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ブックマーク / kaigablog.com (9)

  • 名画で巡る、冷酷で無慈悲と言われた冥府の王ハデスの本当の姿

    こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 ギリシャ神話を扱う映画や物語では悪役をあてがわれることが多く、 人々からは「いかなる願いも聞き入れてもらず貢物も受け取らない冷酷で無慈悲な神」として恐れられた冥府の王ハデス。 ハデスは当に冷酷で無慈悲な神だったのでしょうか? 日はそんなハデスにスポットを当てて名画を鑑賞をいたしましょう。 霊魂が彷徨う漆黒の冥府にあなたをナビゲートします。 よろしければ最後までお付き合いください。

    名画で巡る、冷酷で無慈悲と言われた冥府の王ハデスの本当の姿
  • まるで天使のような少女の美しさを追求した画家『ウィリアム・ブグロー』の生涯

    こんばんは!大人の美術館、ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 当美術館へお越しのお客様は美術好きな方が多いと思いますが、ウィリアム・ブグローという画家をご存知でしょうか? 印象派が好きな方は、印象派の宿敵であるアカデミーの画家という認識があるかもしれません。 だけど、ご存知ない方も多いのではないでしょうか? ブグローは長い美術史の中でも最も絵が上手い画家の1人だったのにもかかわず、死後はその存在を忘れられた画家となっていたからです。 高い技術を持ちながらブグローはなぜ美術史から姿を消していたのか? 日はそんなブグローが最後までこだわり続けた美の世界にあなたをナビゲートします。 よろしければ最後までお付き合いください。 忘れられた天才画家 ウィリアム・ブグロー 『自画像 』1886年 ウィリアム=アドルフ・ブグロー(William-Adolphe Bouguereau

    まるで天使のような少女の美しさを追求した画家『ウィリアム・ブグロー』の生涯
  • 媚薬危険!大人のロミオとジュリエット「トリスタンとイゾルデ」を名画を観ながら解説

    こんばんは!大人の美術館、ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 当美術館がオープンするのは大人タイムの真夜中。 そんな当館にふさわしい。 日は “大人”のロミオとジュリエット・・・というか、ロミオとジュリエットの元ネタと言われる 「トリスタンとイゾルデ」のお話をロマンチックにお送りしたいと思います。 源流はケルト神話にあるとも言われて、現存する物語としては世界最古の恋愛物語は、ハードな不倫モノでもありました。 (ちなみに世界最古の恋愛長編小説と言われるのは日の源氏物語) 数多くの芸術家たちを魅了した禁断の愛の世界にあたなはをナビゲートします。 よろしければ最後までお付き合いください。 トリスタンとイゾルデってなに? ドイツで活躍した音楽家ワーグナーのオペラで有名なので、日ではドイツ語読みの「トリスタンとイゾルデ」と呼ばれることが多いですが、ドイツではなくイギリスが舞

    媚薬危険!大人のロミオとジュリエット「トリスタンとイゾルデ」を名画を観ながら解説
  • かわいいだけじゃない!意味あるシンボルとして描かれた西洋絵画の動物たち

    的には犬は「忠誠」の象徴として描かれることが多いです。 神や君主への忠誠を表すシンボル、またはアピールとして描かれました。 貴族の肖像画に描かれる犬は「大切なペットと一緒に」というよりも「君主」への忠誠の意味が込められたいたりもします。 あざといですよね〜(*´罒`*) ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫像』1434年 ロンドン・ナショナル・ギャラリー また、カップルと一緒に犬が描かれる場合は、ほぼほぼ結婚の意味があると思ってOKです。 これは、夫婦間の忠誠、いわゆる貞操(主に女性のほう)を意味しています。 面白いのが、「忠誠」という概念があるからこそ「裏切り」が生まれるってことで、来の意味とは真逆な「裏切り」の意味を持つこともがあるんです。 ピーテル・パウル・ルーベンス『最後の晩餐』1630年 - 1631年 ブレラ絵画館所蔵 最後の晩餐では裏切り者の代名詞であるキリストを

