ホーム インタビュー 『8番のりば』開発者インタビュー。なぜ新作は『8番出口』とは大きく異なるゲームデザインになったのか、「8番ライク」に影響を受けることはあるのか 全記事インタビュー
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個人ゲーム開発者のパルソニック氏は6月14日、『鏡のマジョリティア』をPC向けのフリーゲームとして公開した。同氏のBOOTHから無料でダウンロード可能となっている。 『鏡のマジョリティア』は、カードゲームのルールや用語を推理してバトルに勝ち続ける、暗中模索カードゲームである。本作の舞台は、カードゲーム「マジョリティア(魔女の布陣)」が流行している世界。主人公のタイガは、「マジョリティア」について何も知らない少年だ。 #スーパーゲ制デー 『用語』も『ルール』も知らないカードゲームで無限に勝ち続けるフリーゲーム『鏡のマジョリティア』を作っています。 試行錯誤系の謎解きゲームです。正気の沙汰じゃない。#GodotEngine 動画は現在開発中のPV。今月、公開予定です。 (Twitterだと文字が小さいので拡大推奨) pic.twitter.com/t3vZ1rIHIm — ぴーさん@配信閲覧&
インディー開発者のコタケクリエイト氏は6月2日、『8番出口』『8番のりば』と手がけてきた「8番シリーズ」について、この2作にて終了する予定であることを明らかにした。 『8番出口』は2023年11月に、そして『8番のりば』は先日5月31日にPC(Steam)向けに発売。コタケクリエイト氏は、これらの作品の前にホラーアドベンチャーゲーム『STRANGE SHADOW』を発表しており、次は同作のリリースを目指すという。 『8番出口』は、無限にループする地下通路からの脱出を目指す短編ウォーキングシミュレーターだ。プレイヤーは、同じ光景が繰り返される通路を歩くなかで、異変を見つけたら引き返し、異変が見つからなかったらそのまま進む。そうすることでやがて8番出口にたどり着き脱出できるが、異変を見逃して進むと出口までの進捗がリセットされてしまう。 『8番のりば』は、『8番出口』の続編として開発された短編ウ
ホーム インタビュー 『ヒラヒラヒヒル』シナリオライター瀬戸口廉也氏インタビュー。作品には鬱ゲーというラベルではなく、バイアスなしで触れてほしい。経歴や創作へのスタンスについて訊いた 全記事インタビュー
ホーム レビュー・インプレ 『Rise of the Ronin』レビュー。スタジオ歴代最高峰のアクションゲームだが、オープンワールドとしてはまだ周回遅れ 「継続は力なり」という言葉がある。国産「死にゲー」開発スタジオとして著名になったTeam NINJAが『仁王』の時代より続けてきたことは、幕末の時代を迎え、1つの到達点を迎えた。だが新たな試みとなるオープンワールドの構築とその活用については上手くいっていない。『Rise of the Ronin』は間違いなく同開発スタジオにおける歴代作品の中で最高のクオリティを誇っているものの、ゲーム全体の歴史からすると、周回遅れの状態にある。なんとも形容しづらい作品である。 『Rise of the Ronin』は3月22日発売のオープンワールド・アクションRPGである。対応プラットフォームはPlayStation 5。価格は通常版が8980円(税込
カプコンは今月3月22日に『ドラゴンズドグマ 2』を発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。 前作『ドラゴンズドグマ』は、2012年にPS3/Xbox 360向けに発売されたゲームだ。リリース当時、国産タイトルとしては珍しいオープンワールドを採用したファンタジーアクションRPGであった。自由度の高い攻略アプローチやポーンシステムを代表とする緩やかなオンライン要素にダイナミックなアクションなど、独自の要素が持ち味となっていた。本作『ドラゴンズドグマ 2』は10年以上を経て打ち出される『ドラゴンズドグマ』のナンバリング続編となる。 そんな『ドラゴンズドグマ 2』の開発がスタートした経緯、および本作での新要素や特徴についてプロデューサー平林良章氏とディレクター伊津野英昭氏にうかがった。オープンワールドを採用する作品も増えている昨今において、
ホーム 全記事 コラム 今年のつらいゲームの思い出を清算。AUTOMATONライター陣が打ち明ける、2023年の「ゲーミング・トラウマ大賞」 今年2023年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第3弾。“人生楽ありゃ苦もあるさ”は、ゲームにおいても同じ。犯してしまった失敗、名状しがたい恐怖、リアルに困ってしまう失策。本記事では、弊誌ライター陣によるゲームにおける今年のトラウマエピソードを紹介していこう。もし同じ傷を抱えた読者がおられれば、その痛みをそっとしまい込み、新年を迎えようではないか。 「偽りのゴールド免許」 『Euro Truck Simulator 2』 開発元・販売元:SCS Software 対応機種:PC 今年の春、筆者は二度目の免許更新を行い、初のゴールド免許を取得した。毎日とはいわないが車に乗っている時間は多い筆者は、普段こそ注意散漫であるが、運転中は違反・事故のない
