ブックマーク / logmi.jp (26)

  • まつもとゆきひろ氏がソフトウェア開発に役立つ2冊の書籍を紹介 『失敗の科学』と『APIデザインケーススタディ』から学べること

    まつもとゆきひろ氏がソフトウェア開発に役立つ2冊の書籍を紹介 『失敗の科学』と『APIデザインケーススタディ』から学べること #11 「失敗の科学」 オープニングトーク まつもとゆきひろ氏:まつもとゆきひろです。月曜日に放送して以来、ちょっと間が空いてしまいました。今日これを録音しているのは、(2022年)6月25日の土曜日なので、月曜日から土曜日まで録音できなかったということになります(笑)。 「Voicy」は、一発録りで流す仕組みで、編集をほとんどかけていないので、そういう意味で言うと、習慣化して毎日10分とか録れば、すぐに毎日できるようになると思うんですけれども、まだ習慣になっていないので、忙しいとこうやってつい後回しになって、じゃあ、次の日、とかなってしまいがちなのが現状です。 例えば、毎日「Wordle」をするとかですね(笑)、日記を書くとかですね、それから、「mruby」に1日

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  • 「すべてを含んだシステムを2万行以内に書く」は不可能に近い まつもとゆきひろ氏が示す、アプリの現代的で現実的なスケール

    アラン・ケイ先生が目指すのは「すべてを含んだシステムを2万行以内に書く」こと まつもとゆきひろ氏:こんにちは。まつもとゆきひろです。「Matzチャンネル」19回目になりますが、前回の放送の中で「アラン・ケイ先生が『あらゆるシステムは1万行以内に書かれるべきだ』というふうに言った」というエピソードを紹介したんですけれども、「Twitter(現:X)」とかで指摘を受けて確認したらだいぶ間違いがありましたので、慎んで訂正させていただきます。 まず、アラン先生の発言そのものは、STEPSというシステムに関連するものだったんですけれども、「1万行」じゃなくて「2万行」だったそうです。「2万行あればだいたい1冊に収まるので、人間が理解できる」というような文脈で話されたんだそうです。1万と2万は倍、半分。オーダーは違わないにしても、でもちょっと違うかなという気がします。 さらに、このSTEPSですが、

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  • 「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性

    「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性 #18 動的型付け言語と大規模開発 今回のテーマは「動的型付け言語と大規模開発 まつもとゆきひろ氏:こんにちは。まつもとゆきひろです。Matzチャンネル、18回目になりますね。今日は前回の続きで、「動的型付け言語と大規模開発」について話そうと思います。 当は前回放送リリースした次の日ぐらいに放送できるようにと思っていたんですけど、意外と忙しくてですね(笑)。 今度、フィンランドのヘルシンキで、「Euruko」というカンファレンスが開かれるんですけれども、まだ物理で海外旅行する気にならないので、キーノートを録画しましょうという話になって、そのキーノートの準備をして、スライドを書いて、英語の講演を録画するみたいな作業をしていたら、あっという間に時間が経ってしまって、「Voic

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  • 仕事をがんばる“戦闘モード”が一定以上続くとどうなる? 自分をケアするために知っておきたい「観察」の方法

    イベントは、『部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める ポリヴェーガル理論で知る心の距離の縮め方』の出版を記念して開催されました。同書籍の著者で株式会社ロッカン代表の白井剛司氏が登壇。記事では、観察に役立つポリヴェーガル理論と、自分の状態を自覚するための3色のモードについて解説しました。 前回の記事はこちら 観察には3つの段階がある 白井剛司氏:では、(職場に安心感やつながりを作るための)「観察」とは何だろうということですね。3つの段階があるんですけど、1番目は自分の言動パターンに気づくことです。「自分は、人から何か言われた時に『いや、そうじゃないのに』と思ったり、『こう返さなきゃいけない』と思ったりする」と気づく感じですね。 あと萎縮したり、腹が立って感情的になったり、それを我慢しようとしたりしていることに、自分なりに気づく。まずは自分に注意を向けます。2番目は、自分(の状態)

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  • 「不機嫌な上司から逃げるのは正しい」 まつもとゆきひろ氏が語る、心の健康を守り、キャリアを長持ちさせる方法

