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ブックマーク / trafficnews.jp (302)

  • 三菱でもコマツでもない! 自衛隊の新型装甲車「AMV XP」ライセンス生産先が決定 パトリア | 乗りものニュース

    三菱でもコマツでも、日立でもありませんでした。 日製鋼所とパトリアがライセンス契約 フィンランドの総合防衛企業パトリアはこのたび、日製鋼所とAMV XP装輪装甲車に関するライセンス生産契約を締結したと発表しました。 陸上自衛隊に配備される予定のパトリア製AMV XP(画像:防衛装備庁)。 AMV XPは、2022年12月に防衛省が陸上自衛隊向けの次期装輪装甲車として採用を決めた車種です。構造は8輪駆動で、乗員3名のほかに12名の兵員を収容できます。 現用のコマツ製96式装輪装甲車の後継として導入される計画で、2023(令和5)年度の防衛予算で26両の調達が決まっているほか、2024(令和6)年度の概算要求でも28両が計上されています。 契約締結日は2023年8月31日で、パトリアは防衛省・自衛隊に最新の装甲車両を納入するため、日製鋼所と強力なチームを結成するとしています。 【了】

    三菱でもコマツでもない! 自衛隊の新型装甲車「AMV XP」ライセンス生産先が決定 パトリア | 乗りものニュース
  • 性能はF-15並み!? 幻の「スーパーミラージュ」なぜ失敗に終わったのか フランスが生んだ最強戦闘機 | 乗りものニュース

    フランスのダッソー社が作った戦闘機「ミラージュ4000」は、性能的にはアメリカ製のF-14やF-15にも引けを取らない優秀機でした。しかし、量産されずに試作のみで終わっています。敗因は何だったのでしょうか。 実用化されなかった「ミラージュ2000」の姉妹機 戦闘機の性能を向上させる方法のひとつに、機体を大型化させるというのがあります。機体サイズを大きくすれば、エンジンを高出力な大きなものに換装したり、もしくは搭載数を増やしたりして推力と機動力を高めることができるほか、搭載できる兵器や燃料を増やして戦闘能力を向上させることが可能です。 フランスの大手航空機メーカーであるダッソー社も、こんな掛け算的なルールに則って大型戦闘機を開発したことがありました。 拡大画像 パリ郊外のル・ブルジェ航空宇宙博物館に2024年現在も展示されている「ミラージュ4000」唯一の試作機(布留川 司撮影)。 1970

  • ロシア軍の火砲を「1万5000門」も撃破!? ソ連時代からの“お家芸”に打撃か ウクライナ発表 | 乗りものニュース

    北朝鮮から弾薬の供与も。 戦況を左右する砲兵火力 ウクライナ国防省は2024年7月11日、撃破したロシア軍の砲兵システムの累計が1万5000門に達したと発表しました。 拡大画像 ロシア軍の2S19「ムスタ-S」152mm自走榴弾砲(画像:ロシア国防省)。 ウクライナの戦場ではドローンが猛威を振るっていますが、戦況を左右する最も重要な要素のひとつが砲兵火力です。ロシア軍は、旧ソ連時代から砲兵火力を重視しており、大量の榴弾砲や多連装ロケットを保有しています。砲兵戦は、陸戦に強いとされるロシア軍にとって機甲戦と並ぶ「お家芸」と言えます。 今回発表された1万5000門という戦果は、ウクライナ国防省の発表であり、第三者機関が調査したものではありませんが、ロシア軍はウクライナへの全面侵攻を開始した2022年2月以降、多くの火砲を喪失したのは事実とみられます。ウクライナ国防省はしばしば、ロシア軍の火砲を

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  • 「史上最大規模の軍用トラック受注」独ラインメタル社 砲弾に続いて車両も 大量発注が続く背景とは | 乗りものニュース

