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ブックマーク / ascii.jp (233)

  • IMEとして「変態」 開発陣が語るGoogle日本語入力 (1/5)

    グーグルには、勤務時間の20%を自由な企画・開発に当てていい「20%プロジェクト」という制度がある。Google検索での誤入力に対して、正しい検索キーワードを勧める「もしかして」というスペリングコレクション機能を担当している、ソフトウェアエンジニアの工藤拓氏が、同じくエンジニアの小松弘幸氏と、この「20%」で進めていたのが「Google日本語入力」だった。 工藤氏が「変換」のコアな部分、小松氏がWindowsMacintoshといったマルチプラットフォームへのつなぎ込み部分を主に担当してプロジェクトを進めた。そして仮バージョンができた時点で、相談を寄せたのがシニアプロダクトマネージャ(当時)の及川卓也氏だ。 2010年に登場するChrome OSへの搭載も予定され、Googleの日展開の重要なツールとなるGoogle日本語入力の生みの親に、その狙いや開発の思想を聞いた。 Google

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    aisot
    aisot 2009/12/26
  • 「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (1/6)

    「間違えてないか? 私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 「マイナーで売ってるんだけど」 「平沢進というのは『な~に~? この音楽、きもちわるい』とか、そういう類だから。かわいくないから」 「友達減るから」 「私が『平沢唯』と書いたことにより、多くの皆様を誤った場所に導いてしまったことを深くお詫び申し上げますから」 「重ねてお詫び申し上げますから」 (Twitterアカウント @hirasawa より抜粋) 平沢進さんは日を代表する電子音楽の作家であり、また高い表現力を持つボーカリストだ。1979年にテクノポップグループ「P-MODEL」でデビューし、1989年からソロ活動を開始。ブロードバンド環境が整い始める1999年には、メジャーとの契約を打ち切り、いち早くMP3でのダウンロード配信を始めるなど、現在のネット音楽シーンをリードしてきた人でもある。 その彼がTwitterに登場するや否や、

    「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (1/6)
  • 450人がライブに熱狂!! ニコニコ大会議 高知レポート (1/3)

    「ニコニコ大会議2009-2010 in 高知」では、ニコニコ動画/生放送で有名なユーザーによるライブパートが大いに盛り上がり、アンコールまで起こった。写真左より、ピコさん、ミスマル総長さん、Φ串Φさん 11月より始まり、全国8ヵ所をツアーで回っているニコニコ動画の関連イベント「ニコニコ大会議2009-2010」(関連記事)。12日、その3回目が高知県高知市にて開れた。会場には抽選で選ばれた約450人のニコ動ファンが集まり、その様子が「ニコニコ生放送」にてライブ中継された。 大会議自体は毎回、ニコ動の新要素を発表したり、著名人や有名なニコ動ユーザーを招いて舞台で歌やトークなどを披露してもらうというもの。毎回、進行役としてステージに上がっている、ドワンゴ取締役の夏野剛氏とニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏の「掛け合い漫才」も魅力のひとつだ。

    450人がライブに熱狂!! ニコニコ大会議 高知レポート (1/3)
  • 音楽の「ナマ感」伝えたい ボーカロイドイベント主催が語る (1/4)

    sponsored 生成AI「Box AI」を組み込んだBoxの将来像も披露、「BoxWorks Roadshow Osaka 2024」レポート 大阪ガス、豊中市も登壇 西日に注力するBoxが大阪で大型イベント開催 sponsored MSIのNUC「Cubi NUC 1M」を徹底レビュー NUCはどれも同じではない!ちょっとした違いなのに大きく影響するポイントを見逃さずに選ぼう sponsored 浄土真宗親鸞会がネットギア「M4250」を導入、能登半島地震では「機動力の高さ」が生きる 大規模イベントの“ワンオペ映像業務”、実現したのはNDIとネットギアPro AVスイッチ sponsored JN-IPS238FHDR-C65W-HSPなら直販価格2万2980円 昇降式スタンドとUSB Type-C給電は後悔しないディスプレー選びの新要件! 2万円台前半でも探せばある sponso

    音楽の「ナマ感」伝えたい ボーカロイドイベント主催が語る (1/4)
  • ネットで人気の女声系男子、「両声類」って何者だ (1/5)

