ブックマーク / globe.asahi.com (75)

  • 鶏のケージ飼いからの転換、日本でもじわり 「生き物に向き合う実感。楽しい」:朝日新聞GLOBE+

    ナチュラファームの「エイビアリー」と呼ばれる立体型平飼い鶏舎。止まり木や巣箱、砂浴びのできる運動場などを備えている=埼玉県寄居町、太田匡彦撮影 鶏たちは止まり木で体を休め、もみ殻を敷いた床面の運動場では砂浴びもでき、巣箱に入れば落ち着いて卵を産める……。横幅18メートル、奥行き80メートルの体育館のような鶏舎で、新鮮な水と餌を提供されながら、1万数千羽の鶏が自由に動き回っていた。卵を集めたり、ふんを回収したりといった作業は自動化されている。 アジアで初めて立体型の平飼い鶏舎「エイビアリー」を導入したナチュラファーム(埼玉県寄居町)。社長の一柳憲隆さん(51)が鶏舎を案内してくれた。 エイビアリーによる飼育を、一柳さんは「楽しい」と表現する。「たまに巣箱以外のところに卵を産んだりして、人の思い通りにならない時もある。そういうことがあれば、じゃあどうすればいいのか考え、工夫をする。生き物を飼っ

    鶏のケージ飼いからの転換、日本でもじわり 「生き物に向き合う実感。楽しい」:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2023/07/21
    「アジアで初めて立体型の平飼い鶏舎「エイビアリー」を導入したナチュラファーム(埼玉県寄居町)」
  • 堀江貴文氏が考える、いま起業するならこの分野「ITなんかもう超絶レッドオーシャン」:朝日新聞GLOBE+

    堀江貴文さんとアニス・ウッザマンさんの対談の様子 堀江さんは7月6日、京都大学で開かれたスタートアップの世界的なピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2023」の国内予選にゲストとして登壇。主催するアメリカのベンチャーキャピタル「ペガサス・テック・ベンチャーズ」代表、アニス・ウッザマン氏と対談した。 テーマは「日のベンチャー企業が世界で輝くために」で、堀江さんは自身の起業経験や、今後、世界市場でも競争力がある分野について語った。対談の主な内容は次のとおり。(以下、敬称略) 対談した堀江貴文さん(右)とアニス・ウッザマンさん=7月6日、京都大、関根和弘撮影 ウッザマン 堀江さんはこれまで色んな企業を作ってきました。大学にいたときにも作ったと思うんですが、起業したきっかけや、そのときどんな挑戦があって、どう乗り越えたのか、聞かせて下さい。 堀江 僕は東京大学の在学中に会社を作ったんで

    堀江貴文氏が考える、いま起業するならこの分野「ITなんかもう超絶レッドオーシャン」:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2023/07/21
    「おいしい水が全国でいくらでも使いたい放題という国は、日本しかない。これを生かしたビジネス、それはインバウンド観光なのかもしれないし、何か和牛みたいなものかもしれない。」
  • 不耕起栽培(耕さない農業)の起源、実は日本?それでも普及しない事情と変革者の思い:朝日新聞GLOBE+

    耕さない有機農業に取り組んでいるあだたら農の畑に立つ金子信博・福島大学教授=2022年7月、福島県二松市 大島慶子さん(28)は「耕すか、耕さないか」で迷っている。 東京・表参道の「クレヨンハウス」で有機品を販売していたが、つくる側になりたいと、2年前に福島県二松市に移住した。昨年3月、市民参加による耕さない有機農業の実験が進められている「あだたら農スクールファーム」の実習に参加した。 あだたら農では、市民主導で耕さない有機農業に取り組んでいる=2022年7月、福島県二松市 この農場では耕作放棄地だった約60アールを整備して土を耕す畑と耕さない畑に分けた。農薬や化学肥料は使わずにダイコンやジャガイモ、トウモロコシ、葉物など同じ野菜を育て、不耕起栽培の効果を調べている。 大島さんには耕さないこと自体が驚きだった。 栽培を始めた昨春、耕さない畑の土は硬くて苗を植えるのも一苦労だっ

    不耕起栽培(耕さない農業)の起源、実は日本?それでも普及しない事情と変革者の思い:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2022/09/26
    福島県二本松市の「あだたら食農スクールファーム」、農場長の金子信博・福島大学教授。
  • トラクターは農業にとって「諸刃の剣」、収穫増えたが土壌劣化招く 藤原辰史氏の警鐘:朝日新聞GLOBE+

