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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (45)

  • 「All You Need Is Kill」と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    映画版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のストーリーは、原作「All You Need Is Kill」から大きく変わっているが、その中でも特に気になった点について述べることで、映画版の感想の代わりとする。以下、多少のネタバレがある。 最初に軽く説明しておこう。AYNIKは「ガンパレード・マーチ」や「マブラヴ オルタネイティヴ」のような異種侵攻ものの系譜に属している。人類は正体不明の怪物たちとの戦争において長く劣勢を強いられている。その戦場で主人公はタイムループに陥る。 ループものと言えば、今なら「シュタインズゲート」などが思い出されるかもしれないが、AYNIKの特徴は、シュタゲのようなパズルじみた時系列、バタフライ効果による状況の変化、といった要素に重きを置かない点にある。 AYNIKのタイムループは単純明快で、それは「斬り覚える」ための設定である。ループ中にいくら体を鍛えても、時間が

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  • いまだにラノベの長文タイトルを叩いている情弱に最新のトレンドを解説する - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ええっ!? いまだにラノベの長文タイトルを叩いているのですか!? おっくれってるううぅぅぅ―――――――――っ!!! ラノベのテンプレを批判していたつもりが、いつのまにか自分が「ラノベ批判のテンプレ」に乗っかっていたというわけですね! …いえいえ、人は誰しも古きに安住して新しきを倦厭するもの。 あなたがいつまで経っても芸のないラノベ叩きを続けるのを責めるつもりはございません。 日、私はあなたがたに新たなるトレンドをお教えしたいのです。 そう、時代は当て字タイトル! 『禁書目録』と書いて「インデックス」と読む! 『円環少女』と書いて「サークリットガール」と読む! そんなセンスが求められているのです! とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫) 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2004/04/10メディア: 文庫購入: 10人 ク

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  • ライトノベルのタイトルの「長文」化について - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「〜〜記」「主人公の肩書き + 主人公の名前」 一昔前、まだ俺がライトノベルを読んでいなかった頃の作品を調べてみると、「〜〜記」や「主人公の肩書き + 主人公の名前」といったものが多いように思う。 たとえば前者であれば『アルスラーン戦記』『ロードス島戦記』『ゴクドーくん漫遊記』『十二国記』『デルフィニア戦記』など、後者ならば『無責任艦長タイラー』『魔術士オーフェン』『魔法戦士リウイ』『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』など。 学園ラブコメに「戦記」やら「魔法戦士」やらはつかないだろうから、ファンタジー全盛期ならではの命名と言えるかもしれない。 ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫) 作者: 水野良,出渕裕,安田均出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1988/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 497回この商品を含むブログ (46件) を見る我が呼び声に応えよ獣―魔術士

  • 一巻で完結している面白いライトノベル(08年/09年版) - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    一巻(もしくは二巻)で完結している、面白いライトノベルを教えてください。 - 人力検索はてな というのを見かけたので、簡単に紹介してみる。ここ数年の作品限定。 『とある飛空士への追憶』犬村小六 とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) 作者: 犬村小六,森沢晴行出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02/20メディア: 文庫購入: 59人 クリック: 1,482回この商品を含むブログ (446件) を見る次期皇妃を乗せて翔ぶ飛空士。手に汗握る空戦。映画のようなラブロマンス。 『とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)』というシリーズが出ているが、これは『追憶』の直接の続編ではない。 『死神ナッツと絶交デイズ』早矢塚かつや 死神ナッツと絶交デイズ (MF文庫J) 作者: 早矢塚かつや,夕仁出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/05/21メディア: 文庫購入: 27人

