自由曲面実現の歴史 すでに WWI とも APT とも関係ないのですが、APT 関連で調べた「ついで」に記事にまとめておきます。 3D-APT III を作ろうとして、ロスが悩んでいた「3Dの形状定義」のその後について。 現代の知識をもっていえば、ベジェ曲線、スプライン曲線、NURBS曲面の開発の歴史です。 ここまでのあらすじ(笑) 1958年に作られた APT というシステムは、数式で定義した形を実際に手に取れる物にする、今でいう 3Dプリンタのような機能を持っていました。 しかし、当時の技術では直線と円弧を組み合わせて図形を作るのが精いっぱい。システムとしては滑らかな曲面を作り出す性能を持っているのに、狙ったような曲線・曲面の「式」を求める方法がわからないのです。 とはいえ、直線と円弧だけでも当時としては画期的。システムは広く使われるようになります。 …曲面を作り出す方法は、世界中の数
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