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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (7)

  • SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿

    2012/1/169:46 震災後の日社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)刊行記念イベント   ―― 小熊英二・古市憲寿対談 / 2011年11月18日東京堂書店(構成 / 宮崎直子・シノドス編集部) 「3.11で社会は変わった」という言説に根的な疑問を投げかけ、震災後の若者たちの反応は「想定内」だった、と喝破した若き社会学者・古市憲寿さん。人は自分がリアルタイムで経験した事件を過大評価しがちである、と指摘する小熊英二さん。この両者が古市さんの新刊『絶望の国の幸福な若者たち』で提示された「震災後」の論点に検討を加え、「当に震災後に日社会は変わったのか」改めて語ります。はたして今、研究者は何ができるのか——。(東京堂書店HPより) 絶望の国の幸福な若者たち 著者:古市 憲寿 販売元:講談社 (2011-09-06) 販売元:Amazo

  • SYNODOS JOURNAL : 宇野常寛インタビュー(3) ビッグ・ブラザーからリトル・ピープルへ、社会への想像力を拡張するために

    2011/8/2013:4 宇野常寛インタビュー(3) ビッグ・ブラザーからリトル・ピープルへ、社会への想像力を拡張するために ■放射能という「みえない脅威」がぼくらの日常を半歩ずらしていく感覚 もちろん、これはゲームにかぎった話ではない。アニメで考えても80年代のアニメブーム時は昔の「ガンダム」のような架空年代記ものや、「ナウシカ」「AKIRA」のようなハルマゲドンものがシーンの中心にあった。これらは(革命を失った)若者たちに「大きな物語」を保証するファンタジーとして受容されていたと思うんですよね。のちのオウム真理教への影響ひとつとっても。しかし、現代において同じ位置にあるのは学園的な日常にファンタジー要素が入り込む作品やいわゆる「空気系」とか「日常系」とか呼ばれる作品群になっている。 そしてこの「拡張現実」をキーワードに新しい「政治と文学」の関係を記述できるんじゃないのかというのが、こ

  • SYNODOS JOURNAL : 『ブラック企業』著者、今野晴貴氏に聞く ―― ブラック企業 〜 この、とんでもない妖怪に立ち向かうために

    2012/12/259:0 『ブラック企業』著者、今野晴貴氏に聞く ―― ブラック企業 〜 この、とんでもない妖怪に立ち向かうために 超大手衣料品メーカX社。「グローバル展開」を売りにし、就活生からも人気が高い。内定者にも有名大学出身者が集まる。そんな優良企業に内定を決め、就活エリートとなったAさん。希望に胸を躍らせ入社してみると、そこに待っていたのは不条理な研修と過酷な労働環境であった。残業続きで寝不足の彼女は、遅刻することを避けるために床で寝る日々。とうとう精神疾患に陥り退社することになる……。 若者の心身が擦り切れるまで労働させ、働けなくなると使い捨てる「ブラック企業」。就活難を乗り越えても、さらなる困難が若者を待ち受けている。そんなブラック企業が蔓延る日社会に、警鐘をならす人物がいる。 NPO法人POSSEを立ち上げ、1000件以上の労働相談に関わる今野晴貴氏。今年11月に「ブラ

  • SYNODOS JOURNAL : 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美

    2012/9/2811:0 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美 アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 著者:児玉 真美 販売元:生活書院 (2011-10) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分

  • SYNODOS JOURNAL : 文化系による文化系のための経済学の考え方入門 栗原裕一郎

    2012/8/79:0 文化系による文化系のための経済学の考え方入門 栗原裕一郎 ■はじめに この8月に、ちくま新書から、早稲田大学政治経済学術院教授の若田部昌澄氏との共著『当の経済の話をしよう』が出版されます。 「Webちくま」で昨年6月から1年間連載した「よりよく生きるための経済学入門」を加筆修正の上、改題したもので、若田部さんが先生役、わたくし栗原が生徒役になって——「役」というかそのままなのですが(笑)——、講義形式で経済学の基礎を学んでいこうという趣旨の入門書です。 「文化系(≠文科系)」というのは一種のバズワードで、これと明確な定義があるわけではありませんが、映画音楽・文芸・演劇・アート・マンガ・アニメといった文化芸術、および文学・哲学・社会学・文化研究・歴史学・民俗学といった人文学的な学問に志向や嗜好を持つ人々をカテゴライズした言葉、といったところでしょうか。 昔から「体

  • SYNODOS JOURNAL : 宇野常寛インタビュー(1) ビッグ・ブラザーからリトル・ピープルへ、社会への想像力を拡張するために

    2011/8/2012:58 宇野常寛インタビュー(1) ビッグ・ブラザーからリトル・ピープルへ、社会への想像力を拡張するために 東日大震災という経験をいかに描くか。3.11以後、さまざまな報道関係者や専門家が、多くの懐疑のまなざしを向けられながらも、その問いとの格闘をつづけている。もちろん、山積みとなった社会問題の解決策を提示する作業がすみやかに求められる一方で、「いまはどのような社会であり、これからどのような社会を生きるべきか/作るべきか」という「想像力」のあり方もまた、つねに研鑽されなくてはならないものだ。評論家・宇野常寛氏はデビュー以来、数多のコンテンツ分析などを通じて、「想像力」の変遷を描いてきた。その宇野氏は3.11以降、何を思考しているのか。『リトル・ピープルの時代』刊行に合わせ、インタビューを行うことにした。■日のポップカルチャーにこそ21世紀的な問いがある ――『リト

    akihiko810
    akihiko810 2011/08/20
    >「いま、ここ」に留まったままゲームのルールを書き換えるための想像力の行使 表現がコミュニケーションの一部になっている
  • SYNODOS Blog : 【メディア批評】あなたは電子書籍にどのような「夢」を抱くか 荻上チキ

    2010/07/2800:01 【メディア批評】あなたは電子書籍にどのような「夢」を抱くか 荻上チキ 米Amazon.comが7月19日に、「電子書籍の販売数がハードカバーの販売数を上回った」と発表した。電子書籍の普及について考えるために、非常に参考になるニュースである。http://synodos.jp/mail-magazine/sample)。そこでは、電子書籍化は望ましいことだが、「出版社が不要になる」といったいくつかの論調は、実態に反し現実的ではない、と指摘した。というのも、電子書籍が「出版事業」である以上、企画や宣伝、その他数多くの実務の面で、著者以外の第三者が担った方が優位なタスクが多くあるからだ。 とはいえ、電子書籍そのものは将来性のある市場であることは間違いない。いまだ「決め手」となるプラットフォームやビジネススキームは登場していないものの、水面下ではあちこちで「新規電

    akihiko810
    akihiko810 2010/08/08
    絶版書籍を電子化することのメリットと障害
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