戦場で何度も死ぬことで強くなる。ゲーム感覚のタイムループを描いた日本のライトノベル『All You Need Is Kill』は海外でも高く評価され、トム・クルーズ主演の超大作として映画化。原作者の桜坂洋さんに話をうかがった。 桜坂洋 映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』原作者 PROFILE 1970年東京生まれ。2003年『よくわかる現代魔法』でデビュー。2004年出版の『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫)は12ヵ国語で翻訳出版され、15ヵ国でコミックとしても出版されている。 ―ご自身もゲーム好きとのことですが、特に好きなゲームは? いちばん好きなのは『ファントムクラッシュ』で、『シヴィライゼーション』なども好きですね。ストーリーがあるゲームは得意ではなくて、ゲームならではの、プレイしていて自分が強くなっていく、知識を蓄えてだんだんうまくなって