つい先日、高崎高島屋の中川徹社長に話を聞くため、群馬県の高崎市に行ってきた。 彼は中高の同級生で、再会するのは20年以上ぶりだ。 中川さんは、高崎に配属される以前は、神奈川県横浜市にある、港南台店の店長に店舗史上最年少で抜擢され、構造改革に力を尽くしてきた、やり手である。(参考:「港南台モデル」を 高島屋港南台店・最年少店長) 旧交を温める中で、仕事の話も出る。 そこで中川さんから、3つほど、面白い話を聞いた。 1.高崎高島屋は、7年連続増収 百貨店の不振が報じられることが多いが、高崎高島屋は「地方都市」という条件ながら、7年連続で増収だ。 「百貨店不振」の常識から外れている。 これは「高崎市」が北関東地区における企業の主要拠点になっており、特に活力がある場所だからだ。 数字で見る高崎の都市力2018(1)人口編 ここのところ高崎市の躍進がめざましい。「高崎市が全国から注目されるようになっ
ソフトオンデマンド専属の現役セクシー女優・野々原なずなさんが描く自伝漫画『男性恐怖症だった私がAV女優になるまでの話』。電子コミック配信サービス「まんが王国」と新潮社バンチ編集部のコラボで6月に立ち上がった新レーベル「ウツツ」で連載中です。 野々原なずな『男性恐怖症だった私がAV女優になるまでの話』 身内からの性的虐待など、衝撃的な出来事が生々しい心情とともに描かれている同作は、後述するよう、セクシー女優のイメージ作りのセオリーとしては普段表に出さないような内容です。メーカーの人間をして「AVの歴史に残る」と言わしめる同作を描く野々原なずなさんとはどのような人物なのでしょうか。 ねとらぼエンタでは、野々原さんと、成年向けマンガで独特の存在感を放つクジラックスさんとの特別対談をセッティング。対談の進行は“エロマンガ家インタビュアー”こと、稀見理都(きみりと)さんにお願いしました。 野々原なず
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話題の映画『新聞記者』(監督:藤井道人)を観た。本作は、官房長官記者会見での活躍で知られる東京新聞の望月衣塑子記者の著作『新聞記者』(角川新書)を元に、映画プロデューサーの河村光庸さんが企画製作したもの。森友・加計問題や財務省職員の自殺、「総理に最も近いジャーナリスト」とされる元TBS記者による性的暴行疑惑もみ消しなど、この間の安倍政権にからむスキャンダルを連想させる要素がちりばめられ、映画冒頭からラストまで、緊張感を途切れさせず一気に観させる作品だ。劇中には、望月記者や、前川喜平・前文科事務次官、新聞労連の南彰委員長らも本人役で出演している。そこで、望月記者、南委員長に、映画「新聞記者」や、そのモデルとなった現実の日本の政治・社会について聞いた。 ○政権によるフェイク攻撃 映画の主人公で、東都新聞の若手記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は、同紙にリークされた「医療系大学の新設」をめぐる
■闇の国々 / ブノワ・ペータース, フランソワ・スクイテン 〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。 ある日突然増殖しはじめた謎の立方体に翻弄される人々を描く『狂騒のユルビカンド』、 巨大な塔の秘密をめぐる冒険から、数奇な運命へと導かれる男を描く『塔』、 未知の天文現象により、体が斜めに傾いてしまった少女の半生を描く『傾いた少女』、 傑作と名高い選りすぐりの3作品を収録した歴史的名作シリーズの初邦訳。 メビウス、エンキ・ビラルと並び、BD界の三大巨匠と称されるスクイテンが、ついに日本上陸。 繊細な描線、計算されつくされた構図、あらゆる芸術のエッセンスを詰め込んだBD芸術の真骨頂! ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテンのコミック『闇の国々』は、いつともどことも知れぬ架空の世界を覆う壮大なる巨大都市群そのものが主人公となった幻想物語である。スクイテンの描く
子ども心こそがマンガ・アニメの原点である ――富野由悠季が語る、豊島区の果たすべき役割富野由悠季インタビュー 2019.07.04 2019年6月22日、『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督の業績を総覧する展覧会「富野由悠季の世界」が幕を開けた。日本初の30分TVシリーズ『鉄腕アトム』からアニメ制作に関わり始め、2014~15年にもTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の総監督を務めるなど、50年以上にわたり日本アニメ史の第一線を走り続けてきた。そんな富野監督のインタビュー映像が、7月5日から11月24日まで、豊島区庁舎4Fのまるごとミュージアムで開催される東アジア文化都市2019豊島のスペシャル事業「マンガ・アニメ区役所」の会場内にて上映される。 本記事はそのインタビュー映像の採録である。富野監督の考える「マンガ・アニメの力」とはどんなものであるか、それに対して豊島区はど