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  • メディアワークス文庫はライトノベルじゃないらしい → 新しい呼び方を決めようぜ! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    まずおさらい。 メディアワークス文庫とは、業界屈指の“ライトノベル”(という呼称)嫌いで「ライトノベルをぶっ壊せ!」といったような文脈でしか“ライトノベル”という言葉を使わないことで有名な電撃文庫編集部を擁するアスキーメディアワークスが贈る、12月16日に創刊される新しいライトノベルレーベルです。 ライトノベルの主読者層である中・高校生ではなく、それよりも上の年齢、つまり「そろそろライトノベルを卒業しようかな」あるいは「もう卒業しちゃったよ」という人向けの作品作りを目指しているようで。 ちなみに創刊ラインナップは、 メディアワークス文庫 - 創刊 - ラノベの杜 メディアワークス文庫 12/16発売 ●シアター! 【著:有川浩】 ●カスタム・チャイルド ―罪と罰― 【著:壁井ユカコ】 ●探偵・花咲太郎は閃かない 【著:入間人間】 ●龍盤七朝 ケルベロス 壱 【著:古橋秀之】 ●陰陽ノ京 月

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  • 西尾維新を読みはじめるのに『化物語』は最適か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    西尾維新を読みはじめようとする人のための入門編(上) - nanapi社長日記 @kensuu はじめての西尾維新作品として『化物語』を勧める人は多いけれど、個人的にはあんまりお勧めしたくない。 読者が最初に読む作品というのは、その作者を好きになれるかどうかのリトマス紙だ。「この作品を気に入ったんなら他の作品も大丈夫」と言えるものであるほうがいい。けれど『化物語』ではリトマス紙にならないのだ。『化物語』は明るくカラッとした話だが、『戯言』シリーズは暗くてジメッとした話だ。作風が違いすぎるのである。 もちろん『化物語』が面白くないわけじゃない。西尾作品の中で1・2を争う傑作だと思う。しかし西尾維新は、「ハマる人はハマりまくり、拒絶反応がある人にはとことんだめ」、というほど癖のある作家だ。なればこそ、まずは癖の強い作品を勧めるべきではないのだろうか。 まあ要するに、『きみとぼくの壊れた世界』ほ

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  • そんな餌にラノベサイトが釣られクマー - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    架空力学のセカイ 「ヌルいラノベサイト界隈は決起するべき(要約)」という意見に対する返答 - 平和の温故知新@はてなライトノベルは終わったのか?」という見出し、これを翻訳すると、「ラノベ作家がハードカバーを出しまくったりラノベ原作のアニメが乱発されたりラノベの解説が量産されたりしたようないわゆる“ライトノベルブーム”は終わったのか?」という意味になる。実際の記事を読むと、まあそうとしか読めない。 では、どういう状況になれば「ライトノベル(ブーム)は終わった」ということになるだろう。 ブームとは一時的な状況のことであり、それが日常的に続いていればブームとは呼ばれない。たとえば100年のあいだずっと日人の主がご飯だったとしてもそれはご飯ブームとは呼ばれないだろう。 ならば、ラノベ作家がまったくハードカバーを出さず、ラノベ原作のアニメが消えてなくなり、ラノベの解説なんてどこにもない、

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  • 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の漫画版が良すぎる件 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (単行コミックス) 作者: 桜庭一樹,杉基イクラ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/03/08メディア: コミック購入: 78人 クリック: 1,942回この商品を含むブログ (98件) を見る砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2) 作者: 桜庭一樹,杉基イクラ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/03/08メディア: コミック購入: 69人 クリック: 458回この商品を含むブログ (82件) を見る昨日、梅田のジュンクドー行ったんです。ジュンクドー。そしたらなんか『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の漫画版が並んでたんです。で、よく見たらなんか作者のところに、杉基イクラ、とか書いてあるんです。もうね、アホかと。馬鹿かと。即買いしました。 原作の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は、直木賞作家・桜庭一樹の代表作として有名ですね。閉