    最大6500台!? 日円で6000億以上大型契約か ドイツの防衛企業であるラインメタルは2024年7月1日、ドイツ連邦軍から軍用トラックの納入に関しての大きな契約を結んだと発表しました。 拡大画像 ラインメタルの8WDUTFトラック(画像:ラインメタル)。 この契約は、ドイツ連邦議会の予算委員会による承認を受けた、ドイツ連邦軍の予算枠組みに基づくもので、今後7年間で最大6500台の積載量クラス3.5トン、5トン、15トンの非装甲型軍用トラック(UTF)の追加発注を可能とするものです。 これらの軍用トラックの調査費用を合計すると最大35億ユーロ(約6000億円)規模となり、これは同社が軍との間に結んだ軍用トラックの納入計画としては史上最大の規模となるそうです。 この契約に基づき、早速8WD多用途戦術トラックである「RMMV(ラインメタル・マン・ミリタリー・ヴィークル)」 610台以上が納入

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  • えぇぇ農業用!? アメリカ特殊作戦軍の軍用らしからぬ新型 なぜ選ばれた? | 乗りものニュース

    アメリカ特殊作戦軍が「武装監視」航空機に選んだのは、なぜか“農業用”の航空機でした。どのような点が魅力だったのでしょうか。その使い勝手は、軍用機らしからぬ見た目とは裏腹のようです。 特殊作戦軍の「アームド・オーバーウォッチ」とは? アメリカ国防総省は2022年8月1日、アメリカ特殊作戦軍(SOCOM)が導入する航空機「アームド・オーバーウォッチ」(武装監視)に、L3ハリス・テクノロジーズとエアトラクターが共同提案していたAT-802U「スカイウォーデン」が選定されたことを明らかにしました。 アメリカ特殊作戦軍が「アームド・オーバーウォッチ」に採用したAT-802U「スカイウォーデン」(画像:L3ハリス)。 アメリカ特殊作戦軍はISR(情報・監視・偵察)に使用する航空機として、スイスのピラタス・エアクラフトの単発ターボプロップ機PC-12に偵察用器材を搭載したU-28A「ドラコ」を運用してい

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  • JR西日本、三江線廃止の意向を表明 「鉄道事業はどのような形態であっても行わない」 | 乗りものニュース

    江津駅と三次駅を結ぶJR三江線について、JR西日は2016年9月1日、廃止する意向であることを発表しました。 過去には増便実験もしていた JR西日は2016年9月1日(木)、沿線6市町でつくる「三江線改良利用促進期成同盟会」の会議で、三江線を廃止する意向であることを表明しました。 今年8月1日、同盟会はJR西日に対し路線存続の要請と運行継続の場合の支援策を伝えていました。また、8月19日には島根県の溝口善兵衛知事とJR西日の来島達夫社長が県庁で会談。来島社長は三江線の存続が厳しい考えを溝口知事に伝えていました。 今回の発表では「当社として三江線の鉄道事業はどのような形態であっても行わないという判断に至りました」としており、鉄道事業の廃止届出はJR西日の社内手続きを経たうえで、2016年9月末日までに行うといいます。 1両のディーゼルカーで運行されている三江線(2008年3月、恵

    JR西日本、三江線廃止の意向を表明 「鉄道事業はどのような形態であっても行わない」 | 乗りものニュース
  • 「初の独自エンジンです」100年前に開発された、実に日本らし~い用途 ひしゃくで水ジョボォ~!? | 乗りものニュース

    幕張メッセで開催された建設・測量業界向けの展示会に、クボタ初の国産エンジンが展示されました。100年以上前に製造されたものですが、用途は自動車でもオートバイでもないとか。ただ、これが技術立国の礎になったそうです。 国産初エンジンはなんと大正生まれ 近代日の発展は産業技術や科学技術の成長によるところが大きく、そこから「技術立国」と表現されることがあります。そのような我が国の歩みを示すかのような工業製品が、2024年5月下旬に開催された建設・測量業界向けのイベントに展示されていました。 場所は千葉県の幕張メッセで開催されていた「CSPI-EXPO 2024」。出展したのは、産業用エンジンの販売を行っている株式会社クボタエンジンジャパンです。親会社であるクボタが100年以上前に誕生した初の国産エンジンであり、近代化産業遺産にも認定された「石油発動機A型」が展示されていました。 拡大画像 「CS