    ――耕すという行為はそもそも、人類にとってどのような行為だといえるのでしょうか。 耕すという行為は農業の基で、人類が農業を始めてからずっと続いてきたものです。狩猟・採集とは異なり、みずから自然に働きかけて、自分たちに有用な植物の育ちやすい環境を整えていきます。 耕すことで土壌の構造をふかふかにし、水がたまりやすいようにして、人間が飼いならした植物を自然の厳しさから守っています。耕すことは、人類の文化の基であるといえます。 ――人類の文化という点で考えると、20世紀の農業の機械化がもたらした変化についてはどのように考えていますか。 ウシやウマなど動物の力も使い長きにわたって土壌を耕してきた人類にとって、20世紀に決定的ともいうべき変化が起こりました。トラクターの登場です。 内燃機関を持ち、非常に短時間でかつダイナミックに土を深く耕すことができるようになりました。 トラクターは化学肥料とセ

    トラクターは農業にとって「諸刃の剣」、収穫増えたが土壌劣化招く 藤原辰史氏の警鐘:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2022/09/26
    「農業史・農業哲学が専門で「トラクターの世界史」などの著書がある、京都大学人文科学研究所の藤原辰史准教授」
  • 不耕起栽培(耕さない農業)を支える農機具はこれだ ロボット技術などハイテクも導入:朝日新聞GLOBE+

    土を耕さない、化学肥料や農薬を使わないため、耕運機や農薬噴霧器といった従来の農機具は使わない。これまでの農機具を改良したり、新たな農機具が開発されている。 ローラークリンパー 耕さない農業では、土を乾燥させないように、ライ麦やヘアリーベッチといった作物を畑に植え、ある程度育つと茎や葉を倒して土を覆う。そうすることによって、雑草が生えるのを抑えたり、緑肥に利用する。 ローラクリンパーはトラクターの前や後ろに装着し、ローラーでライ麦などの被覆作物を押しつぶして枯らす。 刈るのでなく、折るのがポイントだ。枯れてから微生物によって分解されるまでに時間がかかるので、長い期間にわたって雑草が生えるのを抑え、土壌生物や次の作物に栄養を補給できる。 ローラクリンパーや有機農業の研究拠点である、米国ペンシルベニア州のロデール研究所最高経営責任者(CEO)ジェフ・モイヤーさんが開発した。 モイヤーさんは「使う

    不耕起栽培(耕さない農業)を支える農機具はこれだ ロボット技術などハイテクも導入:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2022/09/24
    「ローラークリンパー」「ドリル」「ウィードザッパー」「オートモア」からの「アイガモン」
  • 耕さない農業:朝日新聞GLOBE+

    農業とは土を耕すこと。人類は耕すことで自然を改変し、利用してきました。しかし、土を極限まで耕した結果、生態系は壊れ、温室効果ガスを大量に大気中に排出し、地球温暖化を引き起こす一因になっています。土の元気を取り戻そうと、いま「耕さない農業」に世界の注目が集まっています。

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  • 不耕起栽培(耕さない農業)に成功したアメリカの農家「6原則は世界どこでも同じ」:朝日新聞GLOBE+

    ゲイブ・ブラウンさんは農場で多くの家畜を放し飼いにしている。ニワトリは約1千羽で、卵を産む時に自分で移動式の小屋に入る=7月26日、米国ノースダコタ州のブラウン農場 ――環境にやさしい農業を実践するうえで、六つの原則を守ることが重要だと説いています。どのような考えからそう思うようになったのですか。 私が重要だと考えるのは、農業のやり方が自然環境に沿ったものかどうかです。原則は自然をまねしているだけなのです。 第1の原則は「土をかき乱さない」です。放っておけば土の中で微生物をはじめとした生物が良い環境をつくってくれます。耕すと土壌の構造が崩れます。 なぜ、いい土をつくる生物の住み家をかき乱す必要があるのですか。化学肥料や除草剤、農薬、殺菌剤なども、土壌の生態系に悪影響を及ぼします。 第2は「土を覆う」。自然界に土がむき出しになっている場所はありますか。むき出しの状態は普通ではありません。 畑

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  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2022/08/18
    「ロシアによるウクライナ侵攻後、脚光を浴びたロシアの軍事・安全保障研究者の小泉悠さん(40)」
  • 似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+

