青山学院大学大学院国際マネジメント研究科・須田敏子教授インタビュー(後編) 「良いお母さん」のレベルが高い日本 須田敏子教授が語る、女性が働きやすい社会への提言 >>前編(「専業主婦にはリスクがあると知るべき」 青学・須田敏子教授が語る、女性が働くことの意味)から続く…… 税金をみんなが払わなければ高福祉はあり得ない ―― 一方で、「子どもが小さいうちは、母親は家にいるべき」「そのためには、働く女性を増やすのではなく、専業主婦をまかなえるだけの給与を企業が男性に支払える経済状態にするのが先決」という声も耳にします。 須田敏子教授(以下、須田):まず、母と子どもだけの関係がずっと続くのは良くないという研究結果があり、早い段階から子どもを外に出して、いろいろな人の気持ちに配慮することを学んだ方がいいという研究結果もあります(※)。国際競争の激しいいま、多くの男性社員に一家を賄える賃金を支払える
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