    「初の独自エンジンです」100年前に開発された、実に日本らし~い用途 ひしゃくで水ジョボォ~!? | 乗りものニュース
  • なぜ? 空自F-15改修計画が暗礁に 予算膨らみすぎ 中断も示唆…やらないとどうなるか | 乗りものニュース

    航空自衛隊F-15戦闘機の能力向上改修計画、その初期費用が膨張しすぎて、計画がストップ状態となっています。隊員の負担軽減だけでなく、差し迫った危機に対する防空力の強化にもつながる改修計画ですが、中断も示唆されています。 改修費用が膨張 2020年度の予算執行見送り 防衛省が進めている航空自衛隊のF-15J戦闘機の能力向上改修計画が、暗礁に乗り上げています。その理由は「価格」です。 2021年4月7日付の時事通信は、改修の初期費用が膨張したことから同省が改修内容を見直し、2020年度予算に計上されていた約390億円の予算執行を見送ったと報じています。 拡大画像 対艦ミサイルを発射するF-15のイメージ(画像:ボーイング)。 航空自衛隊は1978(昭和53)年から1999(平成11)年までに、合計213機のF-15J/DJを導入しています。1985(昭和60)年以降に納入されたC-6からC-1

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  • ヨコスカの「ミッドウェー」退役から30年 日本に初めて配備された米ご長寿空母の生涯 | 乗りものニュース

    アメリカが世界で唯一、自国外に空母を配置し続けている日。その端緒となったのが今から50年ほど前に初めて配備された空母「ミッドウェー」でした。第2次大戦終結の年に生まれ、冷戦後に退役したご長寿艦について振り返ります。 当初不要と考えられた装甲空母 アメリカが戦後、日で空母(航空母艦)を運用するようになってからもうすぐ半世紀。これまで5隻の空母が横須賀に配備されてきましたが、最初に横須賀を事実上の母港としたのが「ミッドウェー」です。 ちょうど30年前に退役し、25年前に除籍。その後、カリフォルニア州サンディエゴで海上博物館として、その姿を今も留める空母「ミッドウェー」について改めて振り返ります。 拡大画像 1984年、横須賀を事実上の母港にするようになってから10年余り経ったころの空母「ミッドウェー」(画像:アメリカ海軍)。 そもそも空母「ミッドウェー」はアメリカ海軍で初めて飛行甲板に装甲

    ヨコスカの「ミッドウェー」退役から30年 日本に初めて配備された米ご長寿空母の生涯 | 乗りものニュース
  • ホンダ「モンキー」よりもミニ 公道走れる世界最小バイク、納車は宅配便(写真7枚) | 乗りものニュース

    ホンダ「モンキー」が2017年8月に生産を終了しますが、これより小さな、その名も「Ko-zaru(仔猿)」というバイクが存在します。公道を走れるバイクとしては世界最小で、様々な楽しみ方ができるそうです。 自分で組み立て、ナンバー取得可能 50年の歴史をもつ50cc原付バイク、ホンダ「モンキー」の生産が、2017年8月末をもって終了します。全長136.5×全幅60×全高85cmというサイズで、そのルックスから熱烈なファンも多いという小さなバイクです。あるバイクショップは「コレクターアイテムとしても人気で、中古市場で高値が付きます。飾るだけという人も少なくありません」と話します。 小さなバイクはもうなくなるのか、と思いきや、「モンキー」よりももっと小さなバイクが健在です。 公道走行が可能なバイクでは世界最小という「Ko-zaru」。これまで大きく分けて5種類が作られており、これはファンのあいだ

