東京都杉並区の商店街の夏祭り会場に火炎瓶とみられるものが投げ込まれた事件で、瓶を投げた後に自殺したとみられる男(68)が毎年、「祭りのサンバの音がうるさい」と周囲に話していたことが8日、知人への取材で分かった。 男の自宅近くに住む男性(51)によると、夏祭りの時期が近づくと不満を漏らしていたという。ただ男性は「本当に怒って話している印象ではなかった」とも述べており、警視庁高井戸署は詳しい動機を調べている。 また知人によると、男は液体燃料を使用する無線操縦ヘリコプターが趣味だったという。男の自宅からは、油のような液体が入った瓶が10本以上見つかっている。