※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 2015年に「おそ松さん」を大ヒットさせたぴえろは、「幽☆遊☆白書」(1992年)や「NARUTO -ナルト-」(2002年)など、少年ジャンプに掲載されたアクション漫画のアニメ化でおなじみの制作会社だ。 そんなぴえろは、1983年に自社のオリジナル企画「魔法の天使 クリィミーマミ」を立ち上げている。「クリィミーマミ」以降、ぴえろは「ぴえろ魔法少女シリーズ」と銘打ったオリジナル企画のアニメ番組を1998年までに5作品も制作した。なぜオリジナル企画を続けず、漫画のアニメ化に積極的になったのだろうか? 自社のオリジナル企画と、人気漫画のアニメ化。どちらが制作会社にメリットをもたらし、どちらがアニメ文化を豊かにするだろうか? ぴえろの創立者で
※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「Appleseed Alpha」などの3DCGアニメを監督してきた荒牧伸志監督が、「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の神山健治監督とタッグを組んで「攻殻機動隊」の新作をつくる、と報道されたのが昨年4月。アキバ総研では、過去に、荒牧監督と神山監督にそれぞれ単独インタビューをお願いしているが、今回は「攻殻機動隊」に先行して制作真っ最中の3DCGアニメ「ULTRAMAN」のモーションキャプチャー現場を見学させていただき、その余熱が冷めないまま、2人の監督にお話を聞くことができた。 新たな「攻殻機動隊」をつくるには、新たなパートナーが必要 ── 荒牧監督と神山監督の2人体制でつくられる作品は「ULTRAMAN」、そして「攻殻機動隊」(以下
※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」をアニメ化して話題となった「鬼平」(2017年)が、時代劇専門チャンネルで、この4月から毎週金曜深夜に再放送中だ。 監督とキャラクターデザインを担当した宮繁之氏は、アニメーション制作進行出身である。だが、本人はガチガチのアニメ好きというわけではなく、流れ流れてアニメ業界に行き着いたのだという。その漂泊の半生を、新作準備中の宮監督に語っていただいた。 最初は、教師になるつもりだった──アニメ業界に入ったころ ── 宮さんは26~27歳で監督デビューなさいましたが、それまでの経緯を聞かせていただけますか? 宮 最初は、スタジオディーンで制作進行をしていました。もともと、僕の家族は教員ばかりで、自分も国語の教師に
2018年9月14日(金)~11月11日(日)まで、八王子市夢美術館で「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」が開催される。ガイナックス制作の「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が劇場公開されたのは1987年3月14日。31年も昔のことだ。今回の展覧会では、初公開となる制作時のメモや制作における素材資料が多数展示されるという。 異世界を舞台にした「王立宇宙軍 オネアミスの翼」で驚かされるのは、その世界観の構築に20名ものアーティストが名前を連ねていること。何のために多くのデザイナーが必要だったのか、その効果はどれほどのものだったのか――。展覧会を前に、山賀博之監督に31年目の心境をうかがった。 社長になったのに「そろそろ就職しろ」と言われた ── 山賀さんは、「超時空要塞マクロス」(1982年)の第9話「ミス・マクロス」で、絵コンテと演出を担当していますね。 山賀 「マクロス」の
※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 元マッドハウスの社長・丸山正雄氏が、新会社MAPPAを設立してから5年が経過した。その間、同社は「坂道のアポロン」「神撃のバハムート GENESIS」などすぐれたアニメ番組を制作してきた。2016年11月12日(土)に公開の決まった映画「この世界の片隅に」も、MAPPAの制作だ。 今年で75歳をむかえた丸山氏だが、どんな姿勢でアニメ制作と向き合っているのだろう? 猛暑の中、仕事場にお邪魔した。 来年、再来年に倒れても大丈夫な体制をつくっておく ──MAPPAの立ち上げから5年が経過して、現在の丸山さんのお立場は? 丸山 もともとは、マッドハウスを出て、新しいスタッフたちとで作品をつくるため、2011年にMAPPAを立ち上げました。設立か
