著者 卯田 宗平 編 ジャンル 人文科学 > 文化人類学 発売日 2021/04/30 ISBN 978-4-13-056312-3 判型・ページ数 A5 ・ 400ページ 定価 8,580円(本体7,800円+税) 在庫 在庫あり 動植物と人間とのかかわり方を新たに提示する 人類にとって動植物の野生性とは何か――。ミツバチ養蜂、狩猟犬、鷹狩りのタカ、水田植物、腸内細菌、ブタ、ドジョウ、タケ、エノキダケ、アユなど、なじみ深い事例を引きながら、あえてドメスティケート(家畜化や栽培化)しない事例や野生性を保持する事例、生殖介入したあとに天然や野生とよばれるものに改変していく事例などに注目し、そうした人間の働きかけを包括的に理解するための解釈枠組みを新たに示す。 【本書の特色】 ●動物から植物、腸内細菌まで多様な事例にもとづき、人間社会とのかかわりを精緻に描きだす。 ●野生性をめぐる人間の働きか