    今年もネットを発信源に、様々なジャンルで、様々なクリエイターが誕生してきた。中でもとりわけ、表現として全く新しいと感じたのが今回ご紹介する「両声類」と言われるジャンルのパフォーマンスだ。 両声類は「男女両方の声が出る人」の総称で、女性の声を出す男性や、男性の声を出す女性のこと。今年、この珍しいパフォーマンスがひそかなブームとなり、女声を出すための「女の子の声になろう!」(Amazon.co.jp)という教則まで発売された。 先月28日、六木aliveで行われた両声類ライブイベント「ニコニコ漢祭2009」では、昼夜2回公演で計120名のファンが集まった。その熱気から、彼らの人気が確かなものになったと感じている。 ここまでのブームを生み、ジャンルとして確立した両声類だが、多くの人にその姿は知られていない。そこで今回は「ニコニコ漢祭2009」にも出演した、りゃくさん、アルティメット・ハイさん

    ネットで人気の女声系男子、「両声類」って何者だ (1/5)
  • 「余裕はないです」ニコ動・bakerさんが音楽に求めるもの (1/4)

    2009年12月05日 12時00分更新 文● 聞き手:広田稔、盛田諒/ASCII.jp編集部 構成:四淑三 前回のKNOTSさんに続いて、初のメジャーアルバム「filmstock」(Amazon.co.jp)を発表したボーカロイドP(ボーカロイドを使った作曲家のこと)、bakerさんのインタビューをお届けする。 bakerさんはボーカロイド「初音ミク」が発売されて間もない2007年、「celluloid」「サウンド」とシーンを代表する曲をニコニコ動画で立て続けに発表。ケータイムービーを使った、荒い画像ながらもセンスある動画も彼の手によるものだった。最近ではクラブイベント「VOC@LOID NIGHT」を主催し、DJ活動を精力的に行なうマルチタレントでもある。 今回のアルバムは、ボーカルに初音ミクやメグッポイドなどのボーカロイド、そしてギターやベースを使ったバンドサウンドという、いわゆる

    「余裕はないです」ニコ動・bakerさんが音楽に求めるもの (1/4)
  • 「生まれたときからロックンロール」デッドボールPかく語りき (1/5)

    クエイクが発売する「EXIT TUNES PRESENTS THE VERY BEST OF デッドボールP loves 初音ミク」、デッドボールPのデビュー作。キャッチコピーは「もちろん無修正」。CDなのだが 「初音ミク」がデビューして2年が経つ。 今では初音ミクを使うボーカロイドP(ボカロP)がプロとしてデビューすることも珍しくない。人気のボカロPのレベルは向上するばかりだ。そのレベルの高いボーカロイドの戦場の中、まったくの独自路線で異彩を放っているのが、デッドボールP(デP)だ。 デPの作品で目立つのは、かなりきわどい歌詞。人気曲「私は人間じゃないから」では、しっとりとした美しいメロディーに「中で出して」という歌詞が入り、新曲「脱げばいいってモンじゃない!」では、「上に乗って」や「口でして」といった、非常にギリギリのフレーズが入ってくる。 そうした「飾らない」という意味で真っ直ぐな曲

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  • 現役音大生と銀座のホステスが、ネットと音楽で目指すもの (1/5)

    現役音大生のボーカロイドP、Treowさんが所属する音楽サークル・Elektlyzeの1stアルバム「Piece of Cipher」(現在は完売)アートワークより 今年下半期に公開されたボーカロイド曲の中で、最大の衝撃はTreowさん(逆衝動P)の「Drain」だった。 Treowさんはニコニコ動画に楽曲を投稿する、ボーカロイドPと呼ばれる作家の1人だ。2008年11月にアップされた「Chaining Intention」は再生数にして14万回を超え、「VOCALOID殿堂入り」のタグが付く。彼自身は「変拍子の貴公子」と呼ばれ、コアなファンを集めている。 その作風は文字通りユニーク。変拍子、複雑な和声、先が読めない展開、奇抜な音色の配置と、様々な実験的な手法が試されている。にもかかわらず音楽全体としてのポップさを失っていない、その不思議なバランスに魅力がある。 その彼の作品がさらに「音楽