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  • ネタバレ対策に“護身”を身に付けよう! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    護身とは? http://www14.atwiki.jp/niman/pages/24.html#gosinより 元ネタは『バキ』登場の合気柔術の達人、渋川翁のエピソードから。 (中略) 転じてチャンピオンスレ内では、「早売りを読んだ者によるネタバレを見ないよう、発売日前の数日間だけ該当スレに近づかない事」「雑誌内で自分が読むと嫌になる漫画を読み飛ばす事。」という2つの意味を持つ ここでは「早売りを読んだ者によるネタバレを見ないよう、発売日前の数日間だけ該当スレに近づかない事」の方を指している。つまりネタバレに対する自己防衛策が“護身”なのである。 護身レベル尺度 護身レベル1…ネタバレに対してほぼ無防備 護身レベル2…「ネタバレするな」と周囲に注意する 護身レベル3…ネタバレがありそうなサイトに近づかない 護身レベル4…ネットを見ない 護身レベル5…ネタバレを認識した瞬間に意識を遮断する

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  • ケータイ的文章とライトノベル的文章は違う - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    いま電車に揺られて移動中なのだが、暇なので何か書いてみようと思う。 電車の中では、私はたいてい、ケータイからはてブにアクセスして注目エントリを眺めたりしている。はてブ中毒。そうしてケータイをいじっていると気付くことがある。ケータイの幅狭い画面では、ダラダラした長文が読みやすいのだ。PCの画面で見れば一瞬でウィンドウを閉じてしまうような文章でも、ケータイならスラスラと読めてしまう。なぜだろう。 まず一つに、ケータイだと大量の文字がいきなり目に飛び込んでくることがない、というのがある。最初から何十行も見えていると、「まだこんなに残っているのか」とうんざりしてしまうものだ。料理でも、いきなり巨大な丼が出てくるよりは、同じ量でも小さな皿に何回かに分けて出てくるほうが、気分的には楽だろう。 また、文章は一文が短く区切られたほうが読みやすい、というのもある。ライトノベルで改行が多用されているのと同じだ

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    ak9
    ak9 2007/01/27
  • 「涼宮ハルヒの憂鬱」と「溜息以降」の決定的な違い - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    他人の褌で相撲を取るとよくわからないエントリになるという見←こっちが当のタイトル 「涼宮ハルヒの消失」アニメ化?おめでとう?(未決定・未確定・未確認)←こっちが裏で全てを操っていた真のタイトル トータルとインテグラル 図解・キャラ萌えの構造 - 萌え理論ブログ 要約すると、オール・イン・ワンな作品を“トータル”にしゃぶりつくすのがこれまでの楽しみ方だったけど、キャラ性を際立たせた“薄い”作品群*1を大量に素早く消費することにより、これまでとは違う“インテグラル”な楽しみ方をすることができる、という話。と思う。俺としても100%理解できているか自信ないので、とりあえずリンク先のエントリを読んだほうがいい。と思う。 上の話を『涼宮ハルヒ』シリーズに適用する 「憂」は“トータル”に完成している作品。喩えるなら完全な球形。全方位に隙が無く、想像や妄想が入り込む余地がない。“トータル”な完成度

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  • 眼鏡っ子が俯きがちな理由 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    眼鏡っ子は俯きがちに歩いていることが多い。その理由について、非眼鏡っ子の方々は「内気だから」とか「人見知りだから」とか思っていないだろうか? 否、断じて否。そこには歴とした物理的な原因が存在しているのだ。 まずはこちらを見ていただこう。 これは非眼鏡っ子を簡単な図で表したものである。赤い部分が非眼鏡っ子の視界である。非眼鏡っ子は目が良いので、広く遠く見渡すことが出来る。羨ましい限りだ。 次に、こちらの図である。 これは眼鏡っ子を簡単な図で表したものである。赤い部分が眼鏡っ子の視界である。水色の楕円は眼鏡のレンズである。眼鏡っ子の視力は低く、そして視界が狭い。眼鏡のフレームの外側はまったく見えないと言っていい。よって、どうしても足元に「死角」が出来てしまうのだ。 だから、眼鏡っ子の姿勢はこうなる。 俯いてしまうのだ。だって足元が見えないんだもん。しょうがないよね。 …当たり前の話すぎて困る。

