科学がきらわれる理由 作者: ロビンダンバー,Robin Dunbar,松浦俊輔出版社/メーカー: 青土社発売日: 1997/06メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (7件) を見る 進化生物学者であるロビン・ダンパーが、研究として書いた本なのかと手にとったが、結局「自分の体験に基づく実感」でしかなかった。それでも、まあまあ収穫あった気はする。 著者は、科学がきらわれる理由、当時の状況(1990年代)として序論でこのように予想している。 ガリレオがきっかけ(地動説)。人間が中心だったと思っていた世界を覆した。 科学嫌いの反動として、既存宗教を超えたカルト集団への傾倒、ニューエイジ神秘思想の勃興。 反進化論として、「創造論」がはびこっている。 病気やストレスから自分たちを救ってくれているようには思えない。科学は冷たくて知的すぎるように思える。 科学そのものが、男性支配
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