●トップは東レ。かつての「斜陽産業」から見事な生まれ変わり●2位のセコムは「世界の警備・保安企業」●新日鉄住金、日清食品HD、味の素が高評価●新聞、放送、携帯ゲームは厳しい評価●意外と伸びないIT・サービス ゲームのルールが変わるのだから、会社の優劣もガラリと変わる。知名度は関係ない。これからの時代、キラリと輝き続けられる企業に共通する〝強み〟とは。 「世界の主要60ヵ国の中で、過去20年間にGDP(名目)が伸びていないのは日本だけです。長く不況に悩まされているといわれる米国でさえも、2倍になっている。そのうえ、今後は人口が急激に減少して高齢化が猛スピードで進展する中、日本のGDPが大きく回復することは期待できません。 企業数は当然、減らざるを得ない。たとえば鉄鋼業界は『大手5社』といわれていた時代が長かったですが、いまや『大手3社』になっている。中小企業に目を向けても、経営者の高齢化で廃