「ねぇ、みんな」 「んー?」 「じょしらくの二期って、いつ作られると思う?」 「つまんねぇこと聞くなよ!」 「時期的に、そろそろ二期の話があってもいいかなって」 「確かにそうだけど」 「でも、売れなかったから…」 「4000枚って、失敗とも成功ともいえない微妙な数字だよね」 「みんな客のフリ…」 「私は、4000人の方が大切にしてくれていると思えば、嬉しいです」 「あ、そうだ! だったら1本に入るのを3本に分けて売ればいいんだよ!」 「そうすれば、4000×3で12000本!」 「売り上げも3倍だ!」 「そんな恥ずかしい商売。どこのメーカーが採用するんだよ」 「あ、でも、今度のコミック5巻にアニメがつくよ!」 「それが二期あつかい?」 「そういえば、やたら予約してくださいって連呼してたよね」 「5巻の売上が、ひとつの目安として見られるのかも」 「でも、スタッフのスケジュールもあるよね」 「