記事:平凡社 ロシアによるウクライナ侵攻で注目されたロシアの民間軍事会社「ワグネル」 書籍情報はこちら 平凡社新書『民間軍事会社 「戦争サービス業」の変遷と現在地』(菅原出著・平凡社) アンゴラとシエラレオネの内戦の終結に寄与した「エグゼクティブ・アウトカムズ社」 アンゴラのウアンボに残る弾痕だらけの廃墟と化した古い建物 南アフリカのエグゼクティブ・アウトカムズ社(EO)は、イーベン・バロウによって、1989年、民間のセキュリティ・グループとして設立された。当初はダイヤモンドの大手デビアス社向けのセキュリティ・コンサルティングの業務などを請け負っていた一業者であったが、その後に手掛けたアンゴラでの「戦闘」業務はその後の民間軍事会社の歴史に記録を残した。 アンゴラは1975年にポルトガルから独立を果たしたものの、国軍と反政府勢力との対立が30年以上も続くという不安定な政情を抱えていた。アンゴ
![主な事業内容は「戦争」――「民間軍事会社」の歴史と実態|じんぶん堂](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d59ef6df4976a1308555b3b7ae10fb044e64699/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fp.potaufeu.asahi.com%2Fcae3-p%2Fpicture%2F28465769%2F7076671d816b28c0e476a8b3b8626c9a.png)