全国の情報処理におけるエキスパートが一堂に会したリクルート主催の「春の情報処理祭」。本パートでは、静岡理工科大学講師の松田健氏が、特徴の着色による“データの可視化”および“数理モデル化”による検証を情報分野に応用する方法を解説します。(春の情報処理祭in京都より) 「着色」とは情報の可視化である 松田健氏(以下、松田):(入場テーマ曲が)予想以上に恥ずかしい感じで来ましたけれども(笑)。静岡理工科大学の松田と申します。「数理モデル化と問題解決」というところの話ですけれども、この分野かなり話題性が広いので、どちらかというと半分ぐらいは私の話です。 もうちょっと細かく言うとこれには数学の話が結構出てきまして、それだけ聞いていると頭が沸騰してしまうと思うので、皆様にも考えられるような問題を出しながら、話を進めていきたいと思います。 タイトルをどうしようかと思いましたが、勝手に「特徴の着色」とつけ
情報処理における全国のエキスパートが一堂に会したリクルート主催の「春の情報処理祭」。HPC(High Performance Computing)研究分野の専門家である、京都大学の中島浩教授は、HPCの役割や速さの秘密について説明するとともに、HPCがビジネス全体にもたらす影響を語ります。コンピュータの性能を生かすために知っておくべき、HPCの基礎知識とは?(春の情報処理祭in京都より) ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)とは 中島浩氏:(BGM「Let It Be」を流しながら登場)さすがにビートルズの「Let It Be」ぐらいは知っているかな。皆さんが生まれるずいぶん前の歌ですけれども。 『アナ雪(アナと雪の女王)』というのがあって、あっちは「Let It Go」なんですね。こっちは「Let It Be」で、何が違うのか。英語のニュアンスはほとんど同じなんですけれども「L
週刊アスキー本誌では、角川アスキー総合研究所・遠藤諭による『神は雲の中にあられる』が好評連載中です。この連載の中で、とくに週アスPLUSの読者の皆様にご覧いただきたい記事を不定期に転載いたします。 世の中には、はじめから答えが出ていて、世界中どこへいっても変わらないものというものがある。そうしたものの中で、私が1番好きなものが本の“小口”のスロープの角度が32.5度というやつだ。本の紙が露出している上の部分が“天”、下が“地”と呼ばれていていて、「すわっ1冊の本にも天国と地獄があってその間が人間の書いた本なんだね」なんて言いたくなるが、手前の部分は“小口”というさりげない名前になっている。それをひらいて置くと小口の紙の端の部分が少しずつズレてスロープになる。そのとき、小口が机の面との間でつくる角度が32.5度になっている。 きちっと閉じていた小口から流るようなスロープが現われるところって、
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