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  • ミク作家と8bit職人が組んだ、コスモドライバーがデビュー! (1/5)

    遂にあのコスモドライバーがCDデビュー!!! と、言われても「コスモドライバーって何?」という方が大半のはず。何故ならボーカロイドPとして有名なcosMoさんと、チップチューンで有名なヒゲドライバーさんによる、このアルバムのために組まれたコラボレーションユニットだから。コスモと(ヒゲ)ドライバーでコスモドライバー。その最初の1枚が『コスモドライバー∞UP』というアルバムなのだ。 何はともあれ、コスモドライバーのPV『マイティボンジャック』をどうぞ(このPVとジャケットデザインは、チップチューンやドット絵で知られる、ささくれPによるもの)。 完成したコラボ作品はなかなかの完成度だが、実はこの二人、そもそもの作風が相当違っている。 まずcosMoさんの代表曲は、おそらくボカロ界隈をチェックしている人なら必ず一度は聴いたことがあるだろう『初音ミクの消失』。恐ろしい速さで何かをまくし立てているあの

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  • Twitter「平沢唯じゃない」でも1万人がフォロー

    間違えてないか? 私は平沢進だぞ(26日) ミュージシャン・平沢進氏(@hirasawa)がTwitterをはじめたのは9月末のこと。 利用開始当初から「このスキに二杯目のジンジャー・ティーを入れる。なんでこんなこと赤の他人に教えなきゃなんないんだ?」「いまなにしてる? よけいなお世話だ」といった挑発的なツイート(発言)が人気を集め、着実にファンを獲得していた。そんな彼が、このツイートをきっかけに爆発的にフォロアーを増やすことになってしまった。 「たいしたこと書いてないのに3280人とはどういうことだ? おい」 「間違えてないか? 私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 平沢進氏といえばバンド「P-MODEL」で活躍し、かつてのテクノポップブームの中心人物となった一人。長州力さんの入場曲を作曲していたり、ボーカロイドソフトを楽曲に使用するなど、とかく話題に事欠かない。一方の平沢唯は、大ヒットアニ

    Twitter「平沢唯じゃない」でも1万人がフォロー
  • 初音ミクがグリグリ躍る「MMD」の現状と未来 (1/5)

    3DCGのキャラクターをマウスだけで自由に動かし、気軽に動画を作れるツールが誕生し、ニコニコ動画などの投稿サイトにはそこから生まれた動画があふれている。そのツールこそがMikuMikuDance(ミクミクダンス、以下「MMD」)だ。 MMDはその名の通り、当初は3Dで作られた「初音ミク」のCGを動かすために生まれたツール。動作の軽さと、圧倒的な分かりやすさ、さらにフリーウェアということで、瞬く間にユーザー層を拡大した。今では初音ミクというジャンルを越え、誰もが簡単に3D映像を作る事ができるツールとして広がっている。

    初音ミクがグリグリ躍る「MMD」の現状と未来 (1/5)
  • 川上会長&ひろゆき、ドワンゴを語る

    優秀なネットゲーマーが働ける会社を作りたくて 8日、ドワンゴの川上量生会長、ひろゆき氏、ニコニコ動画の運営長を務める中野真氏、ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の4人が、これまでのドワンゴとニコニコ動画の歴史をニコニコ生放送で語った。これは、佐々木氏の著書「ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語」(amazon.co.jp)の発売を記念して行なわれたもので、このでは延べ30人にわたる取材を通じ、謎の多い「ドワンゴ」の全貌を初めて体系的に明かしている。 川上会長はドワンゴを作ったきっかけを「優秀なネットゲーマーが働ける会社を作りたかった」からと話す。そこで集まったメンバーが「廃人軍団」と呼ばれる社員たちだ。中野氏もその「廃人」たちの1人だった。 「当時はテレホの時代で、昼12時より夜12時の方が人が多かった」と中野氏は話す。会社の回線でネットゲームをやっていたこともあり、おかげで月の電話代

    川上会長&ひろゆき、ドワンゴを語る
    aisot
    aisot 2009/10/15
  • 初音ミク・アゴアニキに「ドキッ☆」とした一夜 (1/4)

