『ツレがうつになりまして。』の漫画家・細川貂々ほそかわてんてんさんと、如来寺住職で宗教学者の釈徹宗しゃくてっしゅうさん。実は「生きベタ」な二人が、これまでの人生から編み出した、「生きづらさを軽くする方法」をまとめた本が刊行されました。今回、その『生きベタさん』から、序章を丸ごとお届けします。 「強制されるのがイヤ!」地獄だった幼稚園 釈 貂々さんが、「生きづらいなあ」と思い始めたのはいつ頃ですか? 貂々 幼稚園のときです。行くのが辛いし、なにかと強制されるのがイヤでした。もう、お弁当の時間なんて地獄でした。 釈 なんと! 地獄とはすごいですね。しかし、それはまた何があったんですか? 貂々 お昼のお弁当で、お米を食べるのがイヤだったんです。ウチの家では、炊飯器で炊いたお米をそのままにしていたんです。時間が経つと、だんだん臭くなる。しかも、それをお弁当にして持っていくわけです。私
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