スキンヘッドで登場し日本の取材陣を驚かせた浅野は「多くの方々に温かく迎えていただき、映画で描かれた1つの素晴らしい愛のかたちが伝わったかと思いました」と感慨にふける。 第61回カンヌ国際映画祭のある視点部門で審査員賞に輝いた「トウキョウソナタ」に続く受賞が期待されている黒沢は、「何よりうれしかったのは、公式上映後のスタンディングオベーションの後に、会場の外でも多くの方が残ってくださっていて、たくさんの拍手で迎えられたことです」と観客の熱狂に深く感動した様子。続けて「深津さん、浅野さんが出演してくださることが決まってから、この映画は大丈夫だと思っていましたが、こうして一緒にカンヌに来られてうれしいです」と胸の内を明かした。 フランスの配給会社により、今秋フランス国内で100から150館規模での公開が予定されている「岸辺の旅」。日本では、10月1日より東京・テアトル新宿ほかで全国公開される。
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