『スーパードンキーコング』シリーズの人気曲を手がけた、元レア社所属の作曲家デビット・ワイズ氏(以下、ワイズ氏)。そんなワイズ氏を好き過ぎるあまり、イギリスまで行った芸人コンビが今話題となっている。そのコンビとは、カミナリだ。カミナリは5月13日、自身のYouTubeチャンネルにてワイズ氏とのインタビュー動画を投稿したのだ。 カミナリは、石田たくみ氏(以下、たくみ氏)と竹内まなぶ氏(以下、まなぶ氏)によるグレープカンパニー所属のお笑いコンビ。茨城県鉾田市出身の幼馴染同士で、M-1グランプリ2016、2017にてファイナリストに進出。すっとぼけるまなぶ氏に、激しく叩き叫ぶたくみ氏。訛りの強い軽妙なやりとりを、見たことがある人も多いだろう。現在テレビ番組などで著しい活躍をする2人だが、今盛り上がっているのは彼らのYouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」だ。 カミナリの記録映像は「カミナリの
HoYoverseによる新作RPGであり、「崩壊」シリーズの最新作でもある『崩壊:スターレイル』が配信され現在人気を博している。だが蓋を開けてみれば、その中身が同社の人気タイトルである『原神』と酷似していることに気づく。多様な装備品と戦闘用スキルの成長で構成されたキャラクターの育成システムや、さまざまな登場人物と莫大な背景情報のシナジーでもって形成される壮大な物語。そして「結果」ではなく「過程」を楽しむ特異性。戦闘システムにターン制のコマンド入力方式を採用していることを除けば、『原神』と『崩壊:スターレイル』、両者の姿と作品の核はまるで双子のように似通っている。ではなぜ、すでに人気を獲得している作品と中身がそっくりなゲームをHoYoverseからもう1本出す必要があったのか。この事実にはどういった意味があるのか。本稿は『崩壊:スターレイル』が生まれた理由とそれがもたらす影響について考察する
赤野工作(以下、赤野)氏: 作家の赤野工作と申します。模範的工作員同志という名前で活動していて、ニコニコ動画で配信したりしていました。今いる人の中では僕はKOTYに関して最古参だと思うので、いろいろお話しできるかなと思います。話始めに言うのもなんですが、自分はKOTYアンチです。KOTYに対してはようやく終わってくれたかという気持ちが半分、こんな形でお前は終わってしまうのかと、好敵手の老いを見るような悲しさ半分。非常に複雑な気持ちで今この場におります。今日は感傷的な語りが多くなるかもしれないですが、よろしくお願いします。 ──ありがとうございます。赤野さんはKOTYに対してはかねてからアンチというスタンスを強調されていますよね。一方で、ラー油さんのKOTYに対するスタンスをお聞かせいただけますでしょうか。 ラー油氏: スタンスとしては中立です。KOTYなんてものはどこまでいっても内輪ネタな
『LoveChoice 択愛』は、高難度恋愛アドベンチャーゲームだ。ゲームはいくつかのチャプターに分かれており、それぞれ主人公や取り巻く状況は異なる。いずれにしても、プレイヤーは「相手と良い関係を構築する」ことを目指すことになる。会話をかわしたり、デート時にお店を手配したり、あるいは相手の愚痴を聞いてあげたり。パートナーあるいはパートナーになりそうな相手とのコミュニケーションを介して、関係を構築。そうした交流の結果がエンディングに反映される。そのため、エンディングのパターンも非常に多い。なおゲーム内は日本語表示に対応している。 『LoveChoice 択愛』の特徴は、そのシビアさだ。恋愛ゲームの温度感としては、かなり現実に近い。いきなり声をかければ怖がられるし、愚痴に対してあまりに直球の返答をしてしまうと嫌われる。手のつなぎ方を間違えるとムードがないと言われる。あるいは、正しいと思って引き
今年2022年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第3弾。年末最後の企画となる本稿では、1年の総括として各ライターの個人的なゲーム・オブ・ザ・イヤーを紹介する。2022年も数多の素晴らしいゲームが発売された。そのうち、ライターごとの個人的なベスト作について語ってもらった。 『ローグ・レガシー2』 ――プレイヤーの納得感を生む丁寧な仕事 開発元・販売元:Cellar Door Games 対応機種:PC/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 『ローグ・レガシー2』は、メトロイドヴァニア要素のあるローグライト・アクションゲームだ。プレイヤーはとある一族のひとりとなり、モンスター蔓延る広大なランダム生成ダンジョンの攻略に挑む。道中で死んだ場合は、それまでに獲得した強化要素を失い最初からやり直し。ただし、前回プレイで得たお金や資源は持ち越され、恒久的
