PCと水耕栽培システムをつなげる卓上型の家庭菜園・植物工場、この春から実験的に発売予定(アイティプランツ社) USBケーブル等を介して、PCと水耕栽培システムをつなげる家庭菜園グッズを過去にもいくつか紹介したが(例えば、Click & Grow の事例)、今回は国内でも春から実験的に販売を開始するニュースを取り上げる。開発したメイン企業は滋賀・立命館大学内のインキュベーションに事務所を置くアイティプランツ社である。 関連した記事の一部を以下に掲載しておく。 パソコンにつなぐだけで、全自動で野菜やハーブを育ててくれる小型プランターを滋賀県草津市のベンチャー企業が開発した。光量などを調整し、最も生長に適した環境条件に設定できるため1カ月ほどで収穫が可能。インターネットや携帯電話から設定変更できるコンピューター制御型は世界初といい、今春から試験発売を始める。 (省略)開発したプランターは高さ、幅
信州大学上田キャンパスでは6月4日に「ファイバーイノベーション・インキュベーター(Fii)施設」「先進植物工場研究教育センター(SU-PLAF)」開所式が開催された。Fii施設では、パイロット試作開発設備の設置、試作品性能評価システムの設置、人材育成支援、地域産学連携支援体制の活用、国際的な情報ハブを活用した事業展開の支援などを実施。 SU-PLAFの施設では、世界標準(40フィート)冷凍コンテナを用いた自立的完全制御型植物工場の研究開発、植物生育技術開発と植物工場関係企業・団体・事業者に対する人材養成を実施していく予定。以下は過去の詳細記事となります。 ===2011年2月11日=== 信州大繊維学部(上田市常田)は4月から、小型の植物工場の開発に乗り出す。同学部の野末雅之教授(生物機能科学)によると、開発する植物工場には、輸送用の冷凍コンテナ(長さ12メートル、幅2.4メートル、高さ2
都市型農業は屋上ファームや植物工場による野菜の生産だけでなく、キノコ栽培にも注目が集まっている。カリフォルニアを拠点とするベンチャー企業、BTTR Venturesは2009年に設立された。 BTTR(ベター)は “Back to the Roots” の略で、アーバン・マッシュルーム・ファームを提案しているユニークな企業。 栽培方式もサステナブルにこだわり、キノコ栽培の培地には、使用済みのコーヒーかすをリサイクル利用しており、同社では、家庭でも栽培できる小型のキノコ栽培キットや農業用の土壌改良剤を販売している。 メインの栽培商品は「oyster mushroom」(ヒラタケ)を栽培するキットである。米国でもメジャーなキノコであり、どこのスーパーでも安価で売れているキノコである。 栽培キットの販売価格は約2,000円。栽培方法も簡単で、箱から取り出し、1日2回霧吹きで表面を濡らしてあげるだ
都市型農業(アーバンファーム)として、コロンビア大学のDickson Despommier氏などをはじめとする研究メンバーが、2060年の未来の農業コンセプトとしてピラミッド型の垂直式・タワー型の植物工場を提案している。 未来のピラミッド型ファームは、自然の再生可能エネルギーを利用しながら、食料生産を行うだけでなく、廃棄物のリサイクルシステムにまで徹底したエコシステムを追及しており、魚の養殖や家畜も栽培可能だという。 また、多段式・完全循環式の水耕栽培により、露地栽培の水使用量の10%ほど、栽培面積も5%ほどで十分である、とのこと。この他、サステナブルな農業だけでなく、都会に緑を増やし、自然に触れることによる精神的な効果・効能についても現在、研究されているようだ。 本プロジェクト研究の意義として、2060年には飢餓に直面する人々が30億人にも上り、従来型の農業では都市部への人口集中に対して
ヤンマーは16日、同社のキャラクター「ヤン坊マー坊」の新デザインを発表した。ライセンスを開放し、Tシャツや帽子などのキャラクターグッズを販売する。「ヤン坊マー坊」は昭和34年に誕生。キャラクターデザインはアニメーターの中邨(なかむら)靖夫氏が一貫して手がけてきたが、今回初めて別のデザイナー集団に依頼した。従来のキャラクターも並行して、使用する。
