ナタリー PowerPush - キノコホテル 集団中毒!ようこそキノコホテルへ。メジャー震撼のデビューアルバム完成 ハレンチかつエレガントなビジュアルと「過激でポップな中毒性の高い大衆音楽」でインディーズシーンを賑わしていたキノコホテルが、2月3日に発売される1stアルバム「マリアンヌの憂鬱」で一躍メジャーシーンに躍り出る。支配人・マリアンヌ東雲を中心とした、奇妙なムードを醸し出す4人の女性。彼女たちはメジャーの世界で何を表現しようと企んでいるのか。ナタリーではキノコホテルのメンバー4人と、その独特な音楽を影から支えるプロデューサー・サミー前田に話を聞いた。 取材・文/臼杵成晃 ガレージバンドって言わないで ──キノコホテルは、いわゆる「ガレージパンク」「グループサウンズ」と呼ばれる昭和40年代のバンドに通じるサウンドが主体ですが、どのような過程でこのスタイルに至ったのですか? マリアン