インフルエンサーの代表格として活躍している、ブロガー・作家のはあちゅう(伊藤春香)さん。 新コーナー「新R25プロフ」では、はあちゅうさんのことがざっくりわかるように、高校時代のお話や、新卒で入社した電通での仕事内容や退職理由、2017年に告発した#metooの件も含めて、ご自身の経歴を振り返っていただきました。 はあちゅう(伊藤春香)さんのプロフィール・経歴 本名:伊藤 春香(いとう はるか) 生年月日:1986年1月22日 年齢:32歳(2018年10月時点) 職業:ブロガー・作家 デビュー作:『さきっちょ&はあちゅう恋の悪あが記Super edition』(2005年) 出身地:神奈川県川崎市 血液型:A型 配偶者:しみけん(AV男優) 経歴: 2001年4月慶應義塾湘南藤沢高等部へ入学 2004年4月慶應義塾大学法学部政治学科へ入学。在学時からブロガーとして活躍 2009年4月株式
2016年11月の公開以来、2年近くを経た現在も劇場上映が継続されているアニメ映画「この世界の片隅に」。本来の構想であった全150分の全長版「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2018年12月公開予定)の制作が進んでいる。「いい作品になるだろうけど、金にならない」と言われ続け、企画から公開までに6年もの歳月を要した「この世界の片隅に」。この企画を救ったのは、株式会社ジェンコの代表、真木太郎さんだ。「金にならない」映画の資金を集めるため、いかに奔走して、いかに戦ったのか、その顛末をお聞きした。 この監督を世の中に出すのが、プロデューサーの役割 ── ジェンコさんは、プロデュース専門の会社と考えていいんですか? 真木 アニメと実写のプロデュース会社ですね。プロデューサーひとりでやっている場合も多いですから、プロデューサーの集合組織はウチだけではないでしょうか。もう21年やっているので、老
eスポーツには,楽しくゲームを伝える“名人”が必要。高橋名人誕生秘話も語られた「高橋名人が語る昔と今のTVゲーム業界」レポート ライター:箭本進一 日本工学院専門学校・蒲田キャンパスで,“高橋名人”こと高橋利幸氏の講演会「高橋名人が語る昔と今のTVゲーム業界」が2018年10月28日に開催された。これは,同校の学園祭“かまた祭り”の一環として行われたもので,高橋名人はファミコンブームから現在のeスポーツまでを熱く語った。 もはや説明は不要かもしれないが,高橋名人は1980年代から現在まで,長くゲーム業界で活躍を続けている人物だ。ファミコンブームの頃はハドソン(当時)に所属し,現在はMAGES.のゲームプレゼンテーターかつドキドキグルーヴワークスの「代表取締役名人」を務めている。 ファミコンブーム当時はハドソンの宣伝部社員でありながら高い知名度と人気を誇り,“高橋名人”として親しまれた。同社
食に関連する同人誌、リトルプレス、ZINEなどを発行するインディペンデントな出版人たちに話を聞く「ニッポン偉ZINE伝」。 第4回は『月刊ドライブイン』発行人の橋本倫史さんにご登場願った。 戦後のモータリゼーションから生まれた風景として日本に定着し、今、惜しくも徐々に消えつつあるドライブイン。全国のドライブインを訪ね歩いて、店主の個人史をじっくり聞き出すことで浮かび上がる「昭和」を記録するルポルタージュを毎号二編ずつ掲載してきたのが『月刊ドライブイン』だ(最終号のみ一編)。 その小冊子は、ざらっとした手触りの用紙にモノクロのリソグラフ印刷。橋本さん自身が手がける、そのシンプルなデザインも内容と相まってカッコいい。 2018年6月に発行されたvol.12が最終号となったが、全号をまとめた単行本を筑摩書房より刊行すべく準備中だという(2019年1月発行予定)。 自費出版誌から書籍化までの道のり