    9月26日に芝浦で開催された「ボカロ曲だらけの生ライブ」からの1コマ。写真はニコニコ動画の人気ボーカル、鋼兵さん、Re:Aさんの2人が参加するバンド「Welcome☆JK」。ボーカロイド職人・オワタPの代表曲「トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/」の大合唱で観客を沸かせた。ちなみに開始1組目は- PF AUDIO -。「Just Be Friends」など名曲を披露した 「ボーカロイドP」※1がバンドを組んでライブをやる。それが「ドキッ☆ ボカロ曲だらけの生ライブ ~Pもあるよ~」というイベント。その第2回目が9月26日、東京・芝浦のStudio Cube 326で行なわれた。 表参道FABで5月16日に行なわれた第1回目のイベントは、320人分のチケットがわずか2分で完売。今回も380人分が即日完売だった。もっと多めの動員で見積ってもいいはずだが、個人の主催では、これ以上大きなハコは押

    初音ミク・アゴアニキに「ドキッ☆」とした一夜 (1/4)
  • 火事なう――自宅からTwitter中継した男性が話題に

    鳩山内閣が誕生した16日、テレビや新聞などのマスメディアは年金や八ッ場ダム建設などの課題に関する話題で持ちきりとなった。一方のTwitterでは「記者クラブ公約」についての発言が多く投稿されていた。 これは、首相の就任会見の際、ネットメディアなどの取材が許されず、事実上の「締め出し」状態となっていることを問題視したもの。「記者会見をオープンにする」という鳩山首相の発言が、政権発足初日から破られたと議論を呼んだ。 この議論について民主党の逢坂誠二議員(@seiji_ohsaka)は、Twitter上で「徐々に政権の体制が決まりつつある。今後、具体的に政策が動き出して行きます」と発言。「もう既に『公約破り』とか非難の声があるが、ちょっと気が早すぎるかも。政権スタート後、まだ2日目です」とコメントを残した。 しかしユーザーからは「田中康夫長野県知事が記者クラブ廃止した時に何日かかりましたか?」と

    火事なう――自宅からTwitter中継した男性が話題に
  • プロが見る、ニコニコ動画と初音ミクの可能性 (1/5)

    音楽業界を良く知る、元プロのボーカロイド作家による対談企画。記事前半ではDixie Flatlineさんに、プロの活動をやめて、ニコニコ動画に投稿を始めるまでの話を伺った。後半はいよいよキャプテンミライさんとの対談。テーマは日独自の音楽文化になりつつあるボーカロイドシーンの行方について。興味深い視点がいくつも飛び出した。 やりたいことをやれば認められる状況がある ―― まず、お二人はどうやって知り合ったんですか? メジャーで曲を書いてきた人と、サブカル系でアングラな人が、ここで出会うというのも面白いんですが。 キャプミラ 僕が初めてニコニコ動画に投稿したのは、Dixieさんの1ヵ月くらい後だったんです。その時に自分の曲に合いそうな絵を探していたら、いいと思うものはみんな「ジェミニのために描きました」とか書いてあって、最初はムカムカしていたんですけど。 Dixie えーっ。心の中ではそんな

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  • 80年代とネットが生んだ「護法少女ソワカちゃん」 (1/5)

    動画投稿サイト、ニコニコ動画はクリエイターの発表の場だ。そこには毎日のように数多の作品が投稿され、その中にはプロをも超えるようなクオリティのものもある。huke氏が手がけた「ブラック★ロックシューター」PV(関連記事)などがまさにそうだ。 しかし、ニコニコ動画は誰もが投稿できる自由の場だということも忘れてはいけない。プロのような作品ばかりではなく、アマチュアだからこそ出来るようなものも沢山あるのがニコニコ動画の面白いところだ。その中でもとりわけ異彩を放ち、カルト的な人気を誇る作品が、今回インタビューをしたkihirohito氏の「護法少女ソワカちゃん」シリーズだ。 ソワカちゃんの世界を説明するのはとても難しいが、あえて言うなら「ストーリー仕立てのミュージッククリップ」。ソワカちゃんという女の子が主人公となり、父親の死の真相を暴くために旅に出て、悪の組織と戦うという物語だ。現在、14話までが