    「不機嫌な上司から逃げるのは正しい」 まつもとゆきひろ氏が語る、心の健康を守り、キャリアを長持ちさせる方法 #9 エンジニア生存戦略 生存戦略のためには“健康”が一番 まつもとゆきひろ氏:こんにちは、まつもとゆきひろです。この放送もだいぶ休み休みになってきましたが、中断してしまわないように努力しようと思っています。 今月の15日(※放送は2022年6月17日)に、「Social Tech Talk #03」というのが開催されました。「Qiita」と日立のコラボで開催されたウェビナーだったんですけれども、その中で基調講演を依頼されて「若手エンジニアの生存戦略」というテーマでお話ししました。 エンジニアを目指す学生さんを対象にしてイベントを開いたりしているサポーターズさんという会社が若手エンジニアエンジニアを目指す学生の生存戦略みたいなテーマをずっと依頼されていたので、そこの話をベースに、

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  • これからの時代は「三方良し」ではなく「八方良し」 経営学の専門家が「知識創造」を提唱する理由

    片付けパパ(R)/家電メーカー現役社員/パラレルキャリア研究家/国家資格キャリアコンサルタント/一般社団法人パラレルキャリアマネジメント協会 事務局長・理事/合同会社五方よし エグゼクティブ・アドバイザー/NPO法人 SECIプレイス アンバサダー 申し込み数400人超の「片付けパパ対談 」今回のゲストは? 大村信夫氏(以下、大村):なんと今日は申し込みが400人を超えております。ありがとうございます。さっそく西原先生をお招きしたいと思います。西原先生、どうぞ。 西原文乃氏(以下、西原):よろしくお願いします。 大村:よろしくお願いいたします。西原先生、このロケーションどうですか? 西原:外が暗いので、会場に来た方もあんまり見えないと思うんですが、実はすごく視野が広がってるんですよね。 大村:そうなんですよ。開けていて、ナイスビュー。 西原:ナイスビューって(笑)。 大村:ナイスビュー、非

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  • DXを進める福井県庁、「年間約2,100時間」の業務時間を削減 人事異動が定期的に行われる組織でのDX推進のポイント

    民間企業だけでなく公共領域でもDXが進む中、250の自治体、そして8つの中央省庁に採用されているkintone。今回、年に一度開催されるサイボウズ最大のイベント「Cybozu Days」において、全庁でkintoneを活用してDX推進に取り組む福井県の事例が紹介されました。前編は、自治体や省庁でkintoneを全庁展開する際のポイントについて語られました。 近年広がる、公共領域でのkintone活用 蒲原大輔氏(以下、蒲原):みなさん、こんにちは。日はセッションにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。この時間は「全職員をDX人材へ! 福井県庁が進めるDX部門・原課・パートナーの伴走による内製化への挑戦」というテーマでお送りいたします。 セッションでお伝えしたいことは「自治体・省庁においてkintoneの全庁展開をするためのポイント」ですので、最後までお付き合いのほどよろしく

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  • 200冊の書評を綴った『読書大全』著者が語る、読書のコツ 本を読まない大人が増えた今、教養を身につけるには

    今のビジネスパーソンは読書機会が減っている? 堀内勉氏(以下、堀内):残りが短くなってしまいましたが、徳岡先生と議論させていただきたいと思います。 徳岡晃一郎氏(以下、徳岡):堀内先生、どうもありがとうございました。もう当に、聞いてるだけで圧倒されてしまいます。 冒頭でも申し上げましたが、多摩大学の大学院のコンセプトは「イノベーターシップ」。教養が「パイ(Π)型ベース」として大きなベースになるということです。先生のおすすめのもありますし、私も自分の授業の中で院生にはいろいろなを読んでもらっています。 ある意味、みなさん方はえらい苦労してるということで(笑)。「いや、そんなにを読んだことありませんよ」とか、そもそもそんなに量を読みませんよね。今のビジネスパーソンは、当に月に1冊も読んでないんじゃないかというのが大方のところで、屋さんも苦労されてます。 そういった中でに親しんで楽

