300円前後の価格帯が中心のモスが24年ぶりに200円以下の商品を発売(写真は420円の「とびきりハンバーグサンド トマト&レタス」) 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは5日、160円の「新ハンバーガー」(仮称)を7月初旬から発売すると発表した。既存の220円のハンバーガーを肉の量を約25%減らし実質的に値下げする。チーズバーガーも250円から190円に下げる。同社が200円を切るハンバーガーを発売するのは昭和60年(190円)以来24年ぶり。これまで比較的高価格の設定だったが、景気後退で消費者の節約志向が強まる中、低価格メニューを充実する。 同日、会見した櫻田厚社長は、「安い価格帯を求める顧客ニーズにこたえるため」と狙いを説明した。 一方、肉が2枚入りで340~470円の「ダブル」シリーズを24日から発売することも合わせて発表した。高価格帯のメニューも充実させることで、160