なぞの社会科科目「倫理」 ――「ヒットの裏に斎藤哲也あり」と言われるくらい、人文・社会科学に関する数々の書籍を編集・構成している斎藤さんですが、ご自身が書いた一般書は初めてなのですね。 斎藤氏:そうなんです。いざ自分の本を出してみると、編集や構成をした本以上に売れ行きが気になって……。自分の小物ぶりがよくわかりました。 ――高校の公民科目である倫理に注目したのはなぜでしょうか。 斎藤氏:『哲学用語図鑑』の監修をしたとき、著者の田中正人さんと高校倫理の参考書について話をしたのがきっかけですね。「倫理」という科目の存在は知っていたけれど、ぼくは高校の授業で習っていないし、周囲の人に聞いても「習ったかなぁ」とぼんやりした反応が多かった。 実際、倫理は入試科目としては人気がないんです。というのも、センター試験の科目にはあるけれど、国公立大学の二次試験や私大の入試で出題される大学がほとんどないからで
荻上チキさんがTBSラジオ『Session-22』の中で人気ドラマ『相棒』に登場した覚醒剤依存症キャラクター「シャブ山シャブ子」の問題点について話していました。 (荻上チキ)オープニングから気になったことがあったので、しゃべりしたいなと思うんですけども。『相棒』というドラマがいますね。刑事ドラマです。 (長谷部愛)かなりヒットしてますよね。 (荻上チキ)大ヒットですね。シーズンで言うと17ぐらいまで来てるのかな? だからそれだけ続くドラマというのはやっぱり多くのファンに支えられてるわけですね。で、多くのファンに支えられてるからこそ、あるいは人気があるからこそ、その表現っていうものに対してはより注目あるいは注意が必要かなと思うんですけれども。一部、ネットなどで記事をご覧になったことがあるという方もいるでしょうし、あるいは実際にその『相棒』のドラマ、11月7日放送分をご覧になった方もいると思う
「マイルド貧困」の絶望 格差や貧困問題の是正が放置されているうちに、「アンダークラス(パート主婦を除く非正規労働者)」が900万人を突破、日本は「階級社会」への道を突き進む。中でも「中間階級」が崩壊、「新たな貧困層」が生まれてきた。それは、生活に困窮するほどではなく、好きなことに多少の金を掛けられるものの、将来には希望が持てない「マイルド貧困」だ。 バックナンバー一覧 格差や貧困問題の是正が放置されているうちに、「アンダークラス」が900万人を突破、日本は「階級社会」への道を突き進んでいる。中でも「中間階級」が崩壊、新たな貧困層が生まれてきた。それは、どん底一歩手前の「マイルド貧困」とも呼べる新たな階級だ。そこでDOL特集「『マイルド貧困』の絶望」第13回は、10万部クラスのヒットを飛ばしたことがある作家が転落し、マイルド貧困に陥った軌跡を追った。(ライター 根本直樹) 10万部のヒット作
2018年11月10日、11日。第55回しんぶん赤旗全国将棋大会(通称:赤旗名人戦)の全国大会が東京でおこなわれた。ハイレベルの激戦を制し頂点に立ったのは、大分県代表の早咲誠和(はやさき・まさかず)さん。5年ぶり2回目の優勝だった。 1973年生まれの早咲さんは、現在45歳。赤旗名人戦2回の優勝以外にも、アマ名人戦4回、アマ竜王戦3回、支部名人戦3回、アマ王将戦1回など、数多くのアマタイトルを獲得してきた。長きに渡ってアマ棋界のトップで活躍し続ける、第一人者とも言える存在である。 プロアマ問わず若手の活躍が目立つ将棋界で、なぜ四十代になっても勝ち続けられるのか。赤旗名人戦終了後の夜、早咲さんに尋ねてみた。 将棋は動体視力のゲーム――赤旗名人戦、優勝おめでとうございます。全国大会なので当然ですが、相手は各都道府県を代表する強豪ばかりです。そして早咲さんが対戦したみなさんは、早咲さんより歳下な
結婚に対する価値観がいま、変わりはじめています。 生涯未婚率が男女ともに過去最高になる一方で、離婚する人も増加。「結婚は25歳までにするべき」「結婚した人とは一生添い遂げるべき」など、私たちのまわりにあった「当たり前」も少しずつ崩れつつあります。 「パートナーとずっと幸せに暮らすにはどうしたらいいんだろう?」 そんなことを考えながら家でネットサーフィンをしていたら、佐賀県に一夫多妻を実践している「西山家」という一家がいるという情報をキャッチしました。 日本では相当珍しい一夫多妻。どうしたらそんな家族の形になるのだろう? 気になった私は、早速取材を依頼。 多様化する結婚観をフラットに見つめ直す連載「結婚2.0」。価値観を揺さぶられた「一夫多妻」のリアルを、前編/後編の2記事にわたってお届けします! 〈聞き手=あつたゆか〉 どういう経緯で一夫多妻になったんですか?
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