エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
本について私が知っているひとつのこと by遠藤諭 - 週刊アスキー
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
本について私が知っているひとつのこと by遠藤諭 - 週刊アスキー
週刊アスキー本誌では、角川アスキー総合研究所・遠藤諭による『神は雲の中にあられる』が好評連載中で... 週刊アスキー本誌では、角川アスキー総合研究所・遠藤諭による『神は雲の中にあられる』が好評連載中です。この連載の中で、とくに週アスPLUSの読者の皆様にご覧いただきたい記事を不定期に転載いたします。 世の中には、はじめから答えが出ていて、世界中どこへいっても変わらないものというものがある。そうしたものの中で、私が1番好きなものが本の“小口”のスロープの角度が32.5度というやつだ。本の紙が露出している上の部分が“天”、下が“地”と呼ばれていていて、「すわっ1冊の本にも天国と地獄があってその間が人間の書いた本なんだね」なんて言いたくなるが、手前の部分は“小口”というさりげない名前になっている。それをひらいて置くと小口の紙の端の部分が少しずつズレてスロープになる。そのとき、小口が机の面との間でつくる角度が32.5度になっている。 きちっと閉じていた小口から流るようなスロープが現われるところって、