    ホンダ「モンキー」よりもミニ 公道走れる世界最小バイク、納車は宅配便(写真7枚) | 乗りものニュース
  • 三菱MSJの祖「MU-2」どう米国でヒット作に? ツウに愛された波乱万丈機 当時の裏側知る人物に聞く | 乗りものニュース

    「スペースジェット」を手掛ける三菱重工グループには、国内初のビジネス機として知られ、ヒット作となった民間機「MU-2」があります。ただこの成功は順風満帆なものではありません。その裏側を知る人物に、当時の話を聞くことができました。 STOL性能ゆえの独特の翼の使い方 現在開発凍結となっている、三菱重工グループの三菱航空機が手掛ける旅客機「MSJ(三菱スペースジェット)」。その開発以前に、三菱重工が開発し500機以上のセールスを記録したモデルがあります。国内初のビジネス機として知られるターボプロップ機「MU-2」です。 あいち航空ミュージアムに展示されているMU-2(柘植優介撮影)。 MU-2の試作初号機は、1963年9月14日に初飛行。当時レシプロ・エンジンが一般的だったこのクラスの民間機では珍しく、先進的なターボ・プロップ・エンジンを搭載するなど、高性能で独自性のある機種を目指したほか、ビ

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  • 線路が枝分かれしまくる「広大な貨物駅」が減ったワケ 今の主流は「ピットイン型」!? 時代に消える「職人技」とは | 乗りものニュース

    にある貨物駅は、かつての「広大に枝分かれする」形から、スリムな構造に変わりつつあります。なぜそのような変化が起きているのでしょうか。 昔ながらの「枝分かれだらけ」貨物駅が減ったワケ JR貨物を中心に、全国およそ240駅ある貨物駅。現在、その構内構造を「手の平型」からスマートな「F1のピットイン型」へと変える“肉体改造”が徐々に進んでいます。 拡大画像 貨物列車のイメージ(画像:写真AC)。 いわゆる「手の平型」というのは「ヤード式」と呼ばれ、昔ながらの重厚長大で大掛かりなスタイルです。線から分岐した引込線が駅構内で何も枝分かれし、それぞれが行き止まりになっているもの。上空から見ると、根元となる引込線が「腕」、枝分かれした線が「指」に見えるというわけです。 枝分かれ線には「着発線」(列車の出発・到着用)、「仕分線」(貨車の編成替え用)、「貨物積卸(積み降ろし)線」「空車留置線」など、

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  • 日本初の実用ジェット機「T-1」のスゴさ YS-11の先輩 米英ソ+旧軍機の技術で豪州も注目 | 乗りものニュース

    いまから60年以上前に初飛行した航空自衛隊のT-1練習機。同機は日が戦後初めて独自に開発した実用ジェット機でもあります。オーストラリア空軍も注目した「日の丸ジェット」の経緯を振り返ります。 YS-11や0系新幹線よりも早く生まれた日の丸機T-1 航空自衛隊浜松広報館(静岡県浜松市)や所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)には、赤と白に塗られた、まるで“こいのぼり”のような機体が展示されています。一見すると航空自衛隊が初めて装備したアメリカ製のジェット戦闘機F-86F「セイバー」にも似た機体、これは富士重工(現SUBARU)が開発した国産のジェット練習機「T-1」です。 練習機のため、戦闘機と違って機関銃やミサイルなどを装備しておらず、派手な塗装とは裏腹に地味な任務の飛行機でしたが、実は戦後初の国産ジェット機として華々しく誕生し、半世紀近く日の空を飛び続けた名機でもあります。しかも練習機とし

    日本初の実用ジェット機「T-1」のスゴさ YS-11の先輩 米英ソ+旧軍機の技術で豪州も注目 | 乗りものニュース
  • 公道禁止の理由がスゴイ 陸自「汎用軽機動車」として採用のカワサキ4輪バギーを実見 | 乗りものニュース