総務省行政評価局は、「バイオマス・ニッポン総合戦略」(平成14年12月27日閣議決定、18年3月31日改正)及びこれに基づくバイオマスの利活用に関する政策が、総体としてどのような効果を上げているかなどについて、初めて政策評価を実施 (注) 「バイオマス」とは、再生可能な生物由来の有機性資源。食品廃棄物(生ごみ等)、家畜排せつ物、林地残材、稲わらなど バイオマス利活用施設の設置数の増加など、バイオマスを利活用するための環境が整備されつつある。 しかし、調査の結果、(1)政策全体のコスト(決算額)、(2)バイオマス関連事業の効果(アウトカム)、(3)バイオマスタウン構想の進捗状況、(4)バイオマスの利活用現場(バイオマス関連の施設)におけるCO2削減効果等、政策の有効性や効率性を検証するためのデータがこれまで十分に把握されていなかったことが明らかになった。 当省が、本政策評価でこれらの事項を把
久しくご無沙汰しておりました。 書くネタ自体は山ほどあるんですが、本業が凄い勢いで動いているのでそっちに集中していましたです。 さて、たまには分析チックなお話を。統計でガチガチの石頭になってしまわないように、常に僕が気をつけていることの1つが「選択バイアスの罠」です。 生還した戦闘機、しなかった戦闘機 あ、ちなみに、いまきは別に統計や分析の(アカデミックな意味での)専門家ではないので、そのあたりはご容赦を(汗 時に1940年ごろ。 世界は第二次世界大戦の真っ只中です。 統計学者のエイブラハム・ワルドという方が戦闘機の脆弱性について調査していたそうです。 帰還した戦闘機の大量のデータが彼の元に届きます。 「入手したデータどれもが、戦闘機のある部分の被弾頻度が他の部分よりも過度に多いことを示していた。」 さて、ここからどういう結論を導けばいいのでしょうか? (ちょっと立ち止まって考えてから読ん
私も「だてマスク」を着けています――。風邪でも花粉症でもないのに素顔を隠すためのマスクを年中手放せない。そんな中高生たちの姿を朝刊の連載「いま子どもたちは――よそおう」で取り上げたところ、大人からも共感の声が相次いだ。一方で、だてマスクを着けるわが子にどう向き合うか、悩む保護者も少なくない。 埼玉県春日部市の主婦の女性(49)は、外出時に「だてマスク」を着け、帽子を目深にかぶる。 手放せなくなったのは数年前。中学生だった長男が、同級生やその保護者らから「空気の読めない子」と扱われるようになった頃だった。近所でふいに「○○君のお母さん」と声をかけられるたび、「息子が何かした?」とビクッとし、「子どもとセットで見る人には本来の私がわかってもらえない」と悩んだ。 マスクをしていると、外で知人と行き会ったとき、相手より先に気づくことができる。自分を理解してくれる人には、マスクを外してあいさつ
お詫び:本学生産の特別栽培米からのかび毒検出について 平成 23 年 2 月 17 日 平成 23 年 2 月 14 日(月)、日本穀物検定協会から、本学農学部附属フィール ド科学教育研究センターの木花フィールドで生産した特別栽培米(玄米)を検 査した結果、かび毒(アフラトキシン)が検出(70μg/㎏)されたとの連絡があ りました。 当該米は、 木花フィールド実習田の一部(80.3a)で平成 22 年に栽培 収穫し、 ・ その後乾燥・籾摺りを行い玄米にしたもので、平成 22 年 11 月 29 日に日本穀物 検定協会の求めに応じて、 その玄米のサンプル5㎏を提供・送付したものです。 一方、販売米は、木花フィールドで当該玄米を機械精米後にさらに色彩選別 機にかけた 85 ㎏(5 ㎏/袋×17 袋)であり、平成 22 年 11 月 20 日に開催した 宮崎大学開放事業(農学部附属フィールド科
地域といのちと暮らしを破壊するTPP 農業協同組合新聞・JAcomでは、2010年10月1日に菅直人首相(当時)が突如TPPへの参加を表明して以降、TPPについての解説と経緯、各界からの寄稿・インタビュー、TPPに先行して締結した米韓FTAで混乱する韓国情勢、などを掲載してきました。社会全体を巻き込む大きな問題となっていますが、いまだ国民の間で充分な理解と議論がなされていません。 JAcomでは、TPPについて多くの方に知ってもらいたいと考え、「地域といのちと暮らしを破壊するTPP」と題して特集コーナーを設置しました。 記事は随時追加していきます。(最終更新=平成25年3月5日) ・どうなるの?わたしたちのくらしとTPP ・韓国ルポ ・解説記事 ・インタビュー ・特別寄稿 ・座談会・対談 ・講演会・研究会 ・コラム・正義派の農政論 ・関連ニュース ・関連リンク(外部リンク) 農林中金総合研