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  • ライトノベル読者は5つのタイプに分けられる - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    5タイプ 求道者 流行にながされず、ひたむきに我が道を邁進する。作家買いやシリーズ買いが多く、新規開拓には消極的。 蒐集家 積読の山を高くすることに情熱を燃やす。買った時点で満足してしまい、手にとって読むことはあまりない。 天邪鬼 流行を嫌い、マニアックな作品を好む。誰も推さないような作品を異様にプッシュする。 十傑衆 すすんで地雷原へ飛び込む熱き男たち。というか地雷依存症。もう普通のじゃ満足できない。 毒舌家 何を読んでも満足できず、「駄作」「糞」「地雷」が口癖になりつつある。でも何だかんだ言いつつ読むのをやめない。ツンデレ。 タイプ別のオススメライトノベル 求道者 豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA) 作者: 栗薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/09/29メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (100件) を見るシリー

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  • 根性を描くスポーツ漫画と、才能を描くスポーツ漫画 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「根性を描くスポーツ漫画」はいわゆる「スポ根」。スポーツ漫画の王道ですね。古いですけど『巨人の星』あたりが代表格でしょうか。意味はゼロ! その一方で、最近は「才能を描くスポーツ漫画」も増えてきている気がする。圧倒的な天才が努力家をボコボコに叩きのめすような漫画。えーと、俺の乏しい漫画遍歴からピックアップすると、『昴』とか『SUGAR』とかそのあたり。バレエはスポーツか? まあいいや。略称は「スポ才」になるんだろうか。 俺としては「スポ才」の方が面白いと思うんだけど、よっぽど技量がないと描けないと思う。「天才」はやりすぎるとギャグになってしまうわけで。それの代表が『キャプテン翼』とか『テニスの王子様』あたりだろうか。 あと、普通の人間が普通に部活動をやるという、『おおきく振りかぶって』みたいな漫画もありますね。 そんなわけで、自分がそれなりに読んだことのあるスポーツ漫画を適当にぶちこんで、「

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  • オタクはなぜ「布教」するのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「布教」っていうのは、もちろん「あなたはーかみをーしんじまーすかー?」じゃなくて、自分が読んで面白かったなんかを他人にも勧めることね。 なにか気に入った作品ができたとき、オタクはそれ一つにのめりこむ。広く浅くというより狭く深く、もう魂を捧げる勢いでハマっていく。いわゆる「信者」というやつである。手始めに周囲の人間に「これ面白いよ」と勧め、ネット上でも「これ面白いよ」と勧める。布教用に同じをもう一冊買っている人もいるそうだ*1。まさに宗教である。 一方で、布教活動に必死になりすぎて、単なる押しつけになっていることも多い。その必死さが「オタクってきもい」と思われる原因の一つにもなっている。というか、「信者」とか「布教」とかって呼び方には多少の揶揄が含まれているだろうと思う。 なぜ、そこまでしてオタクは「布教」に励むのであろーか。 1.打ち切りを防ぐため わりとよく使われる主張だけど、現実的

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    ak9
    ak9 2006/10/06
    親切心(の押し売り)のつもりですけど、売れれば次回作に期待できるという思惑はたしかにあるかも。
  • ライトノベルあとがき傑作選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベルの特徴として、あとがきの標準装備があるわけですが、中にはすごく面白いあとがきがあったりするわけです。ライトノベルあとがき御三家は、たぶん「時雨沢恵一」と「乙一」と「桜庭一樹」あたり。実のところ似たようなネタを以前どこかで見たような気がするのですが気にしません。挙げていきましょう。 黄色い花の紅 (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: アサウラ,Bou出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/09/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (61件) を見る このエントリを書こうと思ったのが、この作品を読んだから。たった2ページの短いあとがきですが爆笑モノです。こんなことをして作者の作家生命は大丈夫なのか、と思ってしまうくらいのインパクト。 僕らA.I. (富士見ミステリー文庫) 作者: 川上亮,BUNBUN出版社/メーカー: 富士見書房発売日