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  • より良いコードレビュー時間にするために、レビューイができること 2つの事前準備とレビューを受ける時の3つの心構え

    株式会社ソニックガーデンの遠藤光敏氏は、いいコードレビューにするために、レビューイがレビューを受ける前にしておきたい準備と、レビューを受ける時の心構えについて話します。 遠藤氏の自己紹介 遠藤光敏氏(以下、遠藤):では発表を始めていきたいと思います。タイトルは「コードレビューを受ける新人の心構えと準備」と、ちょっと堅めなタイトルですが、内容としてはとてもやりやすい、ハウツーに近いものになっているので、気軽に聞いてもらえればなと思います。 簡単な自己紹介をします。名は遠藤光敏といいまして、「えんどう」の「どう」を取って「dosan」という名前で呼ばれているので、「dosan」と書いています。 現在、26歳で、先ほど発表した橋さん(橋遼太氏)と同じく2022年の4月にソニックガーデンに入社して、岡山で働いています。趣味コーヒーゲームで、ゲームはもっぱらスマホゲームばっかりやっていまし

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  • エンジニア間でも大きく差が出る「生成AIをうまく活用できる人」と「できない人」 江草陽太氏が考える、AI時代に求められる能力【一問一答】

    江草陽太 大阪府生まれ。ネットワーク、データベース、情報セキュリティのスペシャリスト。 洛星中学・高校のロボット研究部創立メンバー。ロボカップジュニアジャパンなどのロボコンに出場。 その後、大阪大学工学部電気電子情報工学科に進学。NHK大学ロボコンに出場。学生時代より個人事業としてシステム開発を行う。 2014年10月、新卒採用によりさくらインターネットに入社。「さくらのVPS」等のバックエンド開発を担当。IoTプラットフォーム「sakura.io」の開発責任者を担当し、サービス設計と開発を行う。 2016年7月、執行役員に就任。現在は、さくらインターネット全体の技術統括とコーポレートIT、情報セキュリティを担当。宅急便をSlackから発送できるサービスを開始するなど、コーポレートITに関わるDXのサービス化も行っている。 AIが提示した内容をきちんと理解して、うまく活用できる人とできない

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  • 「生産性が上がっても、人間はなぜか暇にならない」 ベストセラー『読書大全』著者が読み解く、現代社会の課題

    ベストセラーになった『読書大全』著者の堀内勉氏が、新刊書『人生を変える読書』を題材に、先行きが不透明な時代における読書の重要性や、おすすめの書籍を紹介しました。銀行、証券会社、不動産会社とさまざまな業界を経験してきた堀内氏が、働き続ける中で抱いた「疑問」について明かしました。 『読書大全』著者が説く、人生をひらく読書力 司会者:日は、多摩大学大学院特別講義にご参加いただきありがとうございます。日の特別講義は、多摩大学大学院の堀内勉教授にご登壇いただきまして「ビジネスパーソンのための『人生をひらく読書力』とは?」というテーマでご講義いただきます。 特別講義の後半には、多摩大学大学院名誉教授の徳岡晃一郎教授をお招きし、「今、ビジネスパーソンに求められる教養とは何か」についてご対談いただきます。ぜひ最後までご参加ください。それでは堀内教授、徳岡先生、よろしくお願いいたします。 堀内勉氏(以下

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  • 「結果がすべて」のイノベーションは重要な問題を先送りにする 「ファスト」と「スロー」で考える成果のあり方

    成果に関する「ファスト」と「スロー」の考え方 野村恭彦氏:原田(宗彦)先生からこういう(スポーツ共創の)環境をどうやって作っていくのか、都市の中にこういった場をどう埋め込んでいくかというお話をいただいたかと思います。このヒカリエも、私自身にとってはすごく思い出深い場所なんですけども。 東日大震災の後、日中にたくさんのフューチャーセンター(立場や所属組織の異なる多様なステークホルダーが集まり、未来志向の創造的な対話によって中長期的な課題解決を目指す場)が必要であると背中を押されて、会社を辞めてフューチャーセッションズという会社を作りました。 それで最初は、フューチャーセンターをどんどん作っていこうという活動をやっていました。やはり空間ができてファシリテーターがいて、みなさんが集まって対話して……今日みたいな誰も対話しない場は、私からすると許せないんですけど(笑)。 (会場笑) 野村:結局

