○発表者: 酒井 雄也(東京大学 生産技術研究所 准教授) 町田 紘太(研究当時:東京大学 工学部 社会基盤学科 4年) ○発表のポイント: ◆コンクリートの4倍近い曲げ強度を有する、完全植物由来の新素材の製造技術を、世界で初めて開発しました。 ◆この素材は、原料の野菜や果物の色、香りや味を残すことも可能です。 ◆不可食部を含む植物性資源の有効活用や、地球温暖化ガスの抑制に繋がると期待されます。 ○発表内容: 東京大学 工学部 社会基盤学科 4年の町田 紘太 学部生(研究当時)と同 生産技術研究所の酒井 雄也 准教授は、同 生産技術研究所 豊島ライフスタイル寄付研究部門(注1)での作製に着想を得て(注2)、野菜や果物など廃棄食材を乾燥後に粉砕し、適量の水を加えて熱圧縮成形することで、建設材料としても十分な強度を有する素材製造の技術を開発しました。本研究成果は2021年5月28日(金)~30