2006年09月11日 06:30 【asahi.com】によると、かつては貴重なたんぱく質の摂取源であり、今では絶滅するとかしないとかで捕獲が制限され世間一般にはほとんど流通しなくなった「くじらの肉」が余っているという。商業捕鯨は1988年以降禁止されてしまったが、調査捕鯨が拡大され、供給量が増えているのだという。その一方流通ルートがほとんど無くなり、結果としてだぶつき状態という次第。 くじら肉を管理している【水産庁】では「健康食」として、学校や病院への売込みをはかり、それに応える形で給食や新商品に取り入れる学校、外食産業も出始めている。くじら肉は低カロリー・低コレステロールという特異性や、若い世代には意外性・年配の人にはレトロ感覚、懐かしさから人気があるという。だぶつき気味のくじら肉の需要を増やすため、水産庁の後押しで作られた【鯨食ラボ】ではくじら肉の流通網の確保と拡大、くじら肉の普及