インストバンド・SAKEROCKのリーダーとして人気を博し、役者としても大人計画での活動や『ゲゲゲの女房』への出演、さらには文筆、映像プロデュースなど、マルチな才能に注目が集まっている星野源。一見、ほんわかとして、不器用にすら思える彼が新たに踏み出した領域は、ボーカル曲を中心とした初のソロ・アルバム。「恥ずかしい」と言いながらも、素直な気持ちで綴った15曲を収めた『ばかのうた』は、やさしくて、切なくて、聴いているこちらまで素直な気持ちにさせてくれる、不思議な力を持った作品だ。そんな今作について、ソロとしての活動について、星野源の人柄がにじみ出たインタビューをどうぞ。 (インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作) 本当は「歌いたい」って言いたかったんですけど、結局言えないまま、なんとなーくインストバンドに(笑)。 ―星野さんが最初に音楽に興味を持ったのはいつ頃だったんですか? 星
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