2007年に公開されて以降の10年間、池袋シネマ・ロサで8月になると公開されてきたドキュメンタリー映画『童貞。をプロデュース』。監督を務める松江哲明さんは『童貞。をプロデュース』のあとも、精力的に作品を作り続け、最近ではテレビ東京系列で放送された『山田孝之のカンヌ映画祭』や『映画 山田孝之3D』も話題になり、“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”でも6月にインタビューを行った。 そしてこの夏、『童貞。をプロデュース』が公開10周年を迎え、ついに池袋シネマ・ロサでの連続公開を終えることになったという。DVD化されておらず、劇場でしか観ることのできないこの作品の、貴重な上映機会を前に、松江哲明監督にインタビュー。 『童貞。をプロデュース』という作品を通じて、童貞という言葉の10年での変化や、自分や社会の変化、はたまた“好きなことで生きていく”ことの怖さなどを語ってもらった。そして