キーボーディストではない私にとって、「鍵盤タイプのシンセサイザって、範疇外」という思いがありました。「確かに打ち込み用にUSB-MIDIキーボードなどは必須だけど、外に持ち出してライブに使うわけではないし……」と。ところが、先日Rolandから発表されたFA-06、FA-08というのは、まさにDAW環境の充実のために誕生した新コンセプトのキーボードタイプのワークステーションなのです。 以前紹介したINTEGRA-7直系のエンジンを搭載した音源でありつつ、シーケンサ、サンプラー、コントロールサーフェイス、エフェクト、オーディオインターフェイス……と思いつく限りの機能すべてを満載した、まさにNewtypeなワークステーション。よく、これだけの機能がてんこ盛りになっているなと驚くと同時に、何でこれまでこの手のキーボードがなかったんだろう…とも思った次第。モノだけを見ても分からないので、FA-06
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