8月2日、ロンドン五輪でも選手が音楽を聴きながら競技の開始を待つ姿が見られるが、音楽にはアスリートの能力を向上させる効果のあることが研究で明らかとなっている。写真は英国の自転車チーム(2012年 ロイター/Stefano Rellandini) [拡大写真] [ロンドン 2日 ロイター] 開催中のロンドン五輪の競泳などでも、選手がヘッドフォンで音楽を聴きながら競技の開始を待つ姿が見られるが、音楽にはアスリートの能力を向上させる効果のあることが複数の研究で明らかとなっている。 スポーツ心理学者で、一流アスリートがどのように音楽を使用しているかを研究する世界有数の専門家であるCostas Karageorghis氏は、音楽は「アスリートにとって合法的な麻薬のようなもの」と表現する。 スポーツ心理学の専門誌に掲載された研究では、米歌手マドンナや英ロックバンド「クイーン」などの曲をランナーに聴かせ