主人公・万太郎(神木隆之介)が植物学者として世に認められ、折り返し地点に入ったNHK連続テレビ小説『らんまん』。後半に向けて物語がさらに盛り上がりを見せる中、本作を語る上で欠かせないものとなっているのが、万太郎が愛する植物たちだ。週タイトルにもなっている植物は、物語とリンクする形で毎週印象的な役割を果たしている。そんな植物を扱う本作において、重要な役割を担っている植物監修の田中伸幸氏に話を聞いた。(編集部) 植物研究者たちの間でも評判になっている『らんまん』 幼少期の万太郎(小林優仁)が見つめるのは「イヌトウキ」 ――田中さんは『らんまん』の植物監修として、どのような作業を行っているのでしょうか? 田中伸幸(以下、田中):台本の段階からストーリーを成立させるために、様々な制約をクリアする植物を提案するところから監修として関わっています。その制約というのは、ドラマの季節に合った植物であるか、