    カワサキモータースが生産・販売する4輪バギー「MULE」。陸上自衛隊が汎用軽機動車として採用するにあたり作られた試作車を、東京お台場でじっくり見ることができました。保安基準適合のための改造や陸自は採用しなかった装備とは。 カワサキブースで展示されていた唯一無二の「ミュール」 2021年10月20日から22日までの2日間に渡り、東京ビッグサイトの青海展示棟において「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2021」が開催されました。この展示会は、防災・リスク管理・防犯を網羅したビジネストレードショーで、毎回多くの出展社が独自の製品を持ち込んで展示・説明しています。 例年、さまざまな分野の企業が数多くの製品を展示していますが、今回、筆者(矢作真弓/武若雅哉:軍事フォトライター)が目を留めたのは、陸上自衛隊水陸機動団に配備された「汎用軽機動車」のベースとなったカワサキの「ミュール(MULE)」

    公道禁止の理由がスゴイ 陸自「汎用軽機動車」として採用のカワサキ4輪バギーを実見 | 乗りものニュース
  • そんな戦い方!? 空自C-2輸送機「ほとんど攻撃機化」の全貌 ミサイル搭載だけじゃない | 乗りものニュース

    航空自衛隊のC-2輸送機に攻撃能力を付与する構想が具体化しています。しかも、ミサイルなどの物理攻撃だけでない能力も付与される予定。輸送機でどう戦うのか、C-2はどれだけ攻撃的に変貌するのか、見えてきました。 C-2輸送機の「攻撃機化」計画 かなり具体的に 2023年8月7日(月)の時事通信は複数の政府関係者の話として、防衛省が航空自衛隊の「C-2」輸送機に長射程ミサイルを搭載する検討に入ったと報じました。かねて話のあった「輸送機の攻撃機化」ともいえる構想が、かなり具体的になってきているようです。 航空自衛隊のC-2輸送機(画像:航空自衛隊)。 日政府は2022年12月16日に発表した国家安全保障戦略に、敵の防空システムなどがカバーする範囲の外側、それも可能な限り遠方から攻撃できる「スタンド・オフ防衛能力」の強化を打ち出しており、その一環として航空自衛隊の輸送機に搭載する長射程ミサイルの発

    そんな戦い方!? 空自C-2輸送機「ほとんど攻撃機化」の全貌 ミサイル搭載だけじゃない | 乗りものニュース
  • ロシアで「見世物」にされる期待の西側戦車 なぜ? ドローンの猛威に顕在化するウクライナの“呪縛” | 乗りものニュース

    ウクライナの戦場でアメリカから供与されたM1戦車が撤退している――AP通信の記者によるSNS投稿です。ウクライナの国営報道機関は否定していますが、憶測が広がっています。ただ、旧ソ連流教義のまま西側兵器を扱うのは無理があるようです。 モスクワで見せ物になっている西側戦車 5月9日はロシアの対独戦勝記念日です。2024年で79周年となります。この日は国威発揚のため様々なイベントが行われますが、モスクワ西区のポクロンナヤの丘の勝利広場には、鹵獲されたウクライナ軍の装備品が展示され、ロシア国防省によれば5月3日だけで8万3000人以上が訪れたそうです。「目玉」はドイツ製のレオパルト2A6やアメリカ製のM1A1エイブラムス戦車です。 ウクライナ戦争では、期待された西側の主力戦車の働きが見えてきません。西側との協調関係を誇示するようなウクライナの宣伝にさえ登場しないのです。逆にモスクワで展示されている

    ロシアで「見世物」にされる期待の西側戦車 なぜ? ドローンの猛威に顕在化するウクライナの“呪縛” | 乗りものニュース
  • 旧海軍艦・自衛艦に人名なぜない? 人名都市名がない理由は日本特有の考えによるもの | 乗りものニュース