    かわいいだけじゃない!意味あるシンボルとして描かれた西洋絵画の動物たち
  • フェルメールブルー、ゴッホイエローなど、画家の名前がついた色の話。

    こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉です。 強烈な個性を持って画家達の中には、特定の色により強烈な印象を与える特徴的な色を持っている画家がいます。 いつしかそんな色には画家の名前が付けられるようなっていったんです。 逆玉マスオさん画家のフェルメール、友人の死で世界が真っ青になっちゃったピカソ。 裸婦の肌にこだわりすぎた藤田やルノワールなどなど・・ 日はそんな印象的な色にまつわる絵画小咄です。 よろしければ最後までお付き合いください。 フェルメール《真珠の耳飾りの少女》1665年マウリッツハイツ美術館所蔵 西洋絵画で “色” といえばフェルメールのブルーと連想するくらい有名なブルー。 だけど、この色はフェルメールが発明したのではなく、古くは6–7世紀に作られたアフガニスタンの寺院の洞窟画にも使用されており、別名ウルトラマリン。 原料は鉱石ラピスラズリ、当時はアフガニスタンの一部の地

    フェルメールブルー、ゴッホイエローなど、画家の名前がついた色の話。
  • 「堺ミュシャ館』世界有数のミュシャのコレクションを擁する美術館

    こんばんは!、大人の美術館ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 日は、美術館レビューと行ってみたい日の美術館、大阪の堺市にある「堺 アルフォンス・ミュシャ館」の紹介です。 日で絶大な人気を誇るアルフォンス・ミュシャ。 ミュシャの500点にも及ぶ世界有数のコレクションが日にあるのをご存知ない方も多いのではないでしょうか? 数年に1回のミュシャ展を待つ必要はありません。 大阪に来れば、常設展としていつでもミュシャの作品を観ることができるんです! ではでは、現在公開中の「カランドリエ ミュシャと12の月展」レビューとミュシャ館の紹介です。 「堺 ミュシャ館」と「カランドリエミュシャと12の月」展 概要 堺 アルフォンス・ミュシャ館 (堺市立文化館) 開催期間:2021年3月27日(土)~7月25日(日) (※4月25日から6月20日まで臨時休館) 休館日:月曜日 開館時

    「堺ミュシャ館』世界有数のミュシャのコレクションを擁する美術館
  • シェーレグリーン、フレークホワイトなど、綺麗だけど人を死に至らしめる恐い色の話。

    こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 昭和の時代、子ども用の駄菓子に有害な成分が入っていたり、気付け剤として有害な薬が売られていたりと、研究が進みむに連れて、かつて体に無害と思っていたものが有害だったと分かったという話はよく聞きます。 絵画の世界でも危険な顔料が使われていました。 厳密にいえば今も使われているものもあります。 美しいものには棘がある! 日は美しい色にまつわる「ちょっと恐い」話にあなたをナビゲートします よろしければ最後までお付き合いください。 鉛白(フレークホワイト) 鉛白(画像出典:Wikipedia) 鉛白(えんぱく)、フレークホワイト、シルバーホワイトなんて呼ばれる白の顔料で、絵の具だけでなく古今東西「おしろい」として美を追求する女性たちに愛用されてきた顔料です。 作者不明『即位衣を纏うエリザベス1世」17世紀 じつは現在で

    シェーレグリーン、フレークホワイトなど、綺麗だけど人を死に至らしめる恐い色の話。
  • 明日会社で使える!まだまだある神話・聖書が由来の企業シンボル

    【神戸】没入型美術展って何?『ゴッホ・アライブ Van Gogh Alive』へ行ってきました!感想と現地レポート

  • 時代への挑戦者イカロスの意外な真実!いかにしてイカロスは英雄になったのか

    こんばんは、ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 新しい技術を開発したときや不可能だと思われていたことに挑戦する時によく耳にするのが「イカロス」という言葉。 イカロスは太陽に立ち向かい敗れた若者だと記憶されている方も多いでしょう。 無謀にも太陽に挑戦した若者 驕り高ぶった青年が神から罰を与えられた話し そんなイメージがあるかもですが、ギリシャ神話に登場するイカロスは少し趣が違います。 じつは物語の主役でもなかったというイカロスの物語へ名画を通してナビゲートします。 よろしければ最後までお付き合いください。 なぜイカロスは空を飛んだのか?イカロスは、自ら太陽に挑戦しようと鳥の翼を装着して太陽に向かっていったのはありません。 イカロスは逃亡のために翼を使ったんです。 しかもそれを作ったのはイカロスではなくイカロスの父親ダイダロスでした。 ダイダロスはギリシア神話に登場する名高

    時代への挑戦者イカロスの意外な真実!いかにしてイカロスは英雄になったのか
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