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ブックマーク / himasco.hatenadiary.org (3)

  • 「輪るピングドラム」13話にシビれる - himascoのアニメ備忘録

    なんだかんだ言って1番楽しみなのはこのアニメだったりする。 カット、というかコンテにも色々パターンがあると思うけど、警察の家宅捜索の所で、 リンゴがちょっとズレてるのなんか面白い。 警察の粗探しや事件そのもののせいでリンゴ、家族がずれ始めている。 脚に左右される部分も大きい、いわば脚を強調するためのコンテ。 逆に、「匂わせるコンテ」みたいなものもピンドラには多い。 今まで少女を追っていた眞悧が視聴者の方を向いて話を始めた(といっても視聴者側を少女が移動しているんだけども)と思ったら、 視聴者から見て左に向かって「悪い話じゃないだろう?」と話しかけ、その問に答えるように帽子が映される。 その場は無言だが、その方向を向いたまま眞悧は話を続け、話された「君」というセリフは帽子に向かっての発言のようにも思われる。 この場面では後ろの光が動いているが、眞悧のカットでは向かって左、帽子の時は右に移

    「輪るピングドラム」13話にシビれる - himascoのアニメ備忘録
  • 輪るピングドラム9話における場面切り替え時の演出 - himascoのアニメ備忘録

    ピングドラムさん9話がもう、息が出来ないくらい素晴らしい出来で怖い やっぱり斬新で面白い演出 「シャフトっぽさ」と「ピンドラっぽさ」 シャフトっぽさ、もっと言えば化物語っぽさが凄く濃い回だった でも、だからといってこの9話が密度の高いシャフトなのかというと、それは違う 説明すると、図書館に入って受付の人と話すあたり、 ここまでは「ピンドラっぽさ」が強い 感覚的な話ではあるが このように印象的な何かを続けざまに見せるのはピンドラによく出てくる しかし、陽毬が3号を追いかける周辺からは、明らかに「化物語っぽい」のである この場面の後陽毬は異空間に入り込んでいく 「ピンドラ演出」と「シャフト演出」が物語の境目であり、場面の境目になっているのだ 画面的に場面の境目を意識した演出は他にもある 回想シーンに入る前兆として光が点いて、スポットライトが2人を照らすものや、 陽毬の核心部分に近づくにつれて

    輪るピングドラム9話における場面切り替え時の演出 - himascoのアニメ備忘録
  • 「輪るピングドラム」5話のシリアスとギャグの配分がすごい! - himascoのアニメ備忘録

    今回の「輪るピングドラム」はギャグの使い方が特徴的で面白かった 今までで1番ギャグが盛り込まれているけど、実はシリアスなシーンも減っていない ギャグ×シリアス 例えば、おじさんが来てお金や親の話をしている、かなりシリアスな場面も この饅頭を開けるシーンを入れることで 2話に出てきたこれとか 冠葉の怒りとリンクさせてギャグを混ぜる 視聴者を笑わせつつも重要なストーリーを進めているが おそらく大半の人が、シリアスさで緊張することも、シリアスとギャグのギャップを感じることも無かっただろう また、似た構成のシーンで と のあからさまな対比 苹果の悲しみは雨で表しておきながら、 この短時間の間で感情が+から−になったことが、雨が急に降ったことで表現されている 雨=悲しい みたいなのは、もちろんアニメに限らず使い古されまくったものだが、 それに時間を関係させて、「あからさまさ」でコミカルに仕上げるのは

    「輪るピングドラム」5話のシリアスとギャグの配分がすごい! - himascoのアニメ備忘録
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