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  • プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (1/5)

    ニコニコ動画で70万再生を超えた『Just Be Friends』の作者、Dixie Flatlineさんは、メジャーシーンで活動していたコンポーザー/アレンジャーだ。彼が楽曲を提供していたのは、J-POPアーティストの有名どころだった。 当然ながら、彼の作る曲には様々な「プロの手口」が込められている。R&Bスタイルのアレンジ、ラップ、エレクトロ系のサウンド。どれも高いクオリティで破綻なく仕上げられているのは当然だが、彼の作品の魅力は音楽的なテクニックだけでなく、言葉と音の整合性にあると思う。 今回はそのDixieさんと、同じ「元プロ」で同世代のボーカロイドPとして親交の深いキャプテンミライさん(インタビュー記事)をお招きし、音楽業界を良く知る二人にボーカロイドシーンについて語ってもらうことにした。 が、その前にDixieさんは何故、メジャーシーンの第一線から離れ、ボーカロイドを歌わせるこ

    プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (1/5)
  • スランプに悩む自分を変えた「ブラック★ロックシューター」 (1/5)

    ニコニコ動画やイラストSNSpixiv」(ピクシブ)などの存在は単なるブームに止まらない。そこから新たな商品や、第一線で活動するクリエイターが生まれたりと、プロ・アマ問わず、今を生きるクリエイターの主戦場となりつつあるのだ。 いずれのサイトも投稿される作品の数は莫大だ。だからこそ良いものが生まれるのだが、有名になれるのはホンの一握りの投稿者だけ。そんな高い競争率の中、ニコニコ動画とpixivのいずれでも人気を獲得しているのが、イラストレーターのhuke(ふけ)氏だ。 huke氏の職はプロのイラストレーター。ゲームメーカーでキャラクターデザインの仕事に従事した後、フリーのイラストレーターとなり、ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの漫画などを描いている。そんなhuke氏がpixivに投稿した一枚のイラストが爆発的に評判になった。それが「ブラック★ロックシューター」だ。 ブラック★ロックシ

    スランプに悩む自分を変えた「ブラック★ロックシューター」 (1/5)
  • 初音ミクが歌って踊る! ミクフェス '09(夏)レポート (1/4)

    歌声合成ソフト(ボーカロイド)として記録的なヒットを飛ばした「初音ミク」が、8月31日で発売2周年を迎えた。そして同日、そのマイルストーンというべきライブイベント「ミクフェス '09(夏)」が、東京・新木場にある「STUDIO COAST」で開かれた。 出演アーティストは、Supercell、livetune、doriko、OSTER project、19's Sound Factory、デッドボールP、鶴田加茂(ika)&MOSAIC.WAVといった、初音ミクファンにはなじみ深い、超有名曲の作り手たちだ。ステージには初音ミクも登場して、約3時間に渡って2300人のファンを熱狂させた。 実体を持たない「電子の歌姫」がどうやってライブに出るのか? そこは誰もが気になるところだろう。早速、会場の様子をレポートしていきたい。 会場入り口と物販スペース

    初音ミクが歌って踊る! ミクフェス '09(夏)レポート (1/4)
  • レスポールの死と、初音ミク「白いクスリ」削除問題を考える (1/2)

    TBSストアで販売中の「平沢唯モデル初心者用エレキギター」。25万円のGibsonは手が出せなくても、2万9800円で買える「ギー太モデル」なら手が出る 子どもの頃は「Les Paul」はギターの名前だと思っていたし、マルチトラックレコーダーで遊んでいた時代も、それを誰が発明したかなんて考えもしなかった。もっと早い時期に知っていれば別の側面から音楽に興味を持てたかも知れないのに。 そういう個人的な反省に基づき、この偉人について広く知ってもらうには、今なら躊躇せず、こう言い切ってしまっていいのではないかと思った。 「平沢唯のギー太を作った人だよ」と。 Les Paulの業績で最も知られているのは、共鳴胴を持たないソリッドギターの原型※を発案し、自身のシグネチャーモデルである「Les Paul Model」を開発したこと。 これはGibson初のソリッドギターとして1952年から量産が始まり、

    レスポールの死と、初音ミク「白いクスリ」削除問題を考える (1/2)