「迫力あって驚いた」 世界最大規模の行田の田んぼアート デザインした石川県の高校書道部員が訪問 能登地震で被災し、仮設住宅で暮らす部員も 復興へ決意を新たに 今年元日の能登半島地震で被災した石川県能登町にある同県立能登高校の書道部員らが9日、行田市小針の古代蓮の里東側水田で見頃を迎えている田んぼアートを訪れた。部員たちは、提供した書道作品が鮮やかに浮かび上がったデザインを見学。市内の県立進修館高校書道部員との交流会などにも参加し、古里の復興へ決意を新たにした。 田んぼアートは、行田市や市内の農業団体などでつくる「田んぼアート米づくり体験事業推進協議会」が主催。2008年に始まり、約2・8ヘクタールの広さは世界最大規模を誇る。例年、葉の色が異なった稲を植えて図柄や文字を表現。今年は能登半島地震の被災地を支援しようと、この地域を代表する祭りの「キリコ祭り」と、能登高書道部員が制作した文字を採用