    すしにキムチにカレーには必ず起源となった民族や国がある。それを侮辱する行為がいま問題となっている。文化の盗用だ。 の世界でも、文化の盗用という考え方が主要な論点となっている。ある民族や国のバックグラウンドを持つ料理人やフードライターが、別の文化ベ物を扱う時に問題は起きる。一番問題に見えるのは、ソーシャルメディアのご意見番がたが懸念する限り、ある国が歴史的に搾取したり抑圧したりした国の文化からべ物を横取りする場合である。米国人シェフがメキシコ料理を、フランス人シェフがモロッコ風料理をつくるというような。 国家単位で他国の料理を盗用していることもある。たとえば英国がインド料理に対してそうであるように。チキンティッカマサラ(カレーの一種)は明らかに英国統治下のインドにルーツがあるにもかかわらず、おそらくほとんどの人が典型的な英国料理として受け入れるだろう。そのプロセスの発端が何百

    似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2022/02/09
    はいはい。
  • スウェーデンの田舎町で見つけた、みんながうれしい農業:朝日新聞GLOBE+

    多くの人と同じく、私も自分がべるものやをとりまく一連のシステムを心配している。土や水に含まれる農薬や除草剤、殺菌剤、硝酸塩。工業型農業による生物多様性の破壊。種苗会社や化学肥料メーカーは私たちがべるもの、その育ち方を支配するほど肥大化し、巨大スーパーマーケットは法外な利益を上げている。 農家も小売業者も消費者も致命的な負のスパイラルに陥っており、のシステムは腐敗して久しい。連鎖の先には、この星にとってもこれからを生き抜く次世代にとっても悲惨な結末が待っているのだ。 主な原因は三つある。第1に政治家。がたどる道のりの腐敗を止める力を持っている(ずっと持っていたはずの)真に唯一の存在だ。第2に企業。土をやせさせ、作物や家畜の感染症・虫害を起こし、遺伝子組み換えの種や化学肥料、農薬、殺菌剤を売りつけるというあしき循環を永らえさせてもうけている。そして最後に私たち消費者も、責任の少なくと

    スウェーデンの田舎町で見つけた、みんながうれしい農業:朝日新聞GLOBE+
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2021/12/26
    「温かい人が多かったし、みんな大変だったけど一生懸命生きようとしていた。生まれた国や環境が違っても、人間はやっぱり一緒だよ。」
  • マイクロ波兵器ではない?ハバナ症候群の原因、機密解除の報告書が指摘した意外な結論:朝日新聞GLOBE+

    「ハバナ症候群」という謎の症状を訴える職員が相次いだキューバのアメリカ大使館=2016年11月、ハバナ アメリカのネットメディアBuzzFeed Newsが2021年9月、機密解除になったアメリカ国務省による科学報告書を情報公開制度で入手し、報じた。その内容が驚きをもって受け止められている。 これまで原因不明の「怪現象」として注目されていたハバナ症候群は、コオロギによる可能性が高いというのだ。加えて「心因性」による集団心理の影響も指摘している。 このコオロギは学名をAnurogryllis celerinictusといい、非常に特徴的な高い鳴き声だ。アメリカのウェブサイト「Singing Insects of North America」が録音データを公開している。 注目すべきは、この調査が実施された2018年時点で、現在までアメリカ政府が有力視してきた「マイクロ波」や「超音波」による攻撃

    マイクロ波兵器ではない?ハバナ症候群の原因、機密解除の報告書が指摘した意外な結論:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2021/11/12
    「コオロギによる可能性が高いというのだ。加えて「心因性」による集団心理の影響も指摘している」「このコオロギは学名をAnurogryllis celerinictusといい、非常に特徴的な高い鳴き声」
  • 精進料理は日本伝統のヴィーガン料理? 禅僧が教えてくれる、その違いにある深い意味:朝日新聞GLOBE+

    カットしたマッシュルームをフライパンでころがすと、塩ゆでのピーナツやカブの葉と一緒にミキサーに入れる。美しい緑のソースの上に、煮崩れしないよう昆布だしで仕上げたカブをどんとのせ、上には地元特産のレモンこしょう、仕上げにレモンの皮をシュッとする。 「料理名は『丸ごとカブ煮』でどうでしょう」。磨き上げたキッチンに立つ吉村昇洋さん(44)は、まるでフレンチレストランのシェフのようだ。 ここは広島市にある曹洞宗の寺、八屋山普門寺。この寺に生まれた副住職の吉村さんは、2002年から2年2カ月、曹洞宗の大山永平寺(福井県)で修行。5カ月強、調理をになう大庫院に所属し、そこで「精進料理」の奥深さに感銘をうけた。05年からウェブ上でレシピや禅の教えを書いた「禅僧の台所~オトナの精進料理」が人気となり、コロナ前まで寺で開いていた料理教室には月に30人が参加した。今年、著書「精進料理考」を出した。 調理をす