https://anond.hatelabo.jp/20190704095800 さるwebライターが紹介した方法は本当にお金をガッツリ稼いでいる人向けの指南だと思う なるべく税金を払いたくないと思ったら、払わないことが一番の節税である サラリーマンのように強制徴税される立場の人は真似できないので悪しからず どうやって税金を払わないか? まず自営業の必要がある。 そして青色申告をする。今はマネーフォワードなんかがあるから楽だ。 やるべきことは大雑把に3つ 1.売上は絶対にごまかさない 2.年金は限りなく支払わず、督促状が来たら「延滞金つきで」支払う 3.口座に金は残さない。 税務署に突っつかれる人は経費を大量に使う人ではなく、売上をごまかす人 そして売上が高い人だ。 僕の業種は経費がほとんどかからない業界なので 実質的に売上イコール年収になっている。 在庫を持つような業種じゃないから、銀行
『AKIRA』悲願のハリウッド映画に! 日本作品の実写化が止まらない真相:ジャーナリスト数土直志 激動のアニメビジネスを斬る(1/6 ページ) 第三次世界大戦後のネオ東京を舞台に、世界の存亡を左右する力を秘めた少年アキラを巡ってさまざまな勢力の思惑が交錯する。数々の事件が巻き起こり、怒涛(どとう)のラストに突き進む。大友克洋氏の傑作マンガ『AKIRA』だ。1988年には大友氏自身が監督を務め劇場アニメ化された。マンガ史、アニメ史の中で欠かすことのできない、日本が世界に誇るSFの金字塔だ。 この『AKIRA』が、2021年に新たなかたちで人々の前に姿を見せることになった。19年春、ハリウッド実写映画版『AKIRA』がいよいよ本格的に製作に向かうことが決まった。 「企画はあるが実現しない」ハリウッド実写化の代表 実写映画化決定の最初の情報は、4月のカリフォルニア州政府機関のカリフォルニア・フィ
ハリウッドとの蜜月の終わり 2012年までにネットフリックスの最高経営責任者(CEO)のリード・ヘイスティングスと最高コンテンツ責任者(CCO)のテッド・サランドスは、ハリウッドとの蜜月の終わりを確信した。ネットフリックスを阻止するために、映画スタジオ大手は最新DVDのリリースを遅らせると同時に、デジタル配信権料の引き上げに踏み切ったからだ。 映画スタジオ幹部の1人はロイターの取材に応じて「われわれはネットフリックスについてすっかり勘違いしていましたね。数年前にデジタル配信権を売ったときには、いずれ脅威になるかもしれないなんてこれっぽっちも思っていませんでした」と語っている。 ハリウッドからのコンテンツ獲得が難しくなり、ライバル勢が同じデジタル配信という土俵に入ってくると、サランドスとヘイスティングスはコンテンツ予算の配分先をコンテンツ獲得からコンテンツ制作へシフトさせ始めた。 オリジナル
アーティストの音楽履歴書 第4回 [バックナンバー] 鬼龍院翔のルーツをたどる 「チャゲアスは天才、あんたには無理!」と言われた6歳 2019年7月4日 17:00 1545 56 × 1545 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 405 1036 104 シェア 毎回1人のアーティストの“音楽遍歴”を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにするこの企画。第4回はゴールデンボンバーの鬼龍院翔が答えてくれた。 取材・文 / 松永良平 初めて買った奥田民生の「イージュー☆ライダー」一番古い子供時代の音楽の記憶だと、とんねるずさんが歌番組で「がじゃいも」(1993年)を歌ってたことですね。CHAGE and ASKAさんは家族や親戚も好きで、家のCDコンポで聴いてた記憶があります。でも、6歳ぐら
2010年代のハリウッド映画を一言で表すならば、「MCUの時代」ということになるだろう。MCUとはマーベル・シネマティック・ユニバースの略称で、ディズニー傘下のマーベル・スタジオが製作する、マーベル・コミックを原作とする作品のこと。2019年7月現在、歴代世界興収トップ10の半分を占める5本が、2012年に公開された『アベンジャーズ』以降のMCU作品である。 「MCUの時代」が映画界にもたらしたのは、“ユニバース”という概念の導入だった。これまでのようなヒット作の続編や前日譚ではなく、それぞれの作品が独立性を持ちながら、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの各シリーズを交差して関わり合い、一つの長大なストーリーを語っていく。MCUはそのような映画の“ユニバース”化を大胆に推し進めて、世界中に膨大な数のファンを生み出してきた。現在では他のスタジ
参議院選挙公示日の前日、登壇している山本太郎代表の発表に会場に詰め掛けたれいわ新選組の支持者は度肝を抜かれた。いや、支持者だけではない。れいわ新選組の会見をツイキャス、ニコ動で見ていた視聴者全員も、私を含めてみなが耳を疑ったことだろう。 今年の参議院選挙から比例特定枠の制度が導入される。比例区は政党内で個人名の得票率が多かった順に当選するが、比例特定枠に指名された候補者はさらに上位となる。政党内での個人名の得票率が1番高かった候補者よりも上位に位置するということだ。その制度をれいわ新選組が活用することを表明したのだ。 私の記憶が正しければ、この制度が出来る時に山本代表は反対していたはずである。使えるものは使ってしまえという意気込みも、小気味がいいもので、ここまでならまだ想定の範疇であった。否定していた側が活用することで対立命題となり国民が比例特定枠の制度を改めて考える一助となる。しかしなが
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