ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (3)

  • 図録▽貧乏人は何を食べているか

    困窮層はどんな肉にべ、どんな魚をべているかを厚生労働省「国民健康・栄養調査」によって図録0228で明らかにしたが、ここでは同じ調査の結果から肉や魚に限らず全般的に困窮層(貧乏人)は何をべているか(および何をべていないか)にふれよう。 「貧乏人は麦をえ」という言葉が有名であるが、これは後に首相となる池田勇人蔵相の1950年の国会答弁だとされる。これは、米の配給制による統制経済から脱し、価格差に応じ「所得の少い人は麦を多くう、所得の多い人は米をうというような、経済の原則に副つたほうへ持つて行きたい」という趣旨の発言だったのが、池田蔵相の日頃の尊大な態度に不快感を抱いていた野党、マスコミによってそう伝えられたものである。 それでは、現代では、いったい貧乏人は何をべているのであろうか。この点に関する統計データはありそうでなかなか得られない。厚生労働省の国民健康・栄養調査は、旧来の国

    agrisearch
    agrisearch 2019/04/26
    「カロリーは99とほとんど変わらないが、その他の栄養素全般では、困窮層は摂取量が少なくなっているのが目立っている…困窮層は食品摂取の偏りから栄養のバランスが取れていないと言わざるをえないであろう」
  • 図録▽農家数・専兼別主副業別農家数の長期推移

    長期にわたる農家数、及び農家の基分類別の農家数の推移を整理しておきたい。 農家数は、戦前、550万戸というのが基数字であった。戦後、糧難の中で、戦地からの引揚者を中心に帰還、開拓、入植によって、1960年までは600万戸の水準となったが、それ以降は、脱1次産業を特徴とする経済成長に伴い農家数は大きく減少し、2015年には215万戸となっている。この間、1990年からは農家の定義がそれまでの西日5a(アール)以上が全国10a以上に変更となったため、85年から90年にかけては農家数の減がやや大きくなっている。 以前は農家の分類としてはいわゆる専兼別農家数(農業にのみ従事する専業農家、農業以外で働く者のいる兼業農家)が基であった。 戦前は、専業農家が400万戸、兼業農家が200万戸弱という構造が基であった。戦後日の経済発展の中で、農業構造の変化の基調は兼業化であった。すなわち兼業農

  • 図録▽やせ過ぎ女性比率の国際比較

    やせ過ぎ女性の比率の国際比較をグラフにした。ここで、やせ過ぎ(痩せすぎ)はBMI(体重㎏÷身長の二乗㎡)が18.5未満と定義されている。データはWHOのBMIデータベースによる(1人当たりGDPは世銀データ)。 一般には、料事情もあって、所得(1人当たりGDP)の低い貧困国ではやせ過ぎ女性が多いという傾向がある。 東チモール、エリトリア、エチオピアといった最貧国に加え、パキスタン、バングラデシュといったイスラム国でやせ過ぎ女性が多いことが目立っている。イスラム圏では女性の平均寿命の対男性比が相対的低いこととも関わりがあると思われる(図録1670参照)。 日は、11.0%と112カ国中、30位であるが、所得の高い国としては、シンガポールやアラブ首長国連邦と並んで、異例の高さとなっている点が目立っている。国民全体、あるいは女性平均の体型が世界の中でスリムである点では日と共通の韓国でもやせ

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    agrisearch 2011/10/27
    「やせ過ぎ(痩せすぎ)はBMI(体重㎏÷身長の二乗㎡)が18.5未満と定義」「図録に示されているような日本人女性のからだの危機的状況・・」
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