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  • Winnyは“暗号の使い方”がおかしかった 通信解析でわかった鍵交換・ファイル交換の挙動

    映画『Winny』の公開に伴い、記憶から消えかけている20年前の諸々の思い出話をする「Winnyとは何だったのか v2.0b7.1」。ここで杉浦氏が登壇。Winnyを解析してわかったことと、当時リリースしたサービスについて紹介します。 Winnyの解析をしていた杉浦氏 杉浦隆幸氏(以下、杉浦):杉浦です。今日は「Winny解析技術と」ということで、(Winnyを)解析した当初(のこと)を思い出して話そうと思います。 自己紹介ですが、Winnyの暗号技術を解読した人ということで。今日はそれで十分かと思います。当時の趣味は通信の解析で、いろいろな通信を解析していました。楽しかったです。 映画『Winny』を、2月14日に舞台挨拶付きの試写会で観てきました。非常に楽しかったので、今日の発表はその伏線も入れたものとなります。 Winnyの登場、そして逮捕者の発生 (スライドを示して)20年前。47

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  • 相手に動いてもらえないのは、一言目で“地雷”を踏んでいるから 仕事でも私生活でも役に立つ、人を動かす「伝え方」の極意

    の学びを深めるオンライン講座「flier book camp」を運営する株式会社フライヤーが主催したイベントに、ゲストとして登場したのは、『無敗営業』シリーズ著者の高橋浩一氏。今回はファシリテーターにフライヤーアドバイザー荒木博行氏を招き、「言える・伝わる・あのひとが動く『伝え方の原則』」をテーマに対談します。高橋氏は、相手にうまく動いてもらえない時は“地雷”を踏んでいる場合が多いのだと語り、気持ちよく人を動かすための「伝え方」のポイントを解説しました。 相手にうまく動いてもらえない時は“地雷”を踏んでいる 荒木博行氏(以下、荒木):浩一さんはものすごく大量にいろんな人の営業トークやコミュニケーションの現場に立ち会われていて、ロールプレイもかなりやってらっしゃると思うし、そこでのフィードバックもけっこうされているわけですよね。 「やっぱりここでコミュニケーションが躓いちゃうのか」というも

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  • 生産性は上がり続けているのに、賃金は上がっていない それでも人間が「労働」を続けてしまう、歴史的理由

    大阪府が運営する「OSAKAしごとフィールド」は、「働きたい」と思うすべての人が利用できる就業支援拠点です。今回は、ルクア大阪協力のもと開催されたトークイベント「カリスマキャリア相談室」より、岡山大学・松村圭一郎氏のセッションをお届けします。「なぜ私たちは働き続けるのか?」という問いについて、労働の歴史から解説しました。 1930年には「週15時間労働」の未来が語られていた 松村圭一郎氏(以下、松村):次に、今日は『ブルシット・ジョブ』の話をごく簡単にかいつまんで話します。 『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店) 『ブルシット・ジョブ』はグレーバーのですが、翻訳された酒井隆史さんが去年、講談社現代新書で日の文脈とかも含めて書かれたわかりやすいを出されているので、興味がある方は読まれたらと思います。まさに、『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増

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  • はじまりは神本『AWS Cookbook』との邂逅 元アンチCDKの私が「CDK、できる…」と思った理由

    AWS CDK Conference Japan」は AWS CDK ユーザーが集まって事例やノウハウを共有しあうイベントです。今回は、CDKv2をメインテーマに、初の大型カンファレンスが開催されました。ここで登壇したのは、アクセンチュア株式会社の岡智也氏。アンチCDKだった自身が、実際にCDKを使って感じたメリットについて話しました。 一部のおじさんは新しいものが出てきた時にいったん拒否してしまう 岡智也氏:それでは、「アンチCDKだったわたしが『CDK、できる……』と思ったところ」ということで、岡からプレゼンします。 岡と申します。今日は、個人として参加しており、私が話したことや資料の内容は、所属する組織とはなんら関係ありませんので、あらかじめご了承いただければと思います。 まず、「アンチのくせにCDKカンファレンスにお前は何をしにきたんや」というところなんですけれども。やはり歳を取

