■社会学者で立命館大大学院教授の岸政彦さん(53)は、作家としても大阪で暮らす人々を描いた哀感漂う作品を発表してきた。大阪に住み始めたのは関西大に入学した1987年。作家の柴崎友香さんと今年1月に出したエッセー集「大阪」では、当時のきらびやかな雰囲気を振り返りつつ「この三十年で完全に没落してしまった」と嘆いた。大学に入ったころはバブル真っ盛りで、とにかく景気が良かった。学生時代からジャズのベー
![「ごちゃごちゃ」こそが大阪 社会学者・作家 岸政彦さん 関西のミカタ - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f2e4faa1b52d8442a1f3817b4e747294063ba733/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO0345961001032021000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.52%26fp-y%3D0.3%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3Dc2f56b411b90c56a2a6a7c128612649b)
これまで3回にわたって分析してきた10年前のティーン向けファッション誌、STREET JACK 2010年10月号。 www.yamadakoji.com www.yamadakoji.com www.yamadakoji.com 今もよく見かけるこんな服装のオジサン さて、これまでの記事でもご紹介したように、今号の特集はビームス。その中の「ビームス力で上級コーデグレードアップ」というページを見たときに、気付いたことがありました。なんか、こんな服装のオジサン、2021年の今も結構見ませんか? 服装だけでなく、髪型などの全体的な雰囲気も、僕と同世代の40代の男性に多いような印象があります。 こちらのセレクトショップのコーディネート提案ページに出てくる服装も、休日の公園なんかで良く見かけます。 アラフォーオジサンが2010年のファッションをしている理由 ツイッターでも似たようなご意見が。 スカ
2020年、ポップミュージックを切り口に時代性と政治を考察する『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)を出版し、今、論壇から熱い注目を集めるコメカさんとパンスさんによるテキストユニット「TVOD」。 2021年1月、パンスさんが、『焼け跡派』に所収した「年表・サブカルチャーと社会の50年」の完全版を300部限定で出版。題して、『年表・サブカルチャーと社会の50年 1968-2020〈完全版〉』。政治・社会・犯罪・出版・音楽・芸能・アートなど、ジャンルを横断した出来事を、B1判ポスター4枚組という予想斜め上を行くフォーマットに盛り込んだ。その情報量は、50ページ超におよぶ『焼け跡派』の年表の、さらに数十倍にもなるという。いったい、年表に込められたこの熱量はなんだ。制作者のパンスさんを駆り立てる年表の魅力とはなんなのか?
板橋区・赤塚にある団地「光が丘パークタウンゆりの木通り北」にある、無印良品がリノベーションした部屋。 撮影:西山里緒 UR都市機構と無印良品は、両者が2012年から共同で手がけてきた団地リノベーションプロジェクト「MUJI×UR」の供給戸数が1000戸に達したと3月15日、発表した。 今後はさらに協業を深め、部屋のリノベだけでなく屋外広場や商店街などの団地共用部などにもその範囲を広げていくという。URと無印良品が今、タッグを強化する理由とは? ダンボールでできたふすまに、収納ゼロのキッチン。古めかしい木の枠組みが残された部屋の間仕切り。 その部屋の“攻めた”デザインは「本当に暮らしやすいのだろうか?」と不安になるほどだが、MUJI HOUSEの担当者は自信満々だ。 「テーマは『壊しすぎず、作り込みすぎない』。収納も間仕切りも、実際に暮らす方に編集していただくというのがコンセプト。逆に収納ナ
昨今のお笑い界に旋風を巻き起こしている“第7世代”。 だが、時には巷で「人気先行で実力がない」という厳しい意見も聞こえてくる。確かに経験豊富な中堅芸人と同じ土俵に立つひな壇では、その存在感に圧倒されてしまっている姿を見かけることも多い。しかし、その第7世代の中で「隠れた実力派」とささやかれているコンビがいる。それが、きつねだ。 きつねは昭和歌謡とサンプラーを使ったエレクトロニカル・ダンス・ミュージック(EDM)を掛け合わせた独自の「パリピ漫才」で注目を浴び、最近は『有吉の壁』(日テレ系)の番組内で生まれた「KOUGU維新」というキャラクター芸で一気に知名度をあげた。工具を擬人化したユニットによるダサかっこいいダンスと歌が人気となり、昨年末にはミュージカル公演まで行うなど、人気を博している。そんな2人に、「パリピ漫才」、「KOUGU維新」のネタができるまでを余すことなく直撃した――。(全2回
