殺人容疑で入管局長ら告訴へ スリランカ女性死亡で遺族―名古屋 2021年11月08日15時31分 名古屋出入国在留管理局=名古屋市港区 名古屋出入国在留管理局の施設で3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族が同管理局の当時の局長や看守ら数人を殺人容疑で刑事告訴することが8日、関係者への取材で分かった。9日午後にも告訴状を名古屋地検に提出する。 日本は「人権なき移民国家」 指宿昭一弁護士 スリランカ女性死亡で遺族支援 遺族は国に損害賠償請求訴訟を起こすことを既に決めており、刑事、民事の両方で責任を追及する。 代理人弁護士によると、告訴人は妹のワヨミさん(29)とポールニマさん(27)。遺族側は「生存を確保するための適切な医療を提供する措置を講じなかった」「死亡しても構わないという未必の故意があった」などと主張している。 社会 コメントをする