    精進料理は日本伝統のヴィーガン料理? 禅僧が教えてくれる、その違いにある深い意味:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2021/11/12
    「精進料理では肉、魚、卵などの動物性食品は使わず、「五葷(ごくん)」と呼ばれるネギ属のニラ、にんにく、ねぎなども用いない」「仏教の作法にのっとっていただくことで野菜料理は精進料理になるのです」
  • 「ヴィーガン給食」採り入れた公立小学校 みんなで食べられ、みんながおいしい:朝日新聞GLOBE+

    4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、給当番が準備を始めた。東京都八王子市立浅川小学校のこの日の献立は「ごはん、生揚げのみそ炒め、なめこのみそ汁、茎わかめのごま風味」。いつもの牛乳の代わりにはリンゴジュースで、約605キロカロリー。今年度から始まった2カ月に1回のペースである「エブリワン・ヴィーガン」は公立校で初の定期的な取り組みだ。 ■朝イチで昆布だしをとる ヴィーガンをよそう給当番の児童たち 学校では児童のアレルギーの状況を把握し、品アレルギーのある子どもたちにはアレルゲンを取り除いた「除去」の給を日々出している。これまで、月に1回の「エブリワン給」の日は、幅広いアレルゲンに対応した事を出し、なるべくみんなが同じものをべられるように取り組んできた。さらにの多様性と環境について考えるきっかけにしたいと、以前からあった取り組みを「エブリワン・ヴィーガン」に発

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    agrisearch 2021/11/11
    「もちろん、小麦や大豆などにアレルギーがある児童がいたら対応は変えなくてはいけない」ことが重要。別の差別を生まないように。/その後追記、加筆。
  • Kawaiiは文化の盗用なのか 黒人のコスプレを自称日本人が批判、紅林大空さんは擁護:朝日新聞GLOBE+

    「カワイイは(日人への)差別表現だ(Kawaii is a slur)」という主張のきっかけとなった黒人の女子大生のコスプレ動画=人提供 女性はアメリカ西海岸に住む黒人の大学生(23)。コスプレイヤーとしても活動し、SNS上で人気を集めていた。 女性が9月6日夜、「新世紀エヴァンゲリオン」の式波・アスカ・ラングレーのコスプレでダンスしている動画をTikTokに投稿したところ、コメント欄に日人を自称する匿名アカウントが、英語で次のような主張を始めた。 「『カワイイカルチャー』は日人のものだから、外国人が『カワイイ』という言葉を使ったら、文化の盗用だ。日人を侮辱し、差別することになるから、『カワイイ』を使うな」 これをきっかけに批判や誹謗中傷するコメントが次々と書き込まれた。 「炎上」状態になっていることに女性が気づいたのは翌朝。大量の通知に驚いた。当時の心境をこう打ち明ける。 「日

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  • ファストフードを批判し続けてきた私が、ついにハンバーガーを口にした:朝日新聞GLOBE+

    私が加工度の高いファストフードをどう思っているか、みなさんすでによくご存じかもしれない。特に、アメリカの巨大複合企業によって地球規模で製造されているハンバーガー、ピザ、フライドチキン、冷凍即席ミール、あの緑と黄色のロゴのカウンター式サンドイッチチェーン。これらは私たちののシステム、教育、健康、環境、文化などあらゆる面にとって問題となる。脂肪、糖分、炭水化物を巧みに合成した安い工業用部品(私は「原材料」、まして「べ物」などと呼んで威厳を持たせたりしたくない)をところかまわず複製・構築しながら、世界中でその土地固有の文化や農業、そして人々の健康を破壊しているのだから。 だからこれから言おうとしていることは、どこかこう、矛盾して見えるかもしれない。しかしながら告白しようと思う。私は先日、世界で最も有名なハンバーガーチェーン二つのうち一つでハンバーガーを購入、摂取した。パティを「直火焼き

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    agrisearch 2021/10/14
    「マイケル・ブースの世界を食べる」「トーキョーブラックガーリックバーガー」
  • 世界最大の湿地帯が干上がった ブラジルで今、起きている異変の正体:朝日新聞GLOBE+

