糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 「わからない」の時間。 2010-04-12 こう、なにかっていうと「教育がわるい」って、 そういうのじゃないんだけどさ。 さらに、「学校の勉強なんかダメだ」と 言いたがる人間でもないんだけれど、 根本的なところで、 ひとつだけ言いたがることがあるんだ。 言いたいっていうより、 気がつくと、じぶんが「言いたがってる」って わかることがある。 どうやら、おれは、それについては ずっと言いたがってるな、ということだね。 あんまり簡単なんで、 あっけないんだけど、 「先生も知らない」ことをやれないかな、学校で。 それだけ。 「先生もわからない」ってことを、 いっしょに考えていく。 そういう授業をもっとやれないものかなぁ。 たし算だの引き算だのについ