2016年5月8日(日)13時、日本コロムビアより悲しいニュースが発表されました。偉大なる音楽家、冨田勲氏が5月5日に亡くなりました。謹んで哀悼の意を表します。 冨田勲氏は1974年発表のクラシックのシンセサイザー化アルバム「月の光~ドビュッシーによるメルヘンの世界」(アメリカ盤タイトルは“Snowflakes Are Dancing”)でビルボード・クラシカル・チャートで第1位を獲得し、1975年度のグラミー賞にノミネートされるなど高い評価を受け、国際的に活躍しました。 彼を慕うアーティストは数多く、マイケル・ジャクソンが1987年に初来日した際、冨田氏の自宅兼スタジオを訪問した逸話は有名です。スティービー・ワンダーは最も尊敬する音楽家として冨田氏の名前を挙げています。 また、80歳にしてヴォーカロイド(歌唱合成シンセサイザー)の初音ミクを起用した“イーハトーヴ交響曲”を発表するなど、亡