ホーム インタビュー マイペース老舗ゲームメーカー・ケムコに近況を訊いた。最近売れているゲームや、大作化しつつあるゲーム開発で気をつけていること パブリッシャーのケムコ(株式会社コトブキソリューション)は8月31日、ゾンビサバイバルRPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』を発表した。『428 〜封鎖された渋谷で〜』などで知られるゲームクリエイター・イシイジロウ氏が企画・原案・監修、『旅かえる』のヒットポイントが開発を手がけるという、異色の組み合わせが注目の作品だ。 老舗RPGパブリッシャーという印象のあるケムコだが、現代においてもなおコンスタントに作品をリリースし続けているゲーム会社でもある。2022年に入ってからPC向けの作品だけでもすでに11本の新作・移植作をリリースし、今後もケモミミSRPG『クロステイルズ』など新作が多数控えているというハイペースっぷりだ。今年9月に開催された東京ゲームシ
ホーム ニュース 『スーパーマリオメーカー』自作の超難易度コースに約7年間挑んだ作者、ついに自分を乗り越える。しかし世に出なかった地獄 『スーパーマリオメーカー』にて自作の「超高難易度コース」に約7年間挑み続けたプレイヤーが、ついに地獄めいたコースを制覇したようだ。GamesRadar+が伝えている。 『スーパーマリオメーカー』は、Wii U向けに2015年に発売された横スクロールアクションゲーム。さまざまなパーツを組み合わせてオリジナルのコースを作成できるのが特徴となる。過去作のグラフィックを再現可能なスキンが複数収録されており、ドット絵または3Dグラフィックで思い通りにコースを作成可能。作ったコースは他者と共有可能で、コースを遊んだり評価したりすることができる。2019年には後継作となる『スーパーマリオメーカー2』がNintendo Switch向けに発売されている。 Image Cr
第26回参議院議員通常選挙で国会議員に当選した赤松健氏が、過去に発売・配信されたゲームの保存に強い意欲を見せている。同氏は7月13日、自身のTwitterにて「『プレイ可能な状態での、過去のゲームの合法的保存』について、専門家で選抜チームを編成して乗り出すことになった 」と投稿。レトロゲームなど古いゲームコンテンツのアーカイブ化に本格的に取り組んでいることを述べた。 昨日は20時から、デジタルアーカイブ学会法制度部会のデジタル著作権PT。 「プレイ可能な状態での、過去のゲームの合法的保存」について、専門家で選抜チームを編成して乗り出すことになった。失われゆく古いコンテンツのアーカイブ&利活用は、私が強い熱意を持っている分野。これは成功させたい。 — 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) (@KenAkamatsu) July 13, 2022 赤松氏は「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの
カプコンは6月3日、「State of Play | 6.3.2022」にて『ストリートファイター6』の最新情報を発表した。新たなシステムに新たなゲームモード、新情報づくめのなか、ある要素が一部ユーザーの注目を集めている。リュウの乳首である。 リュウは、『ストリートファイター』シリーズの看板キャラクターだ。最新作では、春麗と共に過去作から装いを大きく変えており、濃いヒゲと逞しい肩幅が光る。そして新作では、リュウの乳首もまたキャラのアイデンティティとしてアピールされているようだ。 リュウといえば、過去作でも上半身裸を見せてきた。たとえば、前作におけるキャラクタースキンのひとつ「戦闘服1」は、リュウのあらわな上半身を堪能できる。そのほか、シリーズにおけるバリエーションとしては殺意の波動に目覚めたリュウもまた裸を見せつける機会のひとつ。とはいえ、宣伝などではこれらの姿は全面に押し出されていない。
ホーム ニュース 「配信者は人気ゲームに乗り換えた方が視聴者数は増えるのか?」統計から分析する論文が公開。ゲーム論文大賞2022、優秀賞に選ばれる 株式会社メディアクリエイトは4月18日、「ゲーム論文大賞 2022」の受賞者を発表した。優秀賞として、配信技術研究所株式会社(以下、配信技研)および中村鮎葉氏の共著「国内ゲーム実況ライブ配信におけるチャンネルのコミュニティ的性質の統計分析」が選ばれた。 ゲーム論文大賞 2022は、2021年8月から今年1月にかけて募集された懸賞論文募集。ゲーム産業に携わる個人・グループを対象に、コンシューマー、PC、モバイル、経営論、e スポーツ、ゲーム実況、社会経済への影響などを広くテーマとして募集した。結果として、今回の募集で大賞は該当作なし。優秀賞として、配信技研および中村鮎葉氏の論文が選ばれた。 配信技研は、インターネットライブ配信技術を開発する国内企
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