外食の倒産3年連続600件超の高水準 (株)帝国データバンク(TDB)は、2月14日に2010年の「外食産業の倒産動向調査」を発表した。 それによると、外食産業の倒産は、3年連続で600件を超える高水準で推移し、なかでも「居酒屋」は過去最多の201件が倒産している。 ◆長期化する売上げ不振 この調査は2010年1月から12月の外食産業の倒産(負債1000万円以上、法的整理のみ)について、TDBが集計・分析したもの。 これによると、図1のように10年の外食倒産件数は623件、負債総額は614億9600万円で、前年に比べれば件数も負債総額もやや減少はしているが、件数は08年から3年連続して600件を超える高水準で推移している。 (社)日本フードサービス協会によれば、10年の外食産業の年間売上高は前年比0.9%増と新規店を含めた全店ベースで2年ぶりに前年を上回った(※関連記事)。だが、客単価は同
「安い食料の時代は終わった」 FAOのニュースレターが指摘 国連食糧農業機関(FAO)の「ニュースレター」2月号『今月の視点』欄は『騰勢を強める食料価格』をテーマとした。 同欄は、最近の国際市場について、主要先進国が農産物の過剰に苦慮し、輸出補助金による競争を繰り広げ、価格低迷が続いたころとは様相を異にしており、主要輸出国の過剰在庫や供給余力を前提にした『安い食料の時代』は終わった――としている。 また2002〜04年を100としたFAO食料価格指数は昨年12月に約215となり、7〜8年前に比べ、概ね2倍、食料危機といわれた08年の最高値約214を上回っていると指摘した。 今後については、穀物だけでなく、大豆、砂糖、綿花など広範な農産物価格が上昇しているため、個々の農産物の作付拡大の余地は限られてくるし、また天候不順による減産など供給側のショックがある場合は、さらなる価格高騰のおそれもあり
そば生産日本一に鈴木さんら 日本蕎麦協会の表彰 (社)日本蕎麦協会は今年の全国そば優良生産表彰事業の各賞を2月14日決めた。 農水大臣賞(農家の部)は栃木県益子町の鈴木幸一さん。 良質なそばを製粉するため色彩選別機・石臼を導入。17都道府県の約150店に出荷している。そばは通常、秋に収穫・出荷されるが、夏の需要が多いため夏そばを生産。8月に東京へ出荷している。 そばの作付は67haという大規模経営。うち秋そばが57ha。品種は常陸秋そば(茨城県が育成したもの)ほか。平均単収は92kg。 大臣賞の集団の部は茨城県桜川市の竜神農業生産組合(代表者は入野修さん)。 常陸秋そばの種子更新を行い、そば特有の香り・風味・甘味があるものを生産。土づくりでは自家生産のバーク堆肥や有機質肥料、2年3作の輪作体系を行っている。安定所得確保のため各そば店のニーズに応じた生産に努め、固定価格の契約販売を実現してい
向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報については、以下のとおりです。 これから育苗が始まる水稲においては、塩水選、種子消毒を的確に実施し、健全な苗を育成することに努めてください。 なお、昨年、セジロウンカによって媒介されるウイルス病であるイネ南方黒すじ萎縮病(仮称)の発生が、中国及び九州の8県から発表されました。このため、セジロウンカの防除については、吸汁による被害だけでなく、ウイルス病を媒介することについても注意を払う必要があります。セジロウンカの被害が問題となる地域では、育苗段階からセジロウンカに効果の高い薬剤を選択してください。 果樹や茶などでは、病害虫の越冬量及び越冬密度を低下させ、翌春の病害虫の発生を抑制するために、病害対策として、罹病枝葉の除去及び病斑部の削り取り並びに虫害対策として、粗皮削りやマシン油散布等の園の適切な管理に努めてください。 病害虫防除に関する留意点 病害虫
鹿野農林水産大臣は、イラストレーターであり、お魚に関する様々なイベントやメディアで活動されているさかなクンを「お魚大使」に任命します。2月21日(月曜日)に農林水産省で任命式を行います。 任命式は公開です。カメラ撮影も可能です。 概要 さかなクンは、昨年の「クニマス」の発見にも貢献されたほか、お魚に対する幅広い知識と鋭い観察力、そして優れた表現力を生かして、これまで多様な場面においてお魚の魅力を国民の皆さんに伝えてこられました。 農林水産省は、おいしい国産の食材をもっと使って、食料自給率を上げようとする国民運動「フード・アクション・ニッポン」を推進しています。 水産施策については、23年度から「資源管理・漁業所得補償対策」を開始し、これを中心として、適切な水産資源管理と漁業経営の安定対策を一層強力に推進していきます。また、消費者の魚離れを食い止め、水産物の消費拡大を図ることも重要と考えてい