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  • 「“元プログラマー”という感じになるのは嫌だ」 Rubyの父・まつもと氏が毎日GitHubで草を生やす理由

    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、Ruby言語の開発者である、まつもとゆきひろ氏。エンジニアを目指す学生からの質問に答えました。全3回。3回目は、エンジニアにおける英語スキルの必要性と、恥ずかしがらずにやってみることの大切さについて。前回はこちら。 島根移住のきっかけ 楓博光(以下、楓):今度はちょっと違う角度からの質問です。「なぜ島根に住んでいらっしゃるのでしょうか。エンジニアとして働く場所として、地方はおすすめですか」。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):もともと私は、隣の鳥取県という過疎化レベルとしてはあまり変わらないようなところで育ったので、そういう意味で言うと、都会が嫌だったというのがまず第1にあります。 トヨタの子会社で働いていたので、島根に来る前は名古屋にいたんですけど、名古

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  • 「マネジメント経験あり」「新卒で有名企業」でも採用されないワケ 40代の転職でよくある間違い4パターン

    45歳からの実践型キャリア自律スクール「ライフシフトラボ」は、複業・社外活動を足がかりに、転職や独立起業、定年後のセカンドキャリアなど、人生後半のキャリア自律を支援するオンラインビジネススクールです。今回は、ライフシフトラボ キャリアコーチの勝田健氏より「40代転職の極意」が語られたセミナーの模様を公開します。ミドルシニア世代の転職が増加する一方で、その実情は厳しいもの。理想の転職ができない人のよくある「誤解」について解説されました。 大企業からベンチャーへ渡り、人材ビジネス業界に 勝田健氏(以下、勝田):それではお時間になりましたので始めさせていただきます。お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。ライフシフトラボの勝田と申します。よろしくお願いいたします。 はじめに、簡単に私の自己紹介をさせてください。私はライフシフトラボでキャリアコーチを務めています。今年で49歳です。

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  • なぜ今、台湾から“2世代遅れのプロセス”を誘致するのか 東芝・有識者が語る、日本に残された最後の砦

    天野眞也氏が業界をリードするイノベーターたちと対談を行い、「日の未来」「製造業の未来」について発信していくチャンネル「AMANO SCOPE(アマノスコープ)」。今回のゲストは、東芝チーフエバンジェリストの大幸秀成氏と、ものづくり系YouTuberのものづくり太郎氏。台湾の半導体大手TSMCの日進出について、鼎談しました。全2回。前半は、今、2世代遅れのプロセスを誘致する理由について。 核心に迫るスペシャルゲスト編・第2弾 天野眞也氏(以下、天野眞也):みなさん、こんにちは。 ものづくり太郎氏(以下、ものづくり太郎):こんにちは。 大幸秀成氏(以下、大幸):こんにちは。 一同:AMANO SCOPEのお時間です。 天野:イェーイ。スペシャルゲスト編・第2弾ということで、すみません、前回メッチャメチャ大盛り上がりのところで、切ってしまいました。今回は、核心に触れていきたいと思います。 大

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  • 自己実現は、もはや人々の自由を奪う「新たな罠」 「世界幸福度」上位のデンマークで、心を病む人が増えた理由

    世界15ヶ国以上で翻訳されている『地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法』の日出版記念イベントに、著者でデンマーク・オールボー大学で心理学を教えるスヴェン・ブリンクマン氏が登壇。翻訳者の田村洋一氏を相手に、幸福度が高いと言われる北欧デンマークで精神的な病を抱える人が増えている理由や、進歩を求める現代的な生き方への対処法などを語りました。 北欧デンマークで、「変化」「向上」をストレスに感じる人が増えている 田村洋一氏(以下、田村):みなさん、お集まりくださってありがとうございます。今日は3月9日に出た『地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法』の著者で、気鋭のデンマーク人心理学者、スヴェン・ブリンクマン教授が来てくれました。 始まる前に話していたのですが、息子さんが16歳で、今年日に留学しようと計画中だそうです。直前に「話声が聞こえるな」と思っていた

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