    世界最大級の湿地帯パンタナルで、水量の減った水たまりで死んだワニ=2021年8月22日午前10時58分、ブラジル中西部マットグロッソ州、岡田玄撮影 ■干からびたワニ ひび割れた土の上で、体長1.5メートルほどのワニが干からびていた。 この日の気温38度、湿度18%。8月は乾期とは言え、ブラジル中西部に広がる世界最大級の湿地帯パンタナルは、砂漠のように乾ききっている。 枯れ草の上に足を踏み出すたびに、ザクザクッという霜柱を踏んだような、暑さと相いれない音と感触が足から伝わる。わずか100メートルほど歩く間に、ワニが5頭も死んでいた。 世界最大級の湿地帯パンタナルで、死んだワニ=ブラジル・マットグロッソ州、岡田玄撮影 「こんなにたくさんのワニが死ぬのは見たことがない」。パンタナルの北限ポコネで牧畜業を営むバウミル・ダシウバさん(55)と息子のファビエンさん(25)が嘆いた。 パンタナルの語源は

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  • 千葉の高専生、ハッカソンで最優秀賞 「量子コンピューターでお手軽機械学習」とは:朝日新聞GLOBE+

    越智優真さん。最近ギターを始め、軽音楽部にも入った。機械学習の勉強は「一日2時間ぐらい」という=木更津高専で、藤田明人撮影 木更津工業高等専門学校(千葉県木更津市)情報工学科に今春入学した越智優真さんは、4月、「Fixstars Amplifyハッカソン」(株式会社フィックスターズ主催)で、応募71作品の中で最優秀賞に輝いた。応募したのは中学3年のとき。他の応募者は、東大、東工大、早稲田大、慶応大、東北大などで専門領域を学ぶ大学生や大学院生が多く、越智さんの活躍は注目を集めた。 越智さんが応募したプログラムとアイデアの題名は、「浅(くて広い)層学習 少データでお手軽機械学習」だ。 機械学習は、人工知能AI)が自分で物事を学ぶための技術だ。その一つとして「深層学習(ディープラーニング)」があり、画像認識、音声認識、文章の要約、翻訳など幅広い分野への応用が期待されている。 深層学習は一般に、

    千葉の高専生、ハッカソンで最優秀賞 「量子コンピューターでお手軽機械学習」とは:朝日新聞GLOBE+
  • 世界で急減のミツバチ、沖縄の女性研究者が解決に没頭 原動力はタトゥー刻むほどの愛:朝日新聞GLOBE+

    ミツバチは人間社会と比べても劣らない社会制度が発達した世界に住んでおり、その労働倫理の高さには定評があります。 そんな愛すべきミツバチに大きな危機が押し寄せています。個体数が急速に減っているのです。 この問題の解決につながるような発見を、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の博士課程に入ったばかりの女性研究者が成し遂げました。 巣箱に群がるミツバチ。リンゴやコーヒー、アーモンドなど、様々な植物を受粉させることができる=ブリティッシュ・コロンビア大、長谷川のんのさん撮影 ミツバチの数が少なくなると人間にどんな影響があるのでしょうか。ミツバチはハチミツやローヤルゼリーを生み出し、私たちの栄養や健康、経済に大きな貢献をしています。 それ以上に大事なのが、ミツバチは花粉を運ぶ役割を果たしていることです。専門家によると、ミツバチは世界の農作物の約3分の1の受粉を担っていて、ほかの昆虫や動物などの「花粉

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    agrisearch 2021/09/13
    沖縄科学技術大学院大学(OIST)D2の長谷川のんの氏。「ミツバチヘギイタダニ」
  • 「まるでアイラ島」の環境が北海道にあった 日本のウイスキー、海外から熱い関心:朝日新聞GLOBE+

    海でわいた霧が海岸を覆い丘へと上る。丘の上にはウイスキーの樽が保管されている熟成庫が立つ。倉庫の壁には「AKKESHI」の文字。昼過ぎだというのに霧がいっこうに晴れず、すぐ近くにいるのに文字がかすんで見えない。 釧路から車で1時間余り。7月、海霧とカキで知られる北海道厚岸町を訪れた。夏でも冷涼で湿度が高く、近くの湿原ではウイスキーの原料となる大麦を乾燥させる際に使う、ピート(泥炭)がとれる。その環境はスコッチウイスキーの場、英国アイラ島そのものだ。 霧の中の厚岸蒸溜所。野生のシカがひょっこり現れ、顔をのぞかせていた=迫和義撮影 東京で品原材料の輸入を手がける、堅展実業社長の樋田(といた)恵一さん(54)はアイラ島のモルトウイスキーをこよなく愛している。「アイラ島の煙ったい、独特の香味が好きで、そんなモルトウイスキーを日でつくりたかった」と樋田さん。アイラ島に似た環境の厚岸に蒸留所をつ

    「まるでアイラ島」の環境が北海道にあった 日本のウイスキー、海外から熱い関心:朝日新聞GLOBE+
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    agrisearch 2021/09/09
    厚岸蒸溜所