どうにもならない女性の生きづらさは、「おじさん社会」が原因だった! そんな気づきをつづったエッセー集『ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生』(亜紀書房、1540円)が刊行された。著者の笛美さんは昨年、「#検察庁法改正案に抗議します」というツイッターデモを始めた張本人。おそるおそる政治に声を上げようと思ったのは、フェミニズムとの出会いがあったからだった。 (出田阿生) 「笛美(ふえみ)というペンネームは、フェミニズムからつけました」。そう語る笛美さんは、都内の広告代理店に勤務する三十代の会社員。「残業で疲れているときは政治のニュースなんてどうでもよかった」と振り返る。著書の前半は、笛美さんが高学歴で高収入の「バリキャリ女子」として、男性中心の広告業界で身も心も擦り減らした様子が率直に語られる。 帰宅は連日終電後、休日も出勤。同じ激務でも男性と違うのは「女らしさ」を求められたことだ
AP通信は「大学時代の恋人だった一般人と結婚するために皇籍を放棄した日本のプリンセスが14日、ニューヨークに到着した。新婚夫婦としての幸福を追求し、彼らのロマンスを批判した国を後にした」と伝えた。 さらに「小室圭さんはフォーダム大法学部卒で、ニューヨークの法律事務所に職を得ている。司法試験で不合格だったことが、日本のメディアが彼を攻撃する新たな材料になった」とし、「日本は多くの点で近代化されているが、家族間における価値観と女性のステータスは、封建時代の名残でしばしば古色蒼然(そうぜん)としたままのように見受けられる。そのような物の見方が、今回の結婚に関する一般大衆の反応では際立っている」と批判。「税金が皇室制度をサポートしているからこそ、もの申さねばならないと思っている日本人がいる」と評した。
11/8発売!高野ひと深先生の新作マンガ『ジーンブライド』①の感想を編集部がまとめさせていただきました!たくさんのご感想を誠にありがとうございます。この物語を必要とするあなたへ、どうか届きますように。 ※ツイート掲載不可の方、大変お手数をおかけいたしますがFEEL YOUNG編集部( https://twitter.com/FEELYOUNG_ed/ )までお知らせいただけますと幸いです。
支援者ならびに関係者の皆様 本日、わたしの女性器アート事件の最高裁の判決がおりました。結果は、わたしの上告棄却という、残念なものとなりました。控訴審の東京高等裁判所にて、作品展示に関しては無罪判決が確定していたものの、残りの罪状についても、当然、無罪であると信じておりましたので、納得がいきません。 わたしは、「女性器はなぜ、卑猥なものとされ、タブーとされるのか?」と疑問を持ち、そんな女性器のイメージを覆すべく、かわいく、面白く、笑えるような作品作りをして参りました。そして、裁判では「わたしの体の一部である女性器は、当然にわいせつであると判定されるべきではない」と主張し、わたしの体をモチーフにした物をわたし自身が表現する自由を奪う警察や司法に対し、異議を申し立てて来ました。しかし、最高裁は、結局「女性器だからわいせつ」という、従来の古臭い価値基準から全く抜け出せなかった様です。 わたしは、単
プリンセスの結婚が決まった。しかしおとぎ話のようなものではない。 A Princess Is Set to Be Wed. But It’s No Fairy Tale. 10月1日付 ニューヨーク・タイムズ紙 イギリスのハリー王子とアメリカ人のメーガン妃が「メグジット」でイギリスを離れてアメリカで暮らすことになり、テレビに出演して心境を語った際、多くのイギリス人が驚愕(きょうがく)したのに対し、アメリカでは多くの人が応援した。 そのため、眞子内親王がcommoner(一般人)の小室圭さんとの結婚を控え、結婚後はアメリカで生活する予定であることや、それにまつわるcontroversy(論争)を報じる際、アメリカのメディアはいち早くハリーとメーガンになぞらえた。ニューヨーク・ポスト紙は、「お金なしのメグジット」とまで呼んだ。 この結婚に関するアメリカの報道を見ると、眞子さまと小室さんが結婚に
2020.08.28 15:30 性産業の禁止は、働く人にどんなリスクを生むか Save us from saviours! NPOほっとプラスの理事で、聖学院大学客員准教授の藤田孝典氏が「性風俗業界では性搾取が行われており、廃業するべき」といった主張のツイートを長期にわたり投稿している。筆者も含め多くの人がそうした主張を批判する一方、藤田氏に同調する人も少なくない。こうした事態を重くみた市民団体3団体は8月1日、藤田氏が代表を務める反貧困ネットワーク埼玉等に対し、共同で抗議書、嘆願書を提出した。 ・反貧困ネット、社会福祉士会に、抗議書、嘆願書を3団体で提出しました 藤田氏が仕掛ける攻撃的なツイッター炎上商法によって、人々のあいだで感情的な対立や分断が深まり、理性が失われていっているように思う。最近風俗差別のヘイトスピーチも増えたように感じるので、性産業を違法にすると何が問題なのかを説明し
「成人男性が現金を渡し18歳未満の少女にわいせつ行為を行い逮捕」——こういった報道は残念ながら珍しくない。さらに暗雲とした気持ちになるのが、「売った側も悪い」「お金を受け取ったのに」と少女へのバッシングが多数噴出することだ。 だが、冷静に考えてほしい。成人男性と18歳未満の少女の関係性は本当に対等だろうか。貧困、家出などから体を売ろうとする少女がいるとき、果たして買うことが大人として適切な行動なのか。少女にはケアや支援が必要ではないのか。 虐待や性暴力被害など、さまざまな事情で家に帰れない10代女性を支える活動を行っている一般社団法人Colabo。夜間巡回にて路上にいる少女へのアウトリーチ(声かけ)、移動バスによる10代女性限定の無料カフェ「Tsubomi Cafe」、シェルター、生活支援などさまざまなサポートを行っている。 同団体代表の仁藤夢乃さんに新型コロナによる若年女性への影響や、性
杉田水脈氏(c)朝日新聞社 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、総選挙の比例代表公認から浮かび上がる自民党の姿勢について。 【アンケート結果】好きな政治家・嫌いな政治家は? * * * 「LGBTには生産性がない」「女性はいくらでも嘘をつける」などの暴言が大問題になった杉田水脈氏が、今回も、自民党の比例代表公認に名を連ねていて驚いた。立憲民主党の本多平直議員が、「14歳と性交して罪に問われるのはおかしい」と発言したことが問われ議員辞職にまで追い込まれたことを考えると、自民党はどれだけ身内に甘いのだろう。杉田氏の発言を本気で問題だと考えていたら、公認の選択はないはずだ。 「女性だけれど女性に厳しい」ことを売りにする政治家は、日本では珍しくない。というか、 今の自民党を見ていると、そういう女性議員が候補者に選ばれるのだということが分かる。杉田氏もそもそも、「慰安婦
京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は18日、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変したとして、著作権法違反とわいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、兵庫県高砂市、自称画像クリエーターの男(43)を逮捕した。容疑を認めており、「金銭目的だった」と供述しているという。 府警によると、容疑者はAI技術「テコガン」を使う市販ソフトで動画を改変していた。同様の行為は「モザイク破壊」「モザイク除去」と呼ばれて、インターネット上で横行している。 府警の説明では、容疑者は自身のサイトで「モザイクを無くし、クリアな動画を楽しみましょう」と宣伝。客から指定されたAVを無修正に見えるように加工していた。昨年12月から今年8月の間、サイト会員約200人や動画販売サイトの利用者に、改変した動画約1万2千点を売り、約1100万円を得ていたという。 逮捕容疑は1月9日、モザイク部分
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