昨年6月に公開された映画『怪物』。是枝裕和さんが監督を務め、カンヌ国際映画祭では坂元裕二さんが脚本賞を受賞するなど高く評価された。一方、「クィア」をめぐる表現や発信のあり方について当事者たちから批判…
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22歳11カ月での横綱昇進――天賦の才に恵まれ、将来を嘱望された双羽黒こと北尾光司は、なぜ優勝未経験のまま角界を去ることになったのか。付け人の集団脱走、ちゃんこの味をめぐっての言い合い、そして失踪……。トラブルメーカーと伝えられた“消えた天才横綱”の知られざる素顔に迫った。(全2回の1回目/後編へ) 入門当初から「末は大関、横綱間違いなし」 この男が力士人生を最後まで余すことなく全うしていたら、昭和末期から平成にかけての相撲史も大きく変わっていたことだろう。おそらく千代の富士の優勝回数も激減し、のちに横綱となる“若貴兄弟”や曙らの出世も遅れていたかもしれない。横綱・双羽黒の志半ばにしての“廃業”はつくづく惜しまれる。 三重県津市出身の双羽黒こと北尾光司は、地元の小中学校を卒業後の1979年(昭和54年)春場所、立浪部屋から本名で初土俵を踏んだ。15歳ですでに身長195センチ、体重110キロ
『パラサイト 半地下の家族』(2019年)をはじめ、優れたエンターテイメント性とシリアスな社会性を巧みに両立させる作品群が注目される韓国映画界から、ふたたび新たな野心作が届けられた。 映画『ビニールハウス』は、ソウル郊外のビニールハウスに暮らしている家政婦兼訪問介護士のムンジョンが、勤め先で認知症の老女を世話していたところ、思わぬ悲劇に見舞われる物語。老女の夫が盲目であることから、ムンジョンは事態の隠蔽を試みるが、彼女の運命は坂道を転がり落ちるように取り返しのつかない方向へと向かってゆく……。 予測不能のサスペンススリラーであり、同時に経済格差や介護といった現代の問題にも踏み込んだ本作は、『第27回釜山国際映画祭』で3冠を獲得。また、韓国では劇場公開後1週間で観客動員数1万人を突破した。 監督・脚本・編集は、本作が長編映画デビューとなった1994年生まれの新鋭イ・ソルヒ。自らの家族関係から
1998年8月8日、七冠制覇をその2年前に達成した羽生善治を瞠目させた棋士が29歳で早世した。「消えた天才」の村山聖八段(追贈九段)である。その壮絶な棋士人生について、公式戦で対局経験のある田丸昇九段が振り返る。第1回は難病にかかって死と隣り合わせの少年時代、名人を目指して奨励会に入会するまで――。※敬称略。棋士の肩書は当時<全3回の第1回/第2回、第3回も配信中> 村山聖は1969年(昭和44)6月15日、父親の伸一、母親のトミ子の第3子の次男として、広島県安芸郡府中町で生まれた。父親は尊敬する聖徳太子の一字を取り、聖(さとし)と命名した。 村山は両親と兄姉の愛に育まれ、幼少期を健やかに過ごした。野山で遊ぶのが大好きだった。ところが、4歳の頃から原因不明の高熱にたびたび襲われた。近所の医者の診断は風邪で、通院して薬を服用すると治った。その1年後、父親は村山の顔が膨れ上がっていることに驚い
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アミン・アッバス ドバイ:中東を何度も旅した日本人作家の白河清兵衛さんは、その文化に触発されて『ライラさんと学ぶアラビックコーヒー』というタイトルの自費出版漫画を描いた。 この漫画は同人誌であり、特定の読者に向けた自費出版作品である。清兵衛さんの同人誌は、日本のビデオゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」のキャラクターをモデルにしている。ゲームシリーズでは、ライラはドバイ出身の金持ちの娘。彼女はアイドルとして活動するために日本に移住する。 「実際にゲームをプレイすると、UAEに対する日本のイメージが盛り込まれていると感じる」と清兵衛はいう。 「そこで、ライラさんがマジュリスやアラビックコーヒーについて説明すれば、(ライラさんが好きな)プレイヤーは、さらにUAEやライラさんの出身地であるドバイに興味を持つのではないかと考えました」と付け加えた。 清兵衛さんは2008年、ビジネスイベン
映画『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』より (c)TBS この記事の写真をすべて見る なぜ、社会への発信を強めていったのか――。この20年余りの坂本龍一の活動をまとめたドキュメンタリー映画が公開される。 【写真】坂本龍一さんの別カットはこちら * * * 音楽家・坂本龍一がこの世を去り、あっという間に1年が過ぎた。 Yellow Magic Orchestra(YMO)での世界的ブレイク、ソロアーティストとしての活動やプロデュースワーク、映画「ラストエンペラー」の劇伴で日本人初のアカデミー賞・作曲賞を受賞するなど、その功績は今更言うまでもない。“教授”の音楽はこれからも世界中のリスナーを魅了し、数多くのアーティストに影響を与え続けることになるだろう。 坂本は精力的な音楽活動を継続する一方、社会的な問題にもコミットし続けた。2012年の原発反対派の集会に参加した際
[プレイレポ]デッキ構築ローグライト×ポーカーの新感覚ゲーム「Balatro」の中毒性がヤバイ。激熱コンボを決めて脳汁を出そう 編集部:ルネ あなたは,今密かな話題を呼んでいるデッキ構築型ローグライト「Balatro」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One)をご存知だろうか? 本作は2月21日に発売された比較的新しいゲームなのだが,10日間で50万本を売り上げており,Steamでの評価も「圧倒的に好評」を得るなど,とくに海外で人気となっているようだ。 筆者も「どれどれ」と味見をする気持ちで本作に触れてみたのだが,なるほど確かにこれは面白い。ちょっと触るだけのつもりが気づけば深夜になってしまう時間泥棒ゲームで,暇な時には一日中やっていたい気持ちになる中毒性の高さであった。 そんな「Balatro」だが,PC
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ゲーム人生酒場第2回(後編)オープニングトーク 喜多山氏: というわけで第2回目のゲーム人生墓場……あの…酒場!墓場じゃないや、酒場!(笑) 會津氏: は、墓場……(笑) まあ、まあ、まあ……はい。 喜多山氏(ほろ酔い): ……という番組になります、よろしくお願いします。 會津氏: よろしくお願いします。 『ぎゃる☆がん』そして『ガンヴォルト』へ。自社パブリッシュにいたるまでの道このパートから視聴する場合はこちらから! TAITAI: 下請けを受けているデベロッパーさんが、新しい企画を自分たちでやるとか、自社パブ(自社パブリッシュ)をやるって相当難しいなと思ってるんです。 會津氏: はい。 TAITAI: これまで会った皆さんも仰るんだけど、やはり、組織も下請けに最適化されてきて、人材も言われたことをやる方向に最適化されていくので、じゃあ、いざ自分たちで「一個オリジナルを作るよ」って時に、
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