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ブックマーク / dropsound.hatenablog.com (6)

  • 考える力を身につけさせたい・その2 - 水たまりの雨音

    前のエントリ 考える力を身につけさせたい へのたくさんの訪問,そしてブックマーク・トラックバック,ありがとうございます.もらったコメントの中で「ほうほう」と感じた部分がありました.それをピックアップしながら,「考える」ことについて「考えて」みます. エントリの触発元で,『自然な疑問』を持つように訓練するには というエントリも上がっています.解決策を既に持っていたんですね. 試行錯誤すら必要ない生活 コメントの中で試行錯誤の大切さが述べられていた.問題はもっと根的で試行錯誤したことが無いのではないかと思う。そして試行錯誤に美を感じていない。だから思考するときの独特の不安や孤独に耐えられないのではないか。もしくはその孤独を感じるだけであきらめてしまうのではないだろうか。2月7日のニュース / plotの日記トライアンドエラーが美しくないことだと考えている人間が多い気がする。もしくはこれまでト

    考える力を身につけさせたい・その2 - 水たまりの雨音
  • 楽しく努力する - 水たまりの雨音

    紹介フレーズ3つ1. 努力を否定的にとらえる努力を信じる種族は,なぜにこうも,楽しいことを先へ先へと延ばすのでしょうか.手遅れかもしれないのに.『グロテスク』(桐野夏生・著)2. 努力に開き直ってみる努力は必ず実を結ぶ。それが結果につながるとは限らないけれど『サイコロジカル(上) 兎吊木骸輔の戯言殺し』(西尾維新・著)3. やりたい事があるのなら,努力を苦痛と思うなやりたいことを一つ叶えるには,やりたくない事を10も20もやって結果を出さなきゃならないでしょ? それを苦労って感じてしまったら,私にはそれを叶える資格がないってことなんだと思うの.とあるゲーム 「努力」を「苦痛」と思わないために 努力とは,将来の自分のため・やりたい事を叶えるため・成果を得るために今の自分の時間を投資すること,なのかな.努力することで得られる苦労・浪費感と,その結果として得られる成果・達成感とを比較して,どちら

    楽しく努力する - 水たまりの雨音
    agx
    agx 2008/03/24
    努力せざるを得なくなったら,目指す成果に無理にでも前向きな理由をこじつけられれば,少しは楽しく努力できる.
  • 眠くならない発表について考える - 水たまりの雨音

    きっかけ 大学の講義・学会・ゼミなどの場で様々な発表を聞くわけだが,その中で聞いていて非常に楽しい発表とそうでない(眠くなる)発表がある.当然,話題に興味がなければ眠くなることが多いけれど,稀にそこまで興味がない話題のはずなのに聞き入ってしまう発表があった. 眠くならずに思わず惹き込まれる発表はどんな発表だったか.2点挙げてみる. 考察 「聞いてほしい」オーラ 発表者自身が非常に楽しそうに話している発表は眠くなりにくい.「こんなことわかっちゃったよ!」「この図を見せたかった!」というようなオーラが発表者から出ていて,テンションも高め.学校で起こった楽しい出来事を親に嬉々として話す子供みたい.こういう発表者には笑顔がこぼれている. あまりの妙な勢いに苦笑が出ることもあるけれど,苦笑が出た時点で惹きこむ事には成功しているといえる. 発表の流れの中にある「考える」時間 受身になって緩慢に聞くだけ

    眠くならない発表について考える - 水たまりの雨音
    agx
    agx 2007/11/07
    「聞いてほしい」オーラ. 発表の流れの中にある「考える」時間
  • 研究能力は質疑応答で磨かれる - 水たまりの雨音

    記事紹介 卒業研究で配属されてきた4年生はほとんどの場合以下の段階を経て研究に対する能力を発達させていく 第1段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会うと「怒る」あるいは「泣き出す」、「へこむ」 第2段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会っても、何とか受け入れられるようになる 第3段階:他人の発表や議論を聞いて比較的細かい「よくないところ」を指摘できるようになる 第4段階:他人の発表や議論を聞いて、発表や発言の枠内で「よくないところ」を指摘できるようになる。ただし、改善方法は提示できない 第5段階:他人の発表や議論を聞いて、発表や発言の枠内で「よくないところ」を指摘できるようになる。しかも、改善案も提示できる 第6段階:他人の発表や議論を聞いて、研究テーマや扱っている問題の質的なポイントから「よくないところ」を指摘

    研究能力は質疑応答で磨かれる - 水たまりの雨音
  • アドバイスのあり方 - 水たまりの雨音

    よくあるアドバイス 後輩が作業に困っていたり,何かに悩んでいそうだったりすると,何となく声をかけたくなる.その状況を打破できるようにアドバイスしたくなる.発表資料の作り方・エクセルの作業量を減らすテクニック・ショートカットキーの使い方,の様な小手先の技術から,観測に向かう心構え・論文を書く上でのコツ・研究者としての資質,のような概念的なことなど(自分自身もそれらを分かる状況に至っているわけではないけれど).色々な物事を伝えることがある. 伝えるアドバイスは,書籍やネット経由で入手したり,先輩方から受け継いだり,自分で編み出したり,など経由は様々であるが.自分の実体験を経ているものがほとんどだ.自分でやってみたらこんなに上手くいった → だから君にもおススメするよ.というパターンが多い.テクニックを使用したことで問題解決を導いた気持ちよさを伴うから,そのやり方こそが一番良いよ,と思うからだ.

    アドバイスのあり方 - 水たまりの雨音
    agx
    agx 2007/11/07
    アドバイスしてあげる,という姿勢をなくす
  • 大学院修士学生がしておいたほうが良いこと - 水たまりの雨音

    前のエントリ にてのほほんと博士課程進学を勧めてしまいましたが,夢のある話だけではないよ,という背景も知らせておくことが必要かな,と思いました.というのも下記の記事を一通り読んだからです. 学生がその後どうなるのか - うすっぺら日記 学生がその後どうなるのか 追記 - うすっぺら日記 大学院生は利用され使い捨てられているのか - 5号館のつぶやき (via まなめはうす) ドクター問題その後(5):学生の未来に関心のない指導教員、そしてアカハラ - 大「脳」洋航海記 それぞれは少し長めですが,大学院進学,研究者志望の方,大学教員の方は一度目を通してみるべきではないでしょうか.色々と思うところが出てくると思います. 以上の記事を読んでみて,上記記事とは論点がずれるかもしれませんが,自分の思ったことを記してみます.こういった危機意識を持った上で,研究室に入ってしまった学生が何をしておくべきな

    大学院修士学生がしておいたほうが良いこと - 水たまりの雨音
    agx
    agx 2007/07/15
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