    外国軍艦では、人名由来の艦船名称はわりと広く存在します。一方、日では、旧日海軍も海上自衛隊も人名が付与された艦船は存在しません。一説によると、その理由は万一の際による影響を考えた結果といいます。 旧日海軍最初の命名基準では人名由来もOK 2019年10月27日、アメリカ海軍において1隻のイージス駆逐艦が進水しました。艦名は「ダニエル・イノウエ」、2012(平成24)年に亡くなった元アメリカ合衆国上院仮議長、ダニエル・イノウエ氏にちなんで名づけられた軍艦です。 旧日海軍や海上自衛隊には、人名に由来した艦名を持つ艦船はないため、「ダニエル・イノウエ」の進水は、日人を含む初めての日系の人名が付いた軍艦になります。 拡大画像 史上初めて日系の人名が艦名になったアメリカ海軍のイージス駆逐艦「ダニエル・イノウエ」。2020年後半に就役予定(画像:アメリカ海軍)。 なぜ日に人名由来の軍艦がな

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  • 長~~い胴体に何積んだ?「C-133」名機C-130ハーキュリーズと同世代 米ソ軍拡時の“知られざる戦略兵器” | 乗りものニュース

    世界的ベストセラー輸送機のC-130「ハーキュリーズ」。自衛隊も使うこの名機とほぼ同時期にアメリカが開発した戦略輸送機がC-133「カーゴマスター」です。C-130と比べると地味ながら、担った役割はアメリカの国運を左右するものでした。 長いのは胴体? それとも首? 東西冷戦が激化の一途をたどっていた1950年代、すでに全地球規模で軍の部隊展開を重視していたアメリカ空軍は、当時としては巨大な輸送機を開発・量産しました。その機体の名はダグラスC-133「カーゴマスター」。まるでダックスフントのように長い胴体が特徴的な機は、どのような役割を担っていたのでしょうか。 拡大画像 アメリカ空軍博物館に保存・展示されているC-133「カーゴマスター」(画像:アメリカ空軍)。 アメリカ軍はすでに、第2次世界大戦中に大型輸送機の必要性を理解していましたが、1948年のベルリン封鎖、1950年の朝鮮戦争で、

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  • SLで上野駅を発車 日本を走った「オリエント急行」 | 乗りものニュース

    ヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」が、ソ連や中国の線路を走って大陸を横断。日へ上陸し、各地で運転されたことがあります。そして1988年の12月23日、そのハイライトとして蒸気機関車「デゴイチ」が東京に登場しました。 実際に走ったパリ発東京行き「オリエント急行」 19世紀にその起源がある、ヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」。アガサ・クリスティが1934年に発表した『Murder on the Orient Express(オリエント急行の殺人)』など、小説映画の舞台にもなりました。 この「オリエント急行」、日を走ったことがあります。そう命名した列車を走らせたのではなく、物の車両をヨーロッパからソ連のシベリア鉄道、中国を経由して香港まで走らせ、そこから船で山口県へ輸送。北海道から九州までの各地で運転されたのです。フランスのパリでは「オリエント急行 東京行き」として出発式も行われ

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  • バブル期の伝説!「オリエント急行」が日本に来るまで 世界最長距離列車のギネス記録なお | 乗りものニュース

    1883年に運行を開始した欧州の「オリエント急行」は、豪華列車で最も歴史と格式があるといえるでしょう。そしてなんと、この「オリエント急行」は日を走ったことがあるのです。線路もつながっていないのに、どう実現したのでしょうか。 「オリエント急行」はどのくらい豪華だったのか 欧州の豪華列車として名高い「オリエント急行」。それが1988(昭和63)年、「オリエント急行’88」と称して日国内を走りました。 欧州の鉄道は、日のそれとは安全基準から線路の幅、車両の大きさに至るまで異なりますが、「オリエント急行」は万難を排して、はるばる日にやってきたのです。パリ発 東京行き、その距離は1万5494kmにおよび、2022年現在もギネスブックで「世界最長距離列車」と紹介されています。 「お召し機関車」であるEF81形電気機関車81号機に牽引され、JR常磐線を走る「オリエント急行」(1988年、恵 知仁

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