなっちゃうんだろう?」と本格的に心配するようになり、かなりの数の患者さんの処方に影響するようになったのは2023年に入ってからだ。 今回は、精神科領域で起こっている処方薬の
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