「鼻腔共鳴」と「軟口蓋」の話。 - 烏は歌う 過去にこんな記事を書いたのですが、久々に見返したら紹介した図が消えてまして、その辺を補足しとかなきゃなーと思って雑な図で描き殴る系エントリ。 軟口蓋のおおざっぱな構造と働き 赤い部分が軟口蓋。 こんな感じで、力の抜けた状態だと、鼻腔と口腔が奥のほうでつながって、鼻呼吸ができる。 力を入れると、下のような「軟口蓋の上がった状態」になり、鼻腔と口腔の接続が切断されます。 軟口蓋というのは鼻と口の接続を断つことで、「口から鼻へと逆流してはいけないものが逆流するのを防ぐ」のが本来の仕事です。 口から摂った食べ物や飲み物が鼻に抜けてしまうと大変なのでそれを防いだり、あとは嘔吐するときに吐瀉部が鼻に入るのも辛いのでそれを防いだり。 発声時は、基本的に「口から息を吐き出しつつ声を出す」ことがほとんどですので、身体の構造的には「軟口蓋を上げる」といい場合が多い
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