国内ビール市場が縮小を続けるなかで、急成長を続けるビールメーカーがある。「よなよなエール」「インドの青鬼」などのクラフトビール*で知られる「株式会社ヤッホーブルーイング」だ。現在まで11年連続の増収増益だという。独特の製品とマーケティング手法、そして熱狂的なファン層を持つ特異な会社だが、経営不振のどん底からよみがえって急成長した企業としても知られる。井手直行社長に話を聞いた。 地ビールブームとともに ――ヤッホーブルーイングは、1996年に星野リゾートの100%出資で長野県軽井沢町に設立されました。もともと星野リゾートの星野佳路代表のイニシアチブで作られた会社だと聞いてますが、会社設立の経緯を教えてください。 星野がアメリカに留学しているときに、ちょうどクラフトビールが盛り上がっていたのです。エール**という香りとかコクが特徴的なビールだったのです。細川政権(93~94年)のとき、ビールの
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