京都市南区の菓子製造会社の工場から漂う甘いにおいなどで苦痛を受けたとして、周辺住民17人が935万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪高裁(永井ユタカ裁判長)で和解した。昨年9月の一審・京都地裁は同社に約280万円の支払いを命じたが、解決金100万円を支払う内容で合意したという。 和解は14日付。一審判決によると、同社は2005年2月から08年6月の移転まで同工場で菓子を製造した。判決は菓子特有の甘いにおいと騒音について「住民の受忍限度を超えていた」と判断。同社が控訴していた。 住民側の代理人の弁護士は「住民に迷惑がかかったことを高裁が受け止めてくれた」と話す。一方、同社側は「賠償すべきにおいや騒音が発生したと認める和解内容ではなく、トラブルの早期解決のために解決金を支払うことにした」としている。(平賀拓哉)
配布資料一覧 資料No.1 「公開質問状」 資料No.2 「回答書」 資料No.3 牛乳乳製品健康科学会議折茂会長コメント 資料No.4 新谷弘実医師回答書に関する牛乳乳製品健康科学会議の見解 資料No.5 見解説明参考資料 配布資料を以下からダウンロードしてください。 拝啓 初春の候、新谷先生には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 突然お手紙を差し上げましたが、私ども「牛乳乳製品健康科学会議」は、新谷先生がご著書「病気にならない生き方」に記され、また種々の講演会などで述べられているお考えに対して、その科学的根拠等に大きな疑問を持っております。 私どもとしましては、医学・栄養学・食品科学等の立場から、健康的な生活に役立つ正しい情報を提供する必要があると考えております。そのため以下の8項目に関して私どもの見解を申し述べさせていただきますので、折り返し新谷先生のご見解をお
昨日、司会をしたセッション&その後の懇親会があまりにも私にとって刺激的で、まだまだ頭がまとまっていないのですが、とりあえずメモ程度に印象に残ったことを記しておきます。あとで増やすかと。 武器を持つ、武器を研ぐ、対象に切り込む 最初に非難を浴びるくらいの研究でないとダメ 数学で何か考えているときは可視化もできない。数学脳はいつ作られる? 生まれつき? 臨界期がある? 数学のごりごりの本を読んで、読んで、読んで、訓練されるかも? こちらはtwitterに書いた内容。 @kasoken: 今日のJSTシンポの司会。登壇した数学者がそれこそ越境する新しい分野の人たちばかり。今はみんな「スターな男」なのだけど「論文はリジェクトばかり」「こっちの学会誌に出せ、といわれ、そこでもあっちに出せと言われ」「自分が座長をやったら1人しか来ない」とか。 2011-02-16 23:40:29 via Tweet
大葉ナナコのバースコーディネーター 日記ベビーマッサージを拝読。すると、ちょっと気になる言葉が… バースストーリーは本当に10人10色で、単に安産・難産にわけられない、深い物語があるものです。どうしても帝王切開が必要な誕生は自然帝王切開だと、元気に生まれてきてくれた赤ちゃんを抱けば、どの誕生も素敵な物語です。生まれてこれなかった命や、生まれたけど生きられなかった命、体や心に助けが必要な命、、、。元気なのは素晴らしいけど、でも元気じゃなくても、みんな大切な命。 ※強調しているのは私、琴子の母です どうしても帝王切開が必要な誕生は自然帝王切開だと、元気に生まれてきてくれた赤ちゃんを抱けば、どの誕生も素敵な物語です。 うーん、何遍読んでも不自然です。そもそも、“どうしても帝王切開が必要な”っていうのは、必要じゃない帝王切開があると、なんとなくそう刷り込まれてしまうような気がします。 逆にいえば、
2011年2月17日 1914年に設立され、調味料や加工食品など1700もの製品を生産する味の素川崎工場。敷地面積は東京ドーム8個分に相当する約10万坪あり、中華合わせ調味料「CookDo」や香り高い和風だしの素「ほんだし」の工場などを見学することができる。 川崎市鈴木町にある味の素川崎工場は、町全体が「味の素」の工場となっている。町内に京急大師線の鈴木町駅があり、降りると工場は目の前。鈴木町の鈴木とは「味の素」の創業者、鈴木三郎助に由来している名称なのだ。 工場見学のコースは、見学会場での座学から始まる。川崎工場の歴史や生産品についてスタッフからレクチャーを受け、味の薄い「みそ湯」とうま味調味料「味の素」を使用した味覚体験に移っていく。次に資料展示室に移動し、うま味やアミノ酸を説明するパネル、鰹節削り器などを見学。「味の素」の原料であるサトウキビを見学者が機械で搾り、その糖蜜(殺菌済みの
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