タイは東南アジア屈指のSNS“タイ国”だ。屋台のおばちゃんもモトサイ(バイクタクシー)のお兄ちゃんも、仕事をしながら器用にスマホを操り、LINEやFacebookのチェックを欠かさない。盛んにメッセージをやりとりし、自撮りをしては投稿を重ねる。その真剣さときたら、客がはらはらするほどだ。 タイ国立開発行政研究院(NIDA)の調べによれば、タイ人のFacebookユーザーは3200万人(2014年11月)。インターネット平均利用時間は週に50.4時間、1日に7.2時間。全体の77%がスマホからインターネットを利用しているという統計もある。日本人のインターネット利用時間は、スマホ経由で1日当たり1時間48分、PC経由で54分。タイ人のネット好きは「中毒」レベルだ。 しかしながら、これだけネットを利用し、SNSに夢中なのに、EC市場は6000億バーツ(約2兆円)と、まだ日本の6分の1以下。SNS
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