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  • ドット絵を打つときにはモナリザを思い出せ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    別にドット絵講座というわけではない。 モナ・リザ - Wikipediaの画像を使う。この画像はフルカラーの200x309(pixel)なので、200x200に切り抜いて正方形に整えたあと、32x32まで縮小し、さらに256色に減色する。 結果がこちら。 こんな小さくとも、これが「モナリザ」であるということは、ほぼ全ての人間が理解できるだろう。つまり、256色の32x32でも、「モナリザ」を表現することは可能なのだ。 ドット絵を打っているとき、不意に行き詰ってしまうことがある。どうしても思い通りの線が引けない、どうしても思い通りの色が出せない、どうしても思い通りの形にならない。そんなときに、32x32の「モナリザ」を思い出す。人類史上最高の名画が描けるのに、この程度の線が、色が、形が、描けないはずがない。無数のドットの配置と配色の組み合わせのなかに、必ず最適解があるはずなのだ。 まあ、精神

    ak9
    ak9 2006/09/27
  • 主要な少年向けライトノベルレーベルのまとめ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    先日のエントリでレーベルを野球に喩えてみたところ、はてブのコメントで「SD文庫の野球解説も是非っ!」というリクエストをもらったので、そこらへんも絡めつつライトノベルレーベルのまとめエントリみたいなのを書いてみようかなぁと。まあ今更ですが。 メジャーレーベル4つ&マイナーレーベル3つ&新規参入レーベル4つで計11レーベル。ソノラマ文庫とかコバルト文庫とかは例によってごめんなさい。 電撃文庫 概要:業界最大手。さまざまなジャンルの作品を幅広く取り揃えています。ハードカバー作品を出すなどの実験的な試みにも積極的。ひとことで言うと、平均点の高い優等生的なレーベルでしょうか。 発売日:毎月10日 野球にたとえると:ホームランは少ないけど打率と打点でトップな選手。 看板代表:『灼眼のシャナ (電撃文庫)』 中堅代表:『とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)』 新人代表:『狼と香辛料 (電撃

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  • ライトノベル三大奇書ついに決定! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    煽りなタイトルですね。 とりあえず投票を締め切ってみました。重複投票が可能な仕様とはいえ、合わせて51票の投票をいただきました。ありがとうございました。 ライトノベル三大奇書を選ぶための投票所 作品名票数 絶望系 閉じられた世界11 ミッションスクール6 前絶後5 激突カンフーファイター4 東京忍者4 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない3 ブライトライツ・ホーリーランド3 ロクメンダイス、2 閉鎖のシステム2 撲殺天使ドクロちゃん2 ひとつ火の粉の雪の中2 血まみれ学園とショートケーキ・プリンセス2 僕と魔女式アポカリプス1 未来放浪ガルディーン1 悪魔の国からこっちに丁稚1 ロボット妹 改め人類皆兄妹! 〜目醒めよ愛の妹力〜1 白人萠乃と世界の危機1 昨晩は眠かったので更新を先送りしたら、ちゃっかりid:giolumさんに先を越されてしまって悔しい思いをしたのですが、気を取り直して三大奇書を

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  • ライトノベル三大奇書を考えよう! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「奇書」っていいですよね。響きがいい。「良書」とかだと優等生チックで嫌な感じ。「奇書」というと白衣で眼鏡のマッドサイエンティスト美少女を思い浮かべます。「奇書」というのは「あやしい書物」ではなく「世に稀なほど卓越した書物」という意味らしいですが*1、どう考えても現代日では「世に稀なほど卓越してあやしい書物」という意味です。当にありがとうございました。 というわけでライトノベル三大奇書というのを考えてみたいと思います。「奇書」の定義は上に書いたように「世に稀なほど卓越してあやしい書物」というやつ。モデルはミステリの三大奇書です。だって、ミステリには奇書があってラノベにはないってズルいじゃないですか。羨ましいというか、妬ましいです。 それで、こういうのは古いにものすごいのがありそうなんですけど、残念ながら私はそれほど昔のライトノベルには手を出していないので、自分の貧弱なラノベ遍歴から選ん

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    ak9
    ak9 2006/09/07
    ↓私も「左巻キ式ラストリゾート」を思い出した。