* * * * 【注意】本稿は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』、『エヴァンゲリオン』シリーズのネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。 * * * * 出発点であり、到達点ではない 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(以下『シン』)を観る前に、私が考えていたのは、ループでも並行世界でも続編でもぶん投げでもなく、ちゃんと「終わり」を見せてほしい、ということだった。作中の大人たちの行動と責任を、そして庵野監督の成熟と喪失を見てみたかった。何より作中のシンジ、レイ、アスカら子どもたちを解放してあげてほしかった。それに比べれば、作品として成功か失敗かは二の次に思えた。 2021年3月8日、公開初日の朝、劇場で『シン』を観終えた時、こう感じた。庵野監督は、可能なすべてに決着をつけていた。過剰な欲望の表現ではなく、成熟の道を選んでいた。これまでの『エヴァ』の物語に、登場人物たちの人生に
Microsoft、文字起こしアプリ「Group Transcribe」を公開 2021 3/16 Microsoftは3月上旬、対面での会議や会話のためのリアルタイムのテープ起こしと翻訳を提供する「Group Transcribe(グループ転写)」のiOSアプリをリリースしました。会議の参加者がそれぞれのデバイスで使用することができます。 メモを取らずに会議に集中できる優れもの 最先端のAI音声・言語技術を搭載したGroup Transcribeで、会話の参加者は共有セッションを開始し、それぞれが携帯電話のマイクを使用して、リアルタイムで誰が何を言ったかを示す、非常に正確なトランスクリプトをキャプチャできます。 会話の高品質な記録に自信を持つことで、ユーザーはメモを取る必要がなくなり、会話そのものに注意を集中させることができます。トランスクリプトは、共有したり、再配置も簡単に行う
「来年は武道館」宣言を自ら撤回 新潟というホームを前面に押し出す アイドルの枠を超えた生き方の魅力 新潟を拠点に活動するアイドルNegicco(ねぎっこ)は、まもなく結成18年を迎える3人組のローカルアイドル(ロコドル)だ。アラサーとなった全員が結婚したが、ソロ活動も含め、これまで通りアイドルの活動を続けていることも最近、話題になった。アイドルのファン界隈は殺伐としてもおかしくないところ、夫となったバンドメンバーのライブに、有志が祝い花を贈るなど、3人を変わらずに見守るほんわかした空気に包まれている。彼女たちの何が、ファンを惹きつけるのか。(朝日新聞・永井真紗子) 「来年は武道館」宣言を自ら撤回 Negiccoの良さはいくつもあるが、キーワードとなるのは、ひたむきさ、素朴さ、柔軟さ、というところだろうか。 ひたむきさ、を一番感じたのは、16年夏のNHKホールでのコンサートの一幕。リーダーの
YOASOBIの「THE FIRST TAKE」の配信が、先月に続き大きな話題になっています。 2月に「THE FIRST TAKE」で公開されたYOASOBIの「群青」の配信は、公開時の同時視聴数がチャンネル史上最多の約13万人となり、すでに再生回数も1400万回を超え、注目されていました。 そして、今回は3月10日に、テレビアニメ『BEASTARS』第2期のエンディングテーマとなっている「優しい彗星」を配信開始。 まだメディアでは披露されていなかったYOASOBIの楽曲が、「THE FIRST TAKE」で初めてパフォーマンスされるという話題性もあり、YouTubeの急上昇ランク1位にもなった模様。 すでに、公開3日で再生回数は360万回を超えています。 去年のコロナ禍でも話題になったYOASOBIYOASOBIの「THE FIRST TAKE」といえば、昨年の5月の緊急事態宣言下に公
「このカフェを知らずして、京都のカフェを語るなかれ」。閉店から10年たった今でも、カフェ好きのあいだでそう語られるほどに、唯一無二の存在感を放っていた名店「cafe Doji(以下、Doji)」。 雑誌『オリーブ』1998年9月号の特集「決定!’98年オリーブ・カフェ・グランプリ」で全国1位に選ばれた、カフェブームの牽引者とも言える伝説の店である。 カフェブームの象徴とも言える、雑誌『オリーブ』のカフェ・グランプリで1998年の1位となったDoji。 そしてもうひとつ、京都におけるデザイナーズカフェの立役者ともいわれた店が、2019年に惜しまれつつも閉店を迎えた。その名は「efish」。 Appleのインダストリアルデザイナーとして数々の商品を担当したことでも知られる、西堀さんが主宰するカフェだ。その洗練された空間、鴨川を眺められる最高のロケーション、充